水素ガス吸入療法
新型コロナウイルス感染症では、感染から回復した後に後遺症としてさまざまな症状が現れる可能性があります。この後遺症は新型コロナウイルスに感染すると、年齢、性別、感染中の症状の有無に関係なく、どんな人にも起こり得ることが特徴です。
後遺症の原因はまだ明らかになっていませんが、症状を和らげる治療(対症療法)を行うことで改善が見込まれる場合もあります。そのため後遺症を疑う症状がみられた場合には、かかりつけ医や地域の医療機関などを受診することが大切です。また、後遺症の専門外来を設置している医療機関を検討するのもよいでしょう。
イーヘルスクリニック新宿院では、新型コロナウイルス感染後の倦怠感、関節痛、咳、不眠、頭痛など症状において、後遺症外来を設置しています。働き盛りの方々やそのご家族が今まで通りの生活を取り戻すことができるよう、詳しい検査や漢方などを取り入れて治療を行っています。
新型コロナウイルス感染症に罹患後、後遺症でお悩みの方は一度ご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症が現れる原因については、まだはっきりと分かっていません。現状では、自己抗体やウイルスによる強い炎症、ウイルスそのものによる障害、ウイルスに対する抗体が不十分なために起こる免疫応答などが考えられています。
新型コロナウイルス感染症の後遺症としては、さまざまな症状が報告されており、1つでも症状が存在する場合には、不安や抑うつ、新型コロナウイルス感染症に対する恐怖心が強まると考えられています。
以下では、現在報告されている主な後遺症についてご紹介します。

新型コロナウイルス感染症の後遺症が生じた場合、回復までにかかる期間は人それぞれです。一般的には時間とともに徐々に回復するとされ、診断後6か月経過すれば、患者さんのおよそ80%は新型コロナウイルス感染症にかかる前の健康状態に戻ったと感じるといわれています。しかし、疲れやすさや体のだるさ、息苦しさ、睡眠障害、考える力や集中力の低下については症状が持続しやすく、診断から6か月経過しても症状の持続がみられる方が患者全体の10%程度います。
また後遺症は時間の経過とともに自然回復することがほとんどですが、重症化や悪化をする可能性もあるため、先に述べたような症状が続く場合には、かかりつけ医や医療機関への受診を検討しましょう。
症状別の特徴や治療法について、詳しくは以下をご覧ください。
前述のとおり、新型コロナウイルス感染症の後遺症は、時間の経過とともに回復していくことがほとんどです。しかし、中には重症化・悪化してしまう可能性もあります。強い後遺症が生じると、これまでどおりの日常生活を送ることや働くことなどが難しくなり、休職を余儀なくされたり、後遺症を理由に退職してしまったりする方もいます。
そのため、新型コロナウイルス感染後に気になる症状が続く場合には、医療機関の受診を検討しましょう。かかりつけ医や地域の医療機関などに相談するほか、後遺症の専門外来を設置している医療機関を検討するのも1つの選択肢です。
自治体によっては新型コロナウイルス感染症の後遺症に関する電話での相談窓口を設けている場合もあります。電話相談では、症状などを確認したうえで適切な医療機関の受診などを提案しています。受診する医療機関に迷った場合には、このようなサービスの利用を検討してもよいでしょう。
また後遺症の疑いがあると診断された場合には、1人で悩まず家族や職場など周りの人の理解を得ることやサポートを受けることも必要です。
新型コロナウイルス感染症の後遺症についてはいまだ分かっていないことも多く、確立された治療方法がありません。ただし、多くはかかりつけ医などが専門医と連携して対応することができると考えられています。
新型コロナウイルス感染症の後遺症でみられる症状は、ほかの病気でもみられることもあります。そのため、医療機関ではまずその症状の原因が後遺症なのか、ほかの病気なのかを確認することろから始めます。一般的にはまず問診や検査などで診断し、そのうえで症状に対する治療(対症療法)を行い、症状の改善を目指します。
※漢方薬での治療法について、詳しくはこちらをご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の後遺症では咳が続くことがあります。後遺症の原因の多くは分かっていません。しかし、咳が繰り返されるのは新型コロナウイルスに感染した影響から一時的に口の粘膜が薄くなることによって、咳による刺激が伝わりやすくることが関係していると考えられています。このような咳は大体2~3か月続くといわれています。
また、咳は感染時の症状の程度にかかわらず、無症状だった人も現れる可能性があり、症状が1年以上続いたケースも確認されています。さらに、オミクロン株に感染した人では、デルタ株に感染した人よりも咳の後遺症に悩む人が多いことが分かっています。
咳が出る時期には、感染症の症状が急に出る時期(急性期)から回復した後に新たに出てくる場合と、急性期から続く場合があります。また咳の程度は変動し、症状が治まったと思っても再び出現することもあります。
個人差がありますが、咳の場合は一般的には2〜3か月ほど続くといわれています。また、新型コロナウイルス感染症の回復後の患者さん63人を対象にした日本における調査では、発症後60日後には7.9%、120日後は6.3%の人で咳がみられたということが報告されています。
なお、風邪による咳と比較すると、風邪は1週間ほどで治ることがほとんどです。
東京iCDC後遺症タスクフォースにおいて「コロナ後遺症相談窓口」相談データをもとに、オミクロン株と見込まれる新型コロナウイルス感染症の後遺症について分析したデータによると、咳は後遺症の中でももっとも多い38.6%で、デルタ株の頃と比較すると大きく増加していることが報告されています。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” (閲覧日2022-08-15)
