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2026.01.11

男性の更年期障害の原因から治療法まで!見逃しやすい症状と日常でできる対策を解説

40代を過ぎて「寝ても疲れがとれない」「やる気が出ない」と感じていませんか。原因不明の不調を単なる年齢や仕事のせいだと諦めてしまうのは注意が必要です。男性ホルモンの減少によって引き起こされる「男性更年期障害(LOH症候群)」の可能性があります

女性の更年期と異なり、男性の場合は症状の進行速度が遅いため、自分では気づきにくく見過ごされがちです。早い方では30代から症状が現れることもあります。男性更年期障害の見逃しやすい3つのサインから、うつ病との違い、具体的な治療法、日常でできる対策までを詳しく解説します。

この記事を読むことで、男性更年期障害の正しい知識がわかり、前向きに対策を始めるきっかけになれば幸いです。

男性更年期は気づきにくい分、年齢による変化や初期症状を事前に知っておくことが重要です。以下の記事では、男性更年期障害が何歳頃から起こりやすいのか、代表的な初期症状や予防のポイントを解説しています。
>>男性更年期障害は何歳から?発症しやすい年齢と初期症状、今からできる予防法を解説

見逃しやすい男性更年期障害の3つのサイン

見逃しやすい男性更年期障害の3つのサインは以下のとおりです。

  • 体のサイン:慢性的な疲労感・ほてり・筋力低下
  • 心のサイン:気分の落ち込み・イライラ・集中力低下
  • 性機能のサイン:性欲の減退やED(勃起不全)

体のサイン:慢性的な疲労感・ほてり・筋力低下

男性更年期障害による不調は、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が減少することで起こる場合があります。テストステロンは、筋肉や骨を丈夫に保ちエネルギーを生み出すホルモンです。テストステロンが減少すると、体のさまざまな機能に影響が現れることがあります。

体のサインを見逃さないためのチェックリストは、以下のとおりです。

体のサイン チェックリスト
全身の症状 ・十分に睡眠をとっても、朝から体が重く疲れが抜けない
・突然、顔や上半身がカッと熱くなる「ほてり」を感じる
・寝ている間にパジャマが濡れるほどの汗をかくことがある
筋肉や関節の症状 ・ペットボトルの蓋が開けにくいなど筋力の低下を感じる
・特別な原因がないのに、肩こりや関節の痛みが続いている
その他の症状 ・頭痛やめまい、耳鳴りがすることが増えた
・急に心臓がドキドキする(動悸)ことや、息切れを感じる

以前と比べて、明らかに違うと感じる場合は、専門の医療機関に相談しましょう

以下の記事では、男性更年期障害が疑われる際に「何科を受診すべきか」に迷った場合の判断基準や、症状別に適した診療科について詳しく解説しています。受診先に悩んだときの参考にしてください。
>>男性更年期障害は何科を受診すべき?適切な診療科の選び方を詳しく解説

心のサイン:気分の落ち込み・イライラ・集中力低下

テストステロンは、やる気や決断力を高め、精神を安定させる働きを持っています。テストステロンが減ると脳の働きにも影響が及び、心のバランスが崩れやすくなります。症状がうつ病と似ているため間違われることも少なくありません。心の不調は目に見えないため、周りの人に理解されにくく一人で抱え込みがちです。

心の変化も男性更年期障害の重要なサインの一つです。見逃しやすい心のサインは、以下のとおりです。

心のサイン チェックリスト
気分の変化 ・はっきりした理由もないのに、気分が落ち込んでしまう
・ささいなことでカッとしたり、イライラしたりする
・将来のことなどを考えると、漠然とした不安に襲われる
意欲や思考力の低下 ・今まで楽しめていた趣味や活動に、興味がわかなくなった
・仕事や家事に取り組む「やる気」が以前より出ない
・集中力が続かず、人の名前が出てこないなど物忘れが増えた
睡眠の問題 ・布団に入っても、なかなか寝付けない
・夜中に何度も目が覚めてしまい、ぐっすり眠れない

ホルモンの影響により、心が不安定になっている可能性があります。つらい気持ちを我慢せず、専門医に相談することが大切です

男性更年期障害が疑われる場合、まずどの診療科を受診すれば良いか迷う方も少なくありません。以下のページでは、症状に応じた適切な診療科の選び方を詳しく解説しています。
>>男性が怒りっぽいのは病気?考えられる原因と対処法を解説

