マンジャロ®の正しい使い方から、万が一の副作用への対処法まで解説します。
投与方法(自己注射)
マンジャロの自己注射では、操作が簡単なペン型の専用注入器「アテオス」を使用します。針がとても細く、痛みをほとんど感じないように設計されています。
初めての方でも、看護師が手順を丁寧にお伝えするのでご安心ください。
【注射の基本】
- 投与頻度:週に1回、毎週決まった曜日に実施します。
- 注射する場所:お腹、太もも、二の腕などの皮下脂肪のある部分に打ちます。
- コツ:肌への負担を減らすため、毎回2〜3cmずつ場所をずらします。
当院では、初回時に注射の仕方を一緒に確認し、安心してご自宅で続けられるようサポートいたします。
【注射のやり方】
- キャップを外す:注入器についている灰色のキャップを、まっすぐ引き抜きます。
- 皮膚にあてて、ロックを外す:注入器の透明な底の部分を、注射する場所にしっかりと押しあてます。安全ロックが自動で解除される仕組みです。
- ボタンを押して、薬を注入する:緑色の注入ボタンを押し、そのまま押し続けます。
- 1回目の「カチッ」という音:注射が始まった合図です。
- 2回目の「カチッ」という音:注射が終わった合図です。2回目の音が聞こえたら、ボタンを押したまま心の中で5つ数えましょう。
- ゆっくり数え終わってから、注入器を皮膚から離して完了です。
スケジュール
マンジャロは、体への負担を抑えながら効果を最大限に引き出すために、少量からゆっくり慣らしていきます。
- 治療開始:まずはごく少量(2.5mg)からスタートします。
- 体に慣らす期間:4週間ほどかけて様子を見ながら継続します。
- 次のステップへ:状態に合わせて、医師が必要に応じて量を少しずつ増やします。
自己判断で量を変えたり、途中で中止したりすると体に負担がかかることがあります。
イーヘルスクリニック新宿院では、副作用のリスクと減量効果のバランスを見ながら、医師が一人ひとりに最適なスケジュールを設計します。
副作用とその対処法
マンジャロを始めたばかりの時期は、体が薬に慣れる途中のため、お腹の調子が変わることがあります。多くの場合は一時的なもので、体が慣れると落ち着いていきます。
副作用の種類 | よくある症状 | 対処法・注意点 |
軽い消化器症状 | 吐き気・下痢・便秘・食欲が落ちる・胃のムカつき | ・おかゆ、うどん、スープなど消化にやさしい食事をとる ・脂っこい料理や食べ過ぎを控える ・症状が続く場合は医師に相談 |
低血糖(特に他の糖尿病薬を使っている方) | 冷や汗、動悸、強い空腹感、手のふるえ、めまい | ・ブドウ糖や砂糖、ジュースなど糖分をすぐに摂取 ・外出時はブドウ糖や飴を携帯しておくと安心 |
膵臓の炎症(まれに起こる) | 上腹部や背中の強い痛み、吐き気が続く | ・すぐに医療機関を受診 ・我慢せず早めに医師へ相談 |
【ワンポイントアドバイス】
- 体調の小さな変化を感じたら、我慢せず早めに相談してください。
- 多くの方は、体が慣れるにつれて症状が自然に落ち着きます。
- 安心して治療を続けるために、食事や体調の変化を一緒に管理していきましょう。
併用に注意が必要な薬・疾患
マンジャロを安全に使うためには、今飲んでいるお薬や、これまでにかかった病気をきちんと医師に伝えることが大切です。お薬の組み合わせや持病によっては、体に負担がかかることがあるため、診察時には必ずお薬手帳を持参してください。
特に注意が必要なケースは以下のとおりです。
【併用薬による影響】
- 他の糖尿病薬:インスリン製剤やスルホニルウレア薬(SU薬)など血糖値を下げる薬と併用すると、低血糖の危険性が高まります。
