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2022.09.30
#検査機器・設備 #対象疾患

AGEs検査(終末糖化産物検査)

AGEs検査(終末糖化産物検査)とは

AGEs検査(終末糖化産物検査)とは、 “AGEs(Advanced Glycation End Products)”がどの程度蓄積しているかを測定し、糖化(後述)の程度を調べる検査のことです。検査は、専用の測定器に腕を乗せるタイプのものや、指先をセンサーにかざすタイプのものなどがあります。また、何らかの病気を調べる目的で検査を行うわけではなく、自身の糖化度を知りたい人が自主的に受ける検査であり、保険適用外となる点も知っておきましょう。

糖化って?

糖化は体の細胞などを老化させる原因の1つであり、血液内にある余分な糖質とタンパク質が結合した“AGEs”が作られることをいいます。甘い食べ物やジュースなど糖質が多いものの食べ過ぎや糖尿病などによって、血糖値が高い状が続いたり、繰り返し血糖値が上がったりすると、糖化が進むといわれています。

糖化が進むと、肌のはりが失われシミやしわ、たるみなど美容面に影響があるほか、糖尿病の合併症や動脈硬化、高血圧、腎臓や肝臓の病気、がん、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、アルツハイマー型認知症などの病気にもつながるといわれているため、糖化に対する対策が大切です。

検査がすすめられる 人の特徴

検査がすすめられる人の特徴は、以下のとおりです。

  • 年齢とともに代謝が落ちたと感じている人
  • よく食べる人
  • 甘いものや炭水化物が好きな人
  • 野菜をあまり食べない人
  • 喫煙する人
  • 運動する習慣がない人
  • ストレスの多い人 など

検査で分かること

検査で分かることは、“糖化が原因になる健康や美容面のリスク”です。

検査結果の見方

計測する機器にもよりますが、0.1、0.2……のような数値でAGEsスコアが出ることが一般的です。数値が高いほどAGEsの蓄積が多いと判断でき、年齢が高いほど平均数値も高くなります。また、数値と年齢をもとに、A~Eの5段階評価の結果が出る機器もあります。

数値による糖化年齢の目安は以下のとおりです。

  • 1.0:約7歳
  • 1.1:約11歳
  • 1.2:約15歳
  • 1.3:約19歳
  • 1.4:約24歳
  • 1.5:約28歳
  • 1.6:約32歳
  • 1.7:約36歳
  • 1.8:約40歳
  • 1.9:約44歳
  • 2.0:約48歳
  • 2.1:約52歳
  • 2.2:約57歳
  • 2.3:約61歳
  • 2.4:約65歳
  • 2.5:約70歳
  • 2.6:約74歳
  • 2.7:約78歳
  • 2.8:約82歳
  • 2.9:約86歳
  • 3.0:約90歳

結果が出たら

糖化度の数値を知ることで、自身の糖化度や糖化年齢を自覚し生活習慣を振り返るきっかけとなります。

また、AGEsは生涯にわたって蓄積されていきますが、生活習慣を改めることで糖化が改善できるとされています。

そのため、不規則な食生活、甘いものや油っこいもの、清涼飲料水、ファストフード、酸化物、アルコールの取り過ぎを控えるとよいでしょう。喫煙も糖化の原因となると考えられているため、禁煙をすることも大事です。

AGEs検査(終末糖化産物検査)を受けるときに気を付けたいポイント

AGEs検査を受けるにあたって、検査前の準備や痛みの有無、結果の活用法などについて知っておきましょう。詳細は以下のとおりです。

検査前の準備

検査に際しての準備や注意点は、機器によって異なる場合があるため、医師の指示に従いましょう。測定時の注意点の一例としては以下のようなものが挙げられます。

  • 血液の病気にかかっている場合、正しく測定できないことがあります。
  • 光過敏症の既往歴がある場合、症状が引き起こされることがあるため、測定できないことがあります。
  • 指で計測するタイプの場合、皮膚の汚れ、傷、ささくれ、絆創膏などによって正しく測定できないことがあるため、これらを取り除くか別の指で測定する必要があります。
  • 指で計測するタイプの場合、指の太さ、長さ、厚さ、爪の長さによっては測定できないことがあります。

痛み

採血に伴う痛みを感じる場合があります。