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幹細胞上清(エクソソーム)最新情報
2024.06.15

ED改善に役立つ食材と食生活改善のポイント:根本原因から改善を目指す

勃起不全(ED)は、男性にとって非常にデリケートな悩みの一つです。根本的な原因によっては専門医による治療が必要となる場合もありますが、生活習慣や食生活を見直すことで改善できるケースも多くあります。

1. EDと食事の関係性

近年、EDと食事の関係性が注目されています。栄養バランスの偏りやカロリー過剰などの食生活は、血管の健康やホルモンバランスに悪影響を及ぼし、EDの発症や悪化リスクを高めることが分かっています。

1.1 栄養バランス

ED改善には、亜鉛、シトルリン、アルギニン、カルニチン、DHA/EPAなどの栄養素が重要です。これらの栄養素は、血管拡張、血流改善、ホルモンバランス調整、エネルギー代謝促進などの効果があり、EDの根本的な原因である血管機能低下やホルモンバランス乱れを改善するのに役立ちます。

  • 亜鉛: テストステロンの生成促進、精子の質向上
    • 含有量:1日あたり15mg
    • 主な食材:牡蠣(1個あたり約7mg)、牛肉(100gあたり約5mg)、豚レバー(100gあたり約4mg)
    • 調理方法:牡蠣は生で食べる以外にも、鍋や酒蒸しにするのがおすすめです。牛肉は炒め物や焼き物、豚レバーは煮物やソテーにするのが良いでしょう。
  • シトルリン: 血管拡張、血流改善
    • 含有量:1日あたり3g
    • 主な食材:スイカ(100gあたり約1g)、きゅうり(100gあたり約150mg)、メロン(100gあたり約100mg)
    • 調理方法:スイカはそのまま食べる以外にも、スムージーやシャーベットにするのもおすすめです。きゅうりはサラダや和え物、メロンはそのまま食べる以外にも、ゼリーやヨーグルトに入れるのも良いでしょう。
  • アルギニン: 一酸化窒素の生成促進、血管拡張
    • 含有量:1日あたり1.5g
    • 主な食材:赤身肉(100gあたり約2g)、大豆(100gあたり約200mg)、きのこ類(100gあたり約50mg)
    • 調理方法:赤身肉はステーキやハンバーグにするのがおすすめです。大豆は納豆や豆腐、きのこ類は鍋や炒め物にするのが良いでしょう。
  • カルニチン: 脂肪燃焼促進、エネルギー代謝活性化
    • 含有量:1日あたり2g
    • 主な食材:鶏肉(100gあたり約1g)、豚肉(100gあたり約1g)、魚(100gあたり約0.5g)
    • 調理方法:鶏肉は炒め物や焼き物、豚肉は生姜焼きやトンカツ、魚は煮物や塩焼きにするのが良いでしょう。
  • DHA/EPA: 血液サラサラ、血管拡張
    • 含有量:1日あたり600mg
    • 主な食材:青魚(100gあたり約1~2g)
    • 調理方法:青魚は刺身や焼き魚、煮物にするのがおすすめです。

1.2 カロリー

肥満は、EDの発症リスクを高めることが分かっています。余分な脂肪は血管を圧迫し、血流を悪化させるためです。適正な体重を維持することは、ED改善だけでなく、生活習慣病予防にも効果的です。

2. EDの方が摂取すべき栄養素と食べ物

2.1 血管拡張・血流改善

亜鉛

  • 含有量:1日あたり15mg
  • 主な食材:牡蠣(1個あたり約7mg)、牛肉(100gあたり約5mg)、豚レバー(100gあたり約4mg)
  • 調理方法:牡蠣は生で食べる以外にも、鍋や酒蒸しにするのがおすすめです。牛肉は炒め物や焼き物、豚レバーは煮物やソテーにするのが良いでしょう。

シトルリン

  • 含有量:1日あたり3g
  • 主な食材:スイカ(100gあたり約1g)、きゅうり(100gあたり約150mg)、メロン(100gあたり約100mg)
  • 調理方法:スイカはそのまま食べる以外にも、スムージーやシャーベットにするのもおすすめです。

3. EDにつながる恐れがある食事

3.1 血管を傷つける・血流を悪化する食事

  • 脂肪分の多い食事: 揚げ物、脂身の多い肉類など
  • 塩分の多い食事: 加工食品、インスタント食品など
  • 糖質の多い食事: 白米、白パン、菓子類など
  • アルコールの過剰摂取: 血管を収縮させ、血流を悪化させる

3.2 ホルモンバランスを乱す食事

  • 加工食品: 添加物や保存料が多く含まれているため、ホルモンバランスを乱す可能性があります。
  • インスタント食品: 塩分や糖質が多く含まれているため、ホルモンバランスを乱す可能性があります。
  • 甘いお菓子: 糖質が多く含まれているため、ホルモンバランスを乱す可能性があります。

4. 食事改善と合わせてED治療薬の服用もおすすめ

生活習慣や食生活を見直すことは、ED改善に効果的ですが、根本的な原因によっては十分ではない場合があります。そのような場合は、専門医による診断と治療が必要となります。

近年、ED治療薬は飛躍的に進歩しており、副作用も少なく安全性の高いものが開発されています。食事改善と合わせてED治療薬を服用することで、より効果的にEDを改善することができます。

5. まとめ

EDは、生活習慣や食生活を見直すことで改善できる可能性があります。今回ご紹介した栄養素や食材を参考に、自分に合った食事を心がけましょう。また、症状が改善しない場合は、専門医を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

 

EDの治療には泌尿器科や男性専門のクリニックの受診を

EDの治療には生活習慣の改善や内服薬、手術などの複数の方法があります。

生活習慣の改善は費用もかからず、すぐに実践可能です。他の治療方法を行う場合でも並行して取り組むことで、相乗効果が期待できます。

治療薬にはクリームタイプと内服薬があり、クリームタイプは患部に有効成分が直接届き、内服薬と比較して副作用が少ないのも魅力です。

手術や衝撃波を用いた治療、注射など病院で受けられる治療もあります。いずれも高価な治療のため、EDの重症度などと合わせて医師とよく相談して検討しましょう。

心理的な要因でEDを発症している場合には、カウンセリングを受けるのも効果的です。

EDの治療は自費診療が多いですが、バイアグラとシアリスは特定の条件を満たせば保険適用で処方してもらうことができます。

いずれの治療にしても、自分にあった方法を選ぶことが重要です。EDの治療には専門医がいる泌尿器科や男性専門のクリニックを受診して相談しましょう。

詳しくは、イーヘルスクリニックまでお問い合わせください。

 

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【参考文献】

 

 

記事作成:天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。