性機能のサイン:性欲の減退やED(勃起不全)

テストステロンは性機能に直接的に影響を与えるため、減少すると性的な欲求や機能が低下します。特に「朝立ちの減少」は、気分やストレスだけでは説明できない、体の変化を示す客観的なサインです。これらの症状はパートナーとの関係にも影響するため、一人で悩まないでください

男性更年期障害の性機能のサインは、以下のとおりです。

  • 性欲(リビドー)の低下:性的なことへの興味や関心が、以前と比べて薄れてきた
  • 勃起障害(ED):朝立ちの回数が減った、勃起しにくくなった、勃起を維持できなくなった
  • その他の症状:トイレに行く回数が増えた(頻尿)

性機能のサインは、適切な治療で改善が期待できる症状です。泌尿器科やメンズヘルス外来など、専門の医療機関で相談することが解決への第一歩となります

加齢やホルモンバランスの変化によって性欲が減退することは珍しくなく、適切な対策をとることで改善が可能です。以下の記事では、40代男性に多い性欲減退の原因とその対策について詳しく解説しています。
>>40代男性の性欲減退の原因と対策|ホルモンバランスの変化による影響と改善法を解説

うつ病や自律神経失調症との症状の違い

「やる気が出ない」「気分が落ち込む」などの心の不調は、男性更年期障害だけでなく、うつ病自律神経失調症でもみられます。原因が違うため、治療法も異なります自己判断はせず、専門の医師に相談することが大切です。それぞれの病気の特徴を知り、適切な治療への第一歩としましょう。

男性の更年期障害 うつ病 自律神経失調症
主な原因 男性ホルモン(テストステロン)の減少 脳のエネルギーが枯渇し、機能が不調になること 体の調子を整える自律神経のバランスが乱れること
特徴的な症状 ・性欲がなくなる、ED
・筋力が落ちる
・ほてり、汗をかく
・何をしても楽しくない
・自分を責めてしまう
・強い気分の落ち込み
・動悸、めまい
・頭痛、肩こり
・胃腸の不調

症状だけでは区別がつきにくいことも多く、専門の医師による診断が重要です。特に男性更年期障害が疑われる場合は、血液検査でホルモンの量を調べることで、体の状態をより正確に知ることができます。症状が軽いうちは、男性更年期障害とうつ病や自律神経失調症の区別が難しいこともあります。

心の症状が、重いと感じる場合は注意が必要です。うつ病の可能性も考え、精神科や心療内科を受診してください。一人で悩まず、まずは専門の医療機関に相談することが重要です

男性更年期障害の3大原因

男性更年期障害の3大要因を、以下のとおり解説します。

  • テストステロンの減少
  • ストレス
  • 不規則な生活習慣

テストステロンの減少

男性更年期障害の要因の一つは、男性ホルモン「テストステロン」の減少です。テストステロンは、男性が心身ともに健康でいるために欠かせないホルモンです。テストステロンは、精子をつくったり性欲を高めたり、性機能において大切な役割を果たします。

筋肉や骨を丈夫に保ち、やる気や決断力を高める働きも持っています。テストステロンは、一般的に20代をピークに、40代頃から加齢とともに少しずつ減っていきます。テストステロンの減少スピードは人によってさまざまですが、急激に低下すると心と体のバランスが崩れます

心と体のバランスが崩れた結果、更年期障害の症状が現れやすくなります。近年の研究では、テストステロンの重要性が注目されています。性機能だけでなく、心臓や血管の健康、代謝、骨の強さにも深く関わっています。生涯にわたる健康を維持するためには、テストステロンの値を適切に保つことが必要です

ストレス

テストステロンの減少に大きな影響を与えるのが、仕事や家庭などで感じる「ストレス」です。強いストレスが長期間続くと、脳の働きが乱れホルモン分泌の指令がうまく伝わりません。脳は、体の中でテストステロンを作るように精巣へ指令を出しています。

過剰なストレスは、ホルモン分泌の指令システムを妨害する場合があります。精巣でのテストステロンの生産が滞り、ホルモン量が減少します。次に示すようなストレスが、テストステロンを減らす要因となります。

  • 仕事のストレス:長時間の労働、職場での人間関係、将来への漠然とした不安など
  • 家庭のストレス:夫婦関係の悩み、子育てや親の介護の問題など
  • 経済的なストレス:収入や住宅ローンに関する悩みなど

