新年の挨拶と今後の目標（ヘルシーエイジングの達成）

日頃より、当院をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

開院以来、慢性疾患（慢性腎臓病、高血圧、糖尿病など）の予防・重症化を防ぐことと、医療を通じてプレゼンティズムの改善と生産性向上を目標に掲げ、そのための取り組みを進めてまいりました。

具体的には、以下の２点に焦点を当てています。

1. 患者様が医療機関にアクセスしやすい環境整備：オンライン診療、薬の配送、土日祝の営業
2. 投薬だけでなく生活習慣の改善や行動変容への支援：栄養カウンセリングなど

 

今後、更なる充実を図るべく、以下の方向性に力を注ぎたいと考えています。

• ヘルシーエイジングの達成
  • ヘルシー・エイジングは、身体的、精神的、および社会的な機能を保ちながら自律した生活を送ることを指します。
  • アンチエイジング医学が発展する中で、単に外観だけでなく、内面的にも健康でありつづけることが重要です。
  • アンチエイジングではなく、ヘルシーエイジングを提案してまいります。誰もが年をとりますが、病的な老化ではなく健康的な加齢を目指す、それがヘルシーエイジングです。

当院が提供できるヘルシーエイジングの方法は２ステップに分かれています。

1. 必要な検査の実施
   • 保険診療ではカバーできないが健康的な加齢を目指すために必要な検査を行います。
   • 具体的には、遅延型アレルギー検査、尿中エクソソーム検査（がん早期発見）、テストステロン値測定、酸化ストレス、慢性炎症の測定、頸動脈エコー検査、脳ドックなどが含まれます。
2. 生活習慣の改善と提案
   • 病的にはいたっていないけれど、将来的な病的な加齢を防ぐために、生活習慣の改善、サプリメントや点滴療法（高濃度ビタミン点滴、幹細胞上清など）を提案してまいります。

今後も患者様一人ひとりに合わせた最適なサポートを心がけ、健康で充実した生活をサポートしてまいります。何かご質問やご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。

 

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参考記事

■遅延型アレルギー検査

■尿中エクソソーム

■幹細胞培養上清液　点滴

■男性更年期障害（検査、治療）

■自費検査、治療

■ヘルシーエイジングについて（外部記事、WHO）

 

記事作成：天野　方一（イーヘルスクリニック新宿院　院長）
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院（Harvard T.H. Chan School of Public Health）に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士（公衆衛生学）の資格を有する。