- 経口薬全般:マンジャロは胃の動きを穏やかにする作用があるため、他の飲み薬の吸収を遅らせ、効果が変わる可能性があります。
【治療を始める前に相談が必要な疾患】
- 過去に膵炎や胆石症、胆嚢炎などの胆道疾患にかかったことがある方
- 重い胃腸の病気(胃不全麻痺など)がある方
- 腎臓や肝臓の機能が著しく低下している方
マンジャロ治療の流れ
イーヘルスクリニック新宿院では、以下の流れで安心して治療をスタートし、継続できるよう丁寧にサポートします。
ステップ | 内容 |
①初診・安全性確認 | Web(24時間365日予約可)からご予約ください。マンジャロは来院での治療に限定されます。問診、診察、血液検査などを行い、安全に治療を開始できるかを慎重に判断します。 |
②治療計画のご提案 | 検査結果にもとづき、医師が個々の状態に合わせた治療計画をご提案します。効果や副作用、費用について丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで治療を始めます。 |
③治療開始・注射指導 | 初回は、看護師がご自宅で注射ができるよう、ペン型注入器(アテオス)の使い方を指導します。 |
④定期的な経過確認 | 定期的にご来院いただき、治療効果や安全性を確認します。必要に応じて血液検査を行い、体の内側の変化もチェックします。 |
⑤栄養サポート | 治療と並行し、管理栄養士による無料の栄養カウンセリングを行います。健康的な食習慣を身につけ、リバウンドしにくい体づくりを目指します。 |
マンジャロのよくある質問(Q&A)
治療を始める前や治療中の不安を軽くするため、ぜひ参考にしてください。
マンジャロを使うと栄養不足にならない?
マンジャロは食欲を抑えるため、食事量そのものが減り、意識しないうちに栄養不足に陥るリスクが指摘されています。
GLP-1受容体作動薬の使用者のビタミンD欠乏症や、フェリチンがSGLT2阻害薬使用者より低下しやすい傾向があります。また、カルシウムと鉄の摂取量が推定必要量を下回りやすい人もいます。
体重や血糖値が改善しても、鉄分不足による貧血・倦怠感や、カルシウム・ビタミンD不足による将来的な骨密度低下(骨粗しょう症)のリスクが高まる可能性があります。
イーヘルスクリニック新宿院では、こうしたリスクを踏まえ、管理栄養士による無料栄養カウンセリングと定期的な血液検査を組み合わせています。「筋肉や骨を減らさず、健康的に脂肪だけを落とす」治療を目指しています。
栄養相談は本当に無料?どのくらいの頻度で受けられる?
イーヘルスクリニック新宿院の肥満外来でマンジャロ治療を受けている方は、月1回、管理栄養士による栄養カウンセリングを無料で受けられます。
「食事量が減った中でどうタンパク質や鉄分を摂ればよいか」「サプリメントは必要か」など、お一人おひとりの生活スタイルに合わせて具体的にご提案します。薬による治療と栄養サポートを同時に進めることで、リバウンドしにくく、栄養欠乏のリスクも抑えた健康的な減量をサポートします。
効果はいつから実感できる?
マンジャロの効果は、まず食欲抑制(満腹感の増加)が投与開始から2〜4週間で比較的早く現れ始めます。実際に体重が減り始める効果は、個人差はありますが、通常1〜3か月程度で徐々に現れ、6〜12か月かけて継続することが多いです。
効果が安定するまで時間を要するのは、副作用を抑えるために少量(2.5mg)から開始し、体を慣らしながら段階的に増量していくためです。焦らず医師の指示に従い、治療を継続しましょう。
食事制限は必要?