ストレスは、テストステロンを直接減らすだけではありません。体の調子を整える自律神経のバランスも乱すため、悪循環に陥りやすくなります。イライラや不安感、不眠などの症状がさらに強まることにつながります。

不規則な生活習慣

テストステロンの分泌量は、日々の生活習慣によっても大きく左右されます。バランスの悪い食事、運動不足、睡眠不足など、不規則な生活も大きな原因の一つです。過度な運動や極端な食事制限には注意が必要です。

摂取エネルギーが消費エネルギーを下回る「エネルギー不足」の状態が続くと、体は生命の維持を優先するようになりますその結果、テストステロンの産生が後回しになると報告されています。

不規則な生活習慣によるテストステロン分泌の減少は「機能的テストステロン欠乏症」とも呼ばれ、生活習慣の見直しで改善が期待できます。不規則な生活は、脳のホルモン調節機能に影響を与え、テストステロンの分泌を抑えることがあります。日々の少しの心がけがホルモンバランスを整えることにつながります。

以下の点に注意して生活習慣を見直しましょう。

  • 食事:栄養バランスの良い食事を1日3食とる
  • 運動:運動不足も過度な運動も避け適度な運動を習慣にする
  • 睡眠:睡眠時間を十分に確保し、質の良い睡眠を心がける
  • その他:過度な飲酒や喫煙は控える

症状の改善が期待できる治療法

症状の改善が期待できる治療法として、以下の3つを解説します。

  • ホルモン補充療法(TRT)
  • 漢方薬
  • サプリメント

ホルモン補充療法(TRT)

ホルモン補充療法(TRT)は、テストステロンを補充する治療法の一つです。減少してしまった男性ホルモン(テストステロン)を薬で直接的に補い、心身のさまざまな不調が改善される可能性がある報告されています。ホルモン補充療法(TRT)によって期待できることは、以下のとおりです。

  • 心の変化:気分の落ち込みや不安感が和らぐ
  • 体の変化:慢性的な疲労感の軽減
  • 性機能の変化:性欲の減退やED(勃起不全)の症状改善

効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。前立腺がんの治療中の方や、重度の睡眠時無呼吸症候群がある方などは治療が受けられない点に注意が必要です。

漢方薬

ホルモン補充療法が体質に合わない方や、より穏やかな治療を希望される方には漢方薬が選択肢になります。漢方薬は、一つの症状だけを抑えるのではなく、体全体のバランスを整えるのが特徴です。心と体の調和を取り戻すことで、さまざまな不調を根本から和らげていくことを目指します。

漢方では、その人の体質や状態を「証(しょう)」と呼び、証に合わせて薬を使い分けます。同じ症状でも、体質によって処方される薬が異なるのが漢方治療の特徴です。男性更年期障害でよく用いられる漢方薬は、以下のとおりです。

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):疲れやすい、気力が出ない、食欲がない
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん):体の冷え、足腰のだるさ、夜間の頻尿
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん):イライラ、不安感、のぼせ、不眠
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):のぼせ、肩こり、頭痛

漢方薬の効果の現れ方は、個人差があります。自己判断で選ぶのではなく、漢方の知識を持つ医師や薬剤師に相談することが大切です。

サプリメント

医療機関での治療を基本としながら、日々のセルフケアとしてサプリメントを取り入れる方法もあります。サプリメントは、食事だけでは不足しがちな栄養素を補うことができます。サプリメントは医薬品ではなく、栄養補助食品です。病気の治療を目的としたものではないことを正しく理解しておきましょう

男性の健康維持に役立つとされる成分は、以下のとおりです。

  • 亜鉛:体の健康維持に必要なミネラル
  • ビタミンD:健康維持に役立つビタミン
  • トンカットアリ:東南アジア原産のハーブ

体に良いとされる成分でも、摂りすぎはかえって健康を害する場合があります。製品に書かれている一日の摂取目安量を守りましょう。他の病気で治療中の方や、薬を飲んでいる方は注意が必要です。飲み合わせによっては、薬の効果を弱めたり強めすぎたりすることがあります。サプリメントを始める前には主治医や薬剤師に相談してください

