ご予約
東京都は、スギ花粉の飛散開始が40年前に統計を取り始めて以来、最も早いと発表しました。昨年より1ヶ月以上早い飛散となり、これに対して都は、昨年の夏の高温が影響し、スギの雄花が例年以上に大きく成長したことなど、複合的な要因が考えられるとしています。今後、さらに詳しい調査が行われる予定です。
また、今月21日以降は気温が上がり、花粉の飛散数が増加する見込みです。都は、花粉の多い日に外出する際には、マスクやメガネの着用などの対策を呼びかけています。
花粉症対策のポイント
花粉症の治療法は、症状の程度や個々の患者に合わせて多様化しています。当院、イーヘルスクリニックでは以下のアプローチを提案しています。
花粉症による経済損失は約5兆円
花粉症の症状は、日常生活だけでなく、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与えています。当院の調査では、患者の約8割が「花粉症が仕事の効率を下げる」と回答しており、その影響は深刻です。ある試算によると、花粉症やアレルギー性鼻炎の患者は年間12.74日分の労働損失があり、1人あたり約19万円の経済的損失が生じるとされています。日本の就業者約6700万人のうち、39.4％（約2640万人）が花粉症に悩んでいると仮定すると、花粉症による経済損失額は総計約5兆円に達することになります。
新たな治療法「ゾレア®」の可能性
従来の治療法で十分な効果が得られない重症花粉症患者にとって、注目すべき治療法が抗体医薬「オマリズマブ（ゾレア®）」です。この薬は、体内のIgE抗体を抑制することで、アレルギー症状を根本的に改善する効果が期待されています。
ゾレア®治療の効果についての患者の声：
花粉症は多くの方にとって辛い時期ですが、早期の対策と適切な治療を行うことで、症状を軽減し、日常生活の質を向上させることが可能です。当院では、個々の症状に合わせた治療法を提供していますので、お困りの方はぜひご相談ください。毎年の花粉の季節に備え、健康管理をしっかりと行いましょう。
▼【来院】のご予約はこちら▼
▼【オンライン診療】のご予約はこちら▼
■参考資料
・重症花粉症に対する治療法（皮下注射療法 ゾレア®について）
・重症花粉症にも高い効果期待―抗体医薬の特徴と投与までの道筋（yahoo ニュース）