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新型コロナウイルスに感染すると3人に1人ほどの割合で後遺症を自覚することがあるといわれています。新型コロナウイルス感染症の後遺症(以下、新型コロナ後遺症と略す)とは、感染から2か月以上続く症状で、ほかの病気による症状として説明がつかないもののことをいいます。咳や倦怠感(だるさ)、息切れ、記憶力の低下などのさまざまな症状がみられる場合があり、後遺症を感じる方の約8割が複数の症状を訴えています。
中でも本記事では、新型コロナ後遺症でみられることがある咳について解説します。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では咳が続くことがあります。後遺症の原因の多くは分かっていません。しかし、咳が繰り返されるのは新型コロナウイルスに感染した影響から一時的に口の粘膜が薄くなることによって、咳による刺激が伝わりやすくることが関係していると考えられています。このような咳は大体2~3か月続くといわれています。
また、咳は感染時の症状の程度にかかわらず、無症状だった人も現れる可能性があり、症状が1年以上続いたケースも確認されています。さらに、オミクロン株に感染した人では、デルタ株に感染した人よりも咳の後遺症に悩む人が多いことが分かっています。
咳が出る時期には、感染症の症状が急に出る時期(急性期)から回復した後に新たに出てくる場合と、急性期から続く場合があります。また咳の程度は変動し、症状が治まったと思っても再び出現することもあります。
個人差がありますが、咳の場合は一般的には2〜3か月ほど続くといわれています。また、新型コロナウイルス感染症の回復後の患者さん63人を対象にした日本における調査では、発症後60日後には7.9%、120日後は6.3%の人で咳がみられたということが報告されています。
なお、風邪による咳と比較すると、風邪は1週間ほどで治ることがほとんどです。
東京iCDC後遺症タスクフォースにおいて「コロナ後遺症相談窓口」相談データをもとに、オミクロン株と見込まれる新型コロナウイルス感染症の後遺症について分析したデータによると、咳は後遺症の中でももっとも多い38.6%で、デルタ株の頃と比較すると大きく増加していることが報告されています。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” (閲覧日2022-08-15)
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師やお住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では咳をはじめ後遺症に対する確立した治療法はありません。通常は自然治癒する場合が多いといわれています。しかし、必要に応じて症状を和らげたり消したりする対症療法が検討されることもあります。たとえば、気管支拡張薬や去痰薬、鎮咳薬などが処方されることがあります。
なお、かかりつけ医などによる対症療法を行っても3~6か月以上回復が見込めない場合や悪化傾向がある場合などは、呼吸器専門医への紹介をされる場合があります。
新型コロナウイルス感染症による症状が出てから7~10日程度経つと、感染性が急激に低下することが分かってきました。そのため、後遺症の咳が出続けていても、療養期間の症状の経過状況などにより、保健所長が療養解除や就業制限の解除を行った場合には出勤(通学)しても問題ないとされています。
ただ、症状が続いて心配な場合は、かかりつけ医や身近な医療機関へ相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、咳が挙げられます。通常は自然治癒することが一般的ですが、長く続く場合や日常生活に支障が出ている場合などでは医師に相談するようにしましょう。必要に応じて咳止めなどで対症療法を行うこともあります。
eHealthclinic 新宿院では新型コロナ後遺症外来を設置し、24時間365日後遺症に悩む患者さんの診療を行っています。予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
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