マンジャロを使うと、自然と食欲が落ち着くので、厳しい食事制限をする必要はありません。ただし、食べる内容を少し工夫するだけで、効果がさらに高まります。
【マンジャロの効果を引き出す食事のコツ】
ポイント | 内容 |
脂っこい食事を控える | 揚げ物や脂の多い肉は、吐き気などの副作用を強めることがあります。できるだけ控えます。 |
バランスを意識する | ごはん(主食)、肉・魚・豆(主菜)、野菜(副菜)をそろえて偏りを避けましょう。 |
無理をしない | 食べたいものを我慢しすぎると続かないので、「少し減らす」「夜は控える」くらいから始めましょう。 |
イーヘルスクリニック新宿院では、管理栄養士が無料で食事相談を行います。「どう食べたらいいか分からない」「リバウンドしたくない」という方も、あなたの生活に合わせて一緒に考えていきます。
自宅で自己注射できる?保管方法は?
はい、マンジャロは週に1回、ご自宅でご自身にて簡単に自己注射できます。お薬の品質保持のため、正しい冷蔵保管が必須となります。
マンジャロの自己注射「アテオス」は、医師や看護師が丁寧に指導します。
【マンジャロの正しい保管方法】
保管場所 | ポイント |
冷蔵庫(2〜8℃) | 未開封のお薬の基本の保管場所です。光を避けるため、箱に入れたまま保管し、凍結を避けるため冷気の吹き出し口から離してください。 |
室温(30℃以下) | やむを得ない場合、21日間まで保管可能です。一度室温で保管したものは冷蔵庫に戻さないようご注意ください。 |
受診頻度はどのくらい?
当院が推奨する通院頻度の目安は以下のとおりです。
治療の段階 | 受診頻度の目安 | 主な目的 |
治療初期(開始〜数か月) | 2週間〜1か月に1回 | 薬の効果と副作用(吐き気など)のチェック、お薬の量の慎重な調整 |
状態安定後 | 1〜2か月に1回 | 継続的な効果の確認、生活習慣(食事・運動)の振り返り、安全性のモニタリング |
定期的な通院では、自覚症状が出にくい腎機能や肝機能などの状態を早期に把握するため、血液検査による健康チェックを重視します。当院では、腎臓専門医の資格を持つ医師が、客観的なデータにもとづき、副作用のリスクを管理しながら治療をサポートします。
中止後はリバウンドする?
マンジャロをやめると、食欲を抑える効果がなくなるため、体重が戻る可能性があります。ただし、正しい方法で中止すればリバウンドは防げます。
【リバウンドを防ぐ3つのポイント】
- 食習慣を整える
- 栄養サポートを受ける
- 医師と相談してからやめる
焦らず、体を慣らしながら進めることで、リバウンドしにくい体を保つことができます。
保険が使えるダイエット薬はある?
マンジャロは、ダイエット目的では保険が使えません。自由診療となり、費用は自己負担(全額)になります。ただし、2型糖尿病の治療薬として医師が処方する場合のみ保険が適用されます。保険の対象になるかどうかは、診察や検査の結果で医師が判断します。
当院では、診断結果をもとに、あなたに合った最適な治療方法をご提案いたします。
マンジャロの処方はイーヘルスクリニック新宿院へ
マンジャロによる治療をご検討でしたら、ぜひイーヘルスクリニック新宿院にご相談ください。
「どこでマンジャロを受けても同じ」ではありません。
イーヘルスクリニック新宿院では、以下の組み合わせを行っております。
- 腎臓専門医による安全な治療管理
- 看護師による丁寧な自己注射指導
- 無料の栄養カウンセリング
- 副作用を早期発見するための定期血液検査
処方して終わりにせず、治療中も継続して伴走することで、体重を減らすだけでなく、健康を守りながら続けられる減量を目指します。
マンジャロの処方は、安全性を確保するため来院での治療に限定しています。医師が直接診察・検査を行い、お一人おひとりの体調に合わせて無理のない治療計画を立てます。
マンジャロが合わない場合でも、リベルサス錠やフォシーガ錠など他の治療薬から、体質や生活スタイルに合わせた最適なプランをご提案します。
当院は土日祝も診療・24時間ネット予約対応。お仕事や家事で忙しい方でも通いやすい環境です。
まずはお気軽にご相談ください。
