高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
モメタゾン(モメタゾン点鼻液)とは、モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物を有効成分とする点鼻薬です。抗アレルギー作用と抗炎症作用があり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻の中のかゆみなどの症状を改善する効果が期待できる薬で、アレルギー性鼻炎の治療に使われることがあります。
モメタゾン点鼻液はジェネリック医薬品であり、モメタゾン点鼻液50μg“杏林”56噴霧用、モメタゾン点鼻液50μg“タカタ”112噴霧用など、さまざまな製品が各製薬会社から製造・販売されています。なお、56噴霧用は噴霧回数が1容器で56回、112噴霧用は112回が目安となっています。また、先発品はナゾネックス点鼻液という製品名です。
アレルギーの原因物質が鼻の粘膜から侵入し、免疫反応が起こることで鼻炎の症状が生じる病気です。ダニやほこりなどが原因となり、年間を通じて症状がある“通年性アレルギー性鼻炎”と、スギやヒノキといった花粉が原因となり、花粉が飛び時期だけ症状がある“季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)”に分類できます。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどであり、くしゃみは回数が多く連続して起こる、鼻水は透明でサラサラとしていることが特徴だといわれています。また、鼻症状によって集中力が下がったり、いらいらしたりするなど生活に支障が出たり、口呼吸になって体内に空気がそのまま入ることで感染症のリスクが高まったりするなど、さまざまなデメリットがあります。そのため、適切な治療を受けることが大事です。
成人の場合、1つの鼻の穴に対して2噴霧を1日1回行うことが一般的です。初回は10回程度空打ちをし、液が完全に霧状になったのを確認してから使いましょう。さらに、使用時は毎回容器を上下によく振りましょう。ただし、製品によって使い方が異なる可能性もあります。実際の使い方については医師の指示に従ってください。
なお、通年性アレルギー性鼻炎の治療で長期間使用する場合は、症状が改善された状態が続けば使用量を減らすことがあります。また、アレルギー性鼻炎の場合は、花粉が飛ぶ前から治療を始め、花粉との接触がなくなるまで治療を続けることが望ましいとされています。
添付文書には特に記載されていませんが、ほかに薬(市販薬を含む)などを使っている場合は、併用することでお互いに作用が強くなりすぎてしまったり、弱くなってしまったりすることがあります。食品、健康食品、サプリメントなどでも注意が必要な場合があるため、医師に確認してから使うとよいでしょう。
頻度は不明ですが、重大な症状として、アナフィラキシーが現れることがあります。呼吸困難、全身のかゆみを伴う赤み、血管浮腫(皮膚や粘膜の腫れ)、蕁麻疹といった症状が現れた場合は、適切な処置が必要となるためすぐに受診するとよいでしょう。
1~5%未満の頻度で、鼻の刺激感やかゆみ、乾燥感、痛み、赤み、不快感、喉の刺激感や痛み、不快感、乾燥などが生じることがあります。気になる症状があれば受診を検討するとよいでしょう。
以上の症状は全てではありません。詳細な効果や副作用については、医師や薬剤師への確認のほか、薬の添付文書を読む ようにしましょう。eHealth clinicでは、患者さまの症状に合わせてモメタゾンを処方することがあります。ご不安な点があればお気軽にご相談ください。