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2023.02.17

不整脈の予防法とは? ~基礎疾患の治療や生活習慣の改善が大切~

不整脈というと心臓の病気が原因となっているイメージが強いですが、それだけではありません。このほかにも、高血圧、甲状腺や肺の病気なども原因になることがあります。また病気だけではなく、ストレスや加齢、寝不足など生活習慣が関わっていることもあります。そのため、不整脈を予防するには生活習慣を見直すことも大切です。本記事では原因を踏まえて不整脈の予防法を解説していきます。

不整脈の原因と予防法

不整脈の主な原因には以下があります。不整脈を予防するには、原因に対する対策を行うことが大切です。

  • 心臓の病気
  • 心臓以外(甲状腺や肺など)の病気
  • 薬の副作用
  • 生活習慣

病気の治療を受ける

不整脈の原因となる病気には、狭心症、心筋梗塞(しんきんこうそく)、心筋症、心臓弁膜症、心不全などが挙げられます。また、高血圧、甲状腺の病気、慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)(COPD)などの肺の病気は、心臓にかかる負担を増やすため、不整脈と関連があるといわれています。こういった病気を持っている方は、これらの病気を治療することで不整脈の改善・予防につながります。動悸、息切れ、めまいなどの症状が現れた場合には早めに受診を検討しましょう。また、病気の診断を受けている方は、医師の指示に従って治療を継続することが大切です。

生活習慣を見直す

過度な飲酒、カフェインの過剰摂取は不整脈を引き起こす要因となり、喫煙は心臓に負担をかけます。睡眠不足や過労といった体の疲れだけでなく、ストレスも不整脈を起こしやすい要因であることが明らかになっています。

そのため、お酒やカフェインは取り過ぎないようにして喫煙はなるべく控え、できれば禁煙しましょう。ストレスをため込まないこと、睡眠時間を十分に取り、体を休めることも心がけましょう。

定期的に脈拍を確認する

自分で脈拍を確認することで、不整脈の早期発見につなげることができます。朝の起床直後や夜の就寝前など気持ちが落ち着いている時に、手首の親指側に、反対側の手の人差し指、中指、薬指の指先を当てて脈拍を確認します。「トン トン トン……」と規則的なリズムで1分間に60~100回程度の脈拍があれば問題ありません。脈が不規則(たとえば「トン……トトッ……トトン……トッ……トン……」)に感じたら、さらに1~2分程度続けて確認します。

また、息切れや動悸などの症状があれば、そのときにも脈拍を確認してみましょう。

「不整脈の症状」について詳しく見る

気になることがあれば医師に相談を

不整脈の予防は、原因を理解したうえで原因に合わせた対策を行うことが必要です。予防法は人によって適切な方法が異なるので、まずは医師に相談するようにしましょう。

eHealth clinicの内科では、不整脈の診療を行っています。患者さんの目線に立って丁寧なコミュニケーションを心がけ、お悩みや不安を取り除けるように分かりやすく説明するようにしております。医師はもちろん、看護師や管理栄養士などがチームになって患者さんを全力でサポートしています。ご不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。

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