症状を和らげる日常の対策3つ

症状を和らげる日常の対策を3つ紹介します。

  • タンパク質や亜鉛を意識した食事
  • 筋トレ・有酸素運動
  • 質の高い睡眠

タンパク質や亜鉛を意識した食事

テストステロンも体の中で作られるためには、材料となる栄養素を食事から摂ることが大切です。栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。

特に意識して摂りたいのが「タンパク質」と「亜鉛」です。タンパク質は筋肉や血液の材料となり、亜鉛はホルモンが作られる過程で活躍します。これらの栄養素を毎日の食事でしっかり補給しましょう。積極的に摂りたい栄養素と食材の例を、以下の表にまとめました。

栄養素 働き 多く含まれる食材
タンパク質 筋肉や体組織の材料となる栄養素 肉類、魚介類、卵、大豆製品(豆腐・納豆)、乳製品
亜鉛 体の健康維持に必要なミネラル 牡蠣、豚レバー、牛肉(赤身)、うなぎ、ナッツ類
ビタミンD 健康維持に役立つビタミン サケ、イワシなどの魚類、きのこ類(特にキクラゲ)、卵

特定の食品だけを食べるのではなく、さまざまな食材から栄養を摂ることを意識してください。体の内側からコンディションを整え、元気な毎日を目指しましょう。

男性の活力を高めるために積極的に取り入れたい食材や栄養素については、以下の記事で詳しく紹介しています。日々の食事に役立ててください。
>>精のつく食べ物ランキング!男性の活力とスタミナを高める食材と栄養素を解説

筋トレ・有酸素運動

適度な運動は、テストステロンの分泌を促すための方法の一つです。運動をすると、ストレス解消や気分のリフレッシュにもつながります。男性更年期障害のさまざまな症状に良い影響を与えることが期待できます。筋肉に負荷をかける「筋トレ」を取り入れることも一つの方法です。

適度な筋力トレーニングは、健康維持に役立つと考えられています。運動習慣がない方でも、まずは軽いものから始めてみましょう。おすすめの運動メニューを以下の表にまとめました。

種類 頻度・時間 種目 内容・ポイント
筋力トレーニング 週2〜3回 スクワット 太ももやお尻など、体の大きな筋肉を効率よく鍛えられ、テストステロンの分泌を促す効果が期待できる
週2〜3回 腕立て伏せ 胸や腕の筋肉を鍛える(難しい場合は、膝をついて行う)
有酸素運動 週2〜3回(1回20分〜30分程度) ウォーキング 少し早歩きを意識することから始める
週2〜3回(1回20分〜30分程度) ジョギング 無理のないペースで続ける

無理なく継続することが重要です。「エレベーターの代わりに階段を使う」「一駅手前で降りて歩く」など、日常生活の中に運動を取り入れ習慣にしていくことを目指しましょう。

質の高い睡眠

睡眠は、心と体の疲れを回復させるための時間です。ホルモンバランスを整えるうえでも重要な役割を果たします。テストステロンも、夜間の睡眠中に分泌されると考えられています。睡眠不足や睡眠の質の低下は、ホルモンバランスに影響を与える可能性があります。

十分な睡眠時間を確保するとともに「睡眠の質」を高める工夫を取り入れましょう。質の高い睡眠のためのチェックリストは、以下のとおりです。

  • 毎日なるべく同じ時間に寝て、起きるリズムを心がけている
  • 寝る1〜2時間前には、スマートフォンやPCの画面を見るのをやめている
  • 就寝前のカフェイン(コーヒーやお茶)やアルコール、喫煙を控えている
  • 寝室は静かで暗く、快適な温度・湿度に保っている
  • 寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、心と体をリラックスさせている
  • 日中に適度な運動を取り入れ、心地よい疲労感を得るようにしている

質の高い睡眠のためのチェックリストを意識するだけでも、寝つきが良くなるなどの変化が期待できます。質の高い睡眠で心と体をしっかり休ませ、明日への活力を蓄えましょう。

男性更年期障害のお悩みはイーヘルスクリニック新宿院へ

40代以降に感じる「原因不明の疲れ」や「やる気の低下」は、単なる年齢のせいとは限りません。男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因の男性更年期障害(LOH症候群)の可能性があります。症状は心身のさまざまな症状として現れることがあり、適切な治療やセルフケアで改善が期待できます。サインに気づき専門医へ相談することが大切です。

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参考文献

 

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