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コラム
2025.05.03

【お酒とダイエット】何杯までOK?体重・糖尿病リスクのリアル

こんにちは。
イーヘルスクリニック新宿院の天野です。

現在、当院では「科学的根拠に基づくダイエット」をテーマに3回連続でコラムをお届けしています。今回がその第3弾──テーマは「お酒とダイエットの関係」です。

「お酒、少しなら大丈夫?」に科学で答えます

お酒が体重や糖尿病リスクに与える影響について、2023年に発表された大規模研究では、週の飲酒量によって明確な違いがあることが示されました。

🍷 週あたりの飲酒量と健康リスク

飲酒量(1杯=ワイン1杯/ビール1本相当) 肥満リスク 糖尿病リスク
0~3.5杯/週 ±0(変化なし) ±0(変化なし)
3.5~7杯/週 ±0(変化なし) ±0(変化なし)
7~14杯/週 約8%上昇 上昇傾向あり
14杯以上/週 8%上昇 10%上昇
  • 0~3.5杯/週:体重や糖尿病への明確なリスクも保護効果もなし
  • 3.5~7杯/週:リスクは増えず横ばい
  • 7~14杯/週:肥満リスク約8%上昇、糖尿病リスクも増加傾向
  • 14杯以上/週:肥満リスク8%↑に加えて、糖尿病リスク10%↑

つまり、週に7杯を超えてくると、体重にも血糖にも明らかな悪影響が出てくるということが科学的に示されています。

“飲み方”次第でダイエットの成果も変わる

「アルコール=太る」とは一概に言えませんが、以下のような理由でお酒はダイエットの妨げになりやすいです。

  • アルコールは代謝を抑制し、脂肪の燃焼効率を下げる
  • 食欲が増し、つい食べすぎ
  • 糖質の高いおつまみとセットになりがち

とくにGLP-1受容体作動薬などで食欲をコントロールしている場合、アルコールがその効果を打ち消してしまうこともあるため注意が必要です。

イーヘルスクリニックでは“習慣”も見直します

当院では、GLP-1薬(マンジャロ、リベルサスなど)を活用した医学的ダイエットだけでなく、栄養・運動・生活習慣の指導も行っています。

「週何杯までなら飲んでいいか?」「飲み会が多いときの対処法は?」といった、リアルな悩みにも専門スタッフがしっかり対応します。

ダイエットは「努力」だけでなく、「環境」と「習慣」が成功のカギ。
あなたのライフスタイルに合わせた最適な方法をご提案します。

「何をどれだけ飲んでもいいか」──正しく知って、正しく選ぶ。
それが、リバウンドのない健康的なダイエットへの第一歩です。

 

イーヘルスクリニック新宿院の特徴は?

一般的な肥満外来(医療ダイエット外来)では、健康状態のヒアリングが不十分で、薬の処方が中心となるケースが多く見受けられます。
イーヘルスクリニック新宿院では、単に体重を減らすことにとどまらず、肥満によって引き起こされる健康問題の早期発見と治療にも力を入れています。

当院の治療方針は、「薬物療法」と「食事・栄養への介入」の2本柱。
また、土日祝も診療対応しており、24時間365日オンライン予約が可能です。忙しい方でも通いやすい体制を整えていますので、お気軽にご相談ください。

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