HIV予防に対するPrEP「プレップ、曝露前予防」について

・肥満外来(医療ダイエット外来)とは?
肥満外来(医療ダイエット外来)とは、減量(ダイエット)を治療を専門に行う外来のことです。日本では肥満(BMI25以上)に伴って、健康に影響がある状態、もしくは影響が出る可能性がある状態のことを肥満症と呼び、減量治療が必要となります。しかし、単に減量しようと思っても1人ではなかなか難しく失敗するケースも少なくありません。そんなときは医療の手を借りるのも1つの方法です。
・イーヘルスクリニック新宿院の特徴は?
一般的な肥満外来(医療ダイエット外来)では、健康状態のヒアリングが不十分で、薬の処方が中心になっていることが多いのが現状です。しかし、イーヘルスクリニック新宿院の肥満外来(医療ダイエット外来)では、単に体重減量を目指すだけでなく、肥満によって引き起こされる健康問題の早期発見と治療にも重点を置いています。
当院の治療方針は”薬物療法”と”食事・栄養への介入”の2本柱で行っています。
また、イーヘルスクリニック新宿院では、肥満外来(医療ダイエット外来)治療をオンライン診療でも受けることができます。
”薬物療法”と”食事・栄養”への介入 × オンライン診療
GLP-1受容体作動薬は、血糖値を下げるインスリンの分泌を促進し、胃腸の動きを調整し、食欲を抑制する薬であり、3〜6か月で5〜10kgの体重減少が期待できます。海外では肥満症の治療薬として使用されています。日本国内では、リベルサスという唯一のGLP-1経口薬が2021年2月に発売され、当院ではこれを主に使用しています。
参考文献:
N Engl J Med. 2021 Mar 18;384(11):989-1002.
Diabetes Metab. 2020 Apr;46(2):100-109.
フォシーガは、食事で摂取した余分な糖分を尿として排出する作用があり、糖質制限に近い効果を期待できます。
具体的には、腎臓から吸収される糖の量を減らし、ダイエット効果や体重減少の効果が期待できます。
◆リベルサスやフォシーガの詳細について◆
マンジャロは、世界で初めて「GIP」と「GLP-1」という2つの受容体に対して作用する薬であり、血糖降下と体重減少の効果が従来の薬よりも高い可能性があります。
週に1回の投与を行い、体重減少の効果が期待できます。
※マンジャロは皮下注射での投与となります。現状、【来院】でのみ対応させていただきます。
※メニューの価格は週1回、月4回投与の月額料金になります。
世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ®」に対する期待
・単に体重減量を目指すだけでなく、肥満によって引き起こされる健康問題の早期発見と治療にも重点を置いている
・”薬物療法”と”食事・栄養への介入”の2本柱で行っている
・【来院】と【オンライン診療】のどちらも選択
・薬物治療の費用が継続しやすい価格設定である
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「肥満治療のオンライン診療」について詳しく見る
■健康的に痩せる断食(ファスティング)ダイエット
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BMIは世界的に用いられている肥満度を表す体格指数のことで、体重(kg)÷身長の2乗(m2)で計算し、BMIの数値によって肥満度を判定します。
BMI22前後は肥満と関連が大きい糖尿病や高血圧、脂質異常症にもっともかかりにくいとされています。一方、BMIが25を超えると先述の生活習慣病のリスクが2倍になるとされ、BMI30以上では積極的に治療をする必要があります。ただし、BMIは体重と身長だけで計算されたものであり、これだけでは筋肉質なのか脂肪が多いのかは判断できません。BMIが同じ場合でも、脂肪が体のどこについているかなどで健康への影響が異なるといわれています。
体脂肪による肥満のタイプは、主に2つあります。
特に、内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)では、糖尿病や高血圧などを発症しやすいと言われていますので、注意が必要です。最近では、BMIが標準でも体脂肪率が高い状態が若い女性に多いといわれています。BMIだけでなく、体脂肪率なども含めて総合的に考えることが大切です。
肥満は、健康に悪影響を及ぼす主な理由として以下のような点が挙げられます。
これらの健康問題は、肥満が原因で生じる可能性があります。
肥満症の合併症には、糖尿病や高血圧、心臓病、がんなどさまざまなものがあり、時に命に関わることもあります。しかし、肥満や肥満症の場合も通常は自覚症状がないため、すぐに気付くことは難しいとされています。そのため、健康的な食事や適度な運動を継続的に行うことに加えて、必要に応じて薬物治療が必用になります。
◆注意事項◆
※肥満外来は自費診療となり、保険適用外になります。
※処方には医師の診察が必要です。
※オンライン診療はクレジットカード決済のみご利用いただけます。(分割でのお支払いは各クレジットカード会社にお問い合わせください。)
※すでに糖尿病などの治療中の方はお申し込みできない場合がございます。ご了承ください。
※それぞれの治療は副作用などのリスクがあります。副作用と注意事項について、受診前に必ずご確認ください。
*GLP-1受容体作動薬は、厚生労働省により2型糖尿病の治療薬として承認されていますが、現時点では肥満治療目的の承認はされていませんGLP-1受容体作動は、クリニックを通じて国内医薬品販売代理店から購入することができます。国内では肥満治療の効能・効果で承認された医薬品はありませんが、美容・ダイエット目的での使用は自由診療として行われます。海外では、アメリカのFDA、EU27か国のEMA、韓国のMFDSにおいて肥満症の適応で承認されています。
*SGLT2阻害薬は、厚生労働省によって2型糖尿病などの治療薬として承認されていますが、現在のところ、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。SGLT2阻害薬を処方するクリニックは、国内医薬品販売代理店を通じて薬剤を入手しています。また、国内で肥満治療に承認された医薬品は存在せず、美容やダイエット目的で使用する場合は自由診療となり、保険の適用外となります。