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ワクチン
2022.04.27

新型コロナワクチン

新型コロナワクチンとは

新型コロナウイルスの感染や、その後の発症、重症化の予防に効果が期待できるmRNAワクチンまたはウイルスベクターワクチンのことです。感染や発症の予防効果は時間とともに低下する可能性があるといわれていますが、重症化の予防効果は比較的高いままであるといった報告がされています。一方で追加接種(3回目)をすることで低下したワクチンの効果を高めることが研究の中で分かっています。

eHealthclinic新宿院では、新型コロナワクチンの接種を行っています。

当院では、オミクロン株(BA-4.5)対応の新型コロナワクチン(ファイザー社)の接種を行っています。
接種券をお持ちの方で、下記条件に当てはまる方はお申込みください。

・3回目接種
12歳以上で2回目接種を完了した日から3ヵ月以上経過している方

・4回目接種
12歳以上で3回目接種を完了した日から3ヵ月以上経過している方

・5回目接種
12歳以上で4回目接種を完了した日から3ヵ月以上経過している方

※インフルエンザワクチンは同時接種が可能です。
※その他のワクチンに関しては、4週間以上間隔をあける必要があります。

新型コロナワクチンで予防できる病気

ワクチンで予防できる“新型コロナウイルス感染症”は、新型コロナウイルスに感染することで、呼吸器症状や高熱、下痢、味覚障害などのさまざまな症状が現れる病気です。症状が軽い方の多くは自然に治るといわれていますが、約1%の方は肺炎を発症するなど重症化する場合があります。特に高齢者は、重症化や死亡する方の割合が若い方に比べて高い傾向があります。

このほか、基礎疾患(肺や腎臓の病気、高血圧、心血管疾患など)がある方、一部の妊娠後期の方なども重症化しやすいといわれるため、注意が必要です。

変異株への効果

ウイルスには絶えず変異が起こっており、新型コロナウイルスにおいてもさまざまな変異株が報告されています。

2021年11月以降に報告されるようになったオミクロン株に対する効果については、初回接種(1・2回目)による発症予防効果はデルタ株よりも低くなりますが、追加接種(3回目)による効果の回復が示唆されています。

小さな変異で新型コロナワクチンの効果がなくなるわけではないものの、変異株に対するワクチンの効果がどの程度のものなのか、随時確認が行われています。

いつ接種すればよいの?

対象者・回数

新型コロナワクチンは、希望する全ての対象者が接種することができます。

※※2022年9月20日更新 オミクロン株対応ワクチンの接種について※※
新宿区では10月以降順次、オミクロン株対応ワクチン(2価ワクチン)が供給される見込みです。
eHealthclinic 新宿院でも、10月上旬から順次切り替えを行っていきます。

オミクロン株の接種対象者については、2回目接種を完了した12歳以上の全ての方が対象となっています。
(12歳以上の方については、初回接種(1・2回目)は、オミクロン株対応ワクチンを使用できません。)
接種間隔については引き続き前回接種から少なくとも5カ月経過している方が対象となりますが、
今後、国の審議会にて接種間隔の短縮についても議論がされるとのことです。

また詳細が決まりましたら、お知らせにて共有させていただきます。

※※オミクロン株対応ワクチンの接種について 2022.12更新 ※※
当院では、オミクロン株(BA-4.5)対応の新型コロナワクチン(ファイザー社)の接種を行っています。

※※インフルエンザワクチンとの同時接種について 2022.12更新 ※※
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能です。
ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種はできません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
参照:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html

インフルエンザワクチンについて詳細はこちら

2022年4月現在、日本では3回目までの接種が進められており、初回接種(1・2回目)は5歳以上、追加接種(3回目)は12歳以上の方が対象です。

接種が推奨されている方

特に接種が推奨されているのは以下のような方です。

  • 重症化リスクが高い方(高齢者や基礎疾患がある方など)
  • 重症化リスクが高い方と接することが多い方(重症化リスクが高い方の関係者や介護従事者など)
  • 仕事上の理由などによってウイルスの曝露リスクが高い方(医療従事者など)

時期

接種期間は初回接種、追加接種ともに2022年9月30日までの予定です。

接種間隔は何回目の接種なのか、またワクチンのメーカーによって異なりますが、1回目と2回目の間隔は3~12週間、3回目の接種は2回目の接種から最低半年以上あける必要があります。

接種スケジュールを立てるときのポイント

新型コロナワクチンとほかの種類のワクチンは同時に接種できないことが原則です(一部例外あり)。また、ほかのワクチン接種を予定している場合の接種間隔は2週間以上あける必要があります。特に子どもで定期ワクチン接種を受ける場合は、計画的に接種スケジュールを立てるように注意しましょう。

費用

初回接種(1・2回目)、追加接種(3回目)ともに全額公費で実施するため、無料で接種が受けられます。2022年4月現在、接種が可能な期間は2022年9月30日までの予定となっています。

新型コロナワクチンを接種するときに気を付けたいポイント

クリニックでの待機について

接種後は、アナフィラキシーなど急に起こる可能性があるアレルギー反応が出ないかクリニックや接種会場内でしばらく待機して様子を見る必要があります。クリニックや接種会場ではもしアレルギー反応が起こったとしても、すぐに対応ができるよう医薬品などの準備を整えています。適切な処置によってほとんどが改善するといわれています。

待機時間は通常15分間ですが、基礎疾患などがある場合は30分間となることがあります。30分間の待機が必要とされているのは以下のような方です。

  • 心血管系、腎臓、肝臓、血液などの病気、発育障害などがある
  • アナフィラキシー(重いアレルギー)を含む即時型のアレルギー反応(アレルゲンが体内に入ってから数時間以内に症状が出る)の既往歴がある
  • 予防接種後2日以内に発熱や全身性の発疹(ほっしん)といったアレルギーを疑う症状が出たことがある
  • けいれんを起こしたことがある
  • 免疫不全の診断を受けている、または先天性免疫不全の近親者がいる
  • ワクチンの成分にアレルギーを起こす可能性がある
  • 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹(じんましん)、気管支喘息、アレルギー体質のいずれかがある
  • 採血などで気分が悪くなったり、失神を起こしたりしたことがある

接種後に出る可能性がある症状

接種後は、注射した部位の痛みや腫れ、下痢、筋肉や関節の痛み、頭痛、疲労感、寒気、発熱、吐き気、嘔吐などが現れることがあります。ただし、このような症状は、通常であれば数日以内に治まるとされています。発熱などには解熱消炎鎮痛剤などで対応してもよいですが、病気治療中の場合は、主治医に相談するとよいでしょう。

また、ひどい痛みや腫れ、高熱など、症状が重いと感じる場合は、受診を検討するとよいでしょう。

接種できない・注意が必要な人

以下に該当する方は、新型コロナワクチンの接種ができないとされています。詳しくは医師に確認するようにしましょう。

  • 37.5℃以上の発熱がある
  • 重篤な急性疾患にかかっている
  • 過去に新型コロナワクチンに含まれている成分でアナフィラキシーを起こしたことがある

そのほか、医師がワクチン接種を行うことが不適当だと判断した場合も接種できないことがあります。