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診察時に身長と体重を確認させていただき、医学的な観点から処方が不適切と判断した場合、処方ができかねる場合がございます。その場合は、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
本ダイエットサポート薬の中でも、そのダイエット効果(減量効果)がほかの薬に比べて著名的です。2型糖尿病治療薬は、年齢や肥満の度合い、合併症、肝・腎機能などに応じて選択される必要があり、通常は経口血糖降下薬の少量から始められます。また、体内にはインスリン分泌を促進する生体内ホルモン「GIP」と「GLP-1」が存在し、これらに作用するGLP-1受容体作動薬は、2010年から日本で販売され、2型糖尿病の治療に使用されています。
しかし、これまでGLP-1受容体作動薬しかなかったため、GIPに作用する薬剤はありませんでした。本ダイエットサポート薬は、世界初のGIP/GLP-1受容体作動薬であり、特にGIPに対する作用が強いとされています。両方の受容体を刺激することで、薬剤としての効果が強まると考えられています。
下痢、悪心・嘔吐、腹痛、低血糖、膵炎や乳酸アシドーシスなどの副作用が報告されています。万が一重篤な副作用が出た場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
本診療科目で使用する本ダイエットサポート薬は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。しかし、肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。そのため自由診療での扱いとなります。一方で、アメリカのFDAやEU27か国のEMAにおいては、肥満症治療目的で承認されている薬剤です。ただし、以下の患者さまには医師の判断により処方を控える場合があります。
・痩せ型の方・糖尿病治療中の方・膵炎の既往がある方・重度の胃腸障害がある方
クリニックで処方されるダイエットサポート薬は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。