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師やお住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では咳をはじめ後遺症に対する確立した治療法はありません。通常は自然治癒する場合が多いといわれています。しかし、必要に応じて症状を和らげたり消したりする対症療法が検討されることもあります。たとえば、気管支拡張薬や去痰薬、鎮咳薬などが処方されることがあります。
なお、かかりつけ医などによる対症療法を行っても3~6か月以上回復が見込めない場合や悪化傾向がある場合などは、呼吸器専門医への紹介をされる場合があります。
新型コロナウイルス感染症による症状が出てから7~10日程度経つと、感染性が急激に低下することが分かってきました。そのため、後遺症の咳が出続けていても、療養期間の症状の経過状況などにより、保健所長が療養解除や就業制限の解除を行った場合には出勤(通学)しても問題ないとされています。
ただ、症状が続いて心配な場合は、かかりつけ医や身近な医療機関へ相談しましょう。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、咳が挙げられます。通常は自然治癒することが一般的ですが、長く続く場合や日常生活に支障が出ている場合などでは医師に相談するようにしましょう。必要に応じて咳止めなどで対症療法を行うこともあります。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
呼吸困難感とは“息切れや息苦しさ”などの、呼吸をするときの不快な感覚のことです。呼吸困難感は新型コロナウイルス感染症の重症度に依存していると考えられており、重症であればあるほど症状が残りやすいといわれています。中には呼吸困難感があることで日常生活に支障が出ることもあるといわれています。症状が悪化傾向にある場合などは、早期にかかりつけ医などへ相談しましょう。
呼吸困難感を含め、後遺症が出る時期には、新型コロナウイルス感染症になりはじめた時期(急性期)から持続する場合と、感染症の急性期から回復した後に新たに出現する場合があるといわれています。また症状の程度は変わることがあり、症状が改善した後に再び見られるようになることもあります。
個人差がありますが、呼吸困難は持続期間が長い症状であり、3か月たっても約8割の方に改善がみられないといわれています。なお、後遺症全般でみると半数以上が5か月以内に症状の改善を自覚するとされています。ただし、1年以上続く場合もあります。
東京都の後遺症対策チームにおいて、「コロナ後遺症相談窓口」相談データをもとに、新型コロナウイルス感染者(オミクロン株と見込まれる)の後遺症について分析したデータによると、呼吸困難感の割合は11.3%です。また、後遺症の中でももっとも多いのは咳で38.6%、次が倦怠感で34.0%とされています。なお、症状の頻度は新型コロナウイルスの株によっても異なります。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” (閲覧日2022-08-15)
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では呼吸困難感を含め後遺症に対する確立した治療法はありません。後遺症がどの程度の期間続くかは人によってさまざまですが、基本的には徐々に回復するといわれています。
原因が判明したものについては原因に合わせた治療を行い、後遺症と考えられるものについては症状に応じた対症療法を行います。併せてリハビリテーションや精神的ケアなども検討しつつ、治療していきます。
なお、海外の研究報告からは、新型コロナワクチンを2回接種した場合は、その後新型コロナウイルスに感染しても、28日以上続く症状の発現が約半数へ減少することが分かっています。そのため、積極的なワクチン接種がすすめられます。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに長引く呼吸困難があります。基本的には徐々に治るので、休息を取ったり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし、症状が4週間以上続く場合は、かかりつけ医や近隣の医療機関への相談を検討することがすすめられます。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症にはさまざまな症状がありますが、その中の1つに循環器症状があります。具体的な症状は以下のとおりです。
新型コロナウイルス感染症にかかると、その重症度にかかわらず心臓へダメージが加わる可能性があるといわれています。
先に述べたような症状が現れた場合、時間の経過とともに回復することもありますが、中にはウイルス感染による心筋障害や心膜炎などが生じていて、時間の経過とともに心不全などに発展する可能性もあります。このような場合には、可能な限り早期に発見し治療することが大切です。
新型コロナウイルス感染症にかかった後、作業時の息切れや呼吸のしづらさ、胸の痛みなどの症状が続く場合には、まずかかりつけ医や地域の医療機関の受診を検討しましょう。医療機関によっては後遺症を専門とする外来を設置している場所もあります。
医療機関ではまず問診や検査などを行い、ほかの病気が生じていないか確認します。そのうえで症状に合わせた治療(対症療法)が検討されることがあるほか、必要に応じて専門の医療機関への紹介が行われる可能性もあります。
新型コロナウイルス感染症の後遺症が疑われる症状があった場合、まずは後遺症とそのほかの病気を見分ける必要があります。
新型コロナウイルス感染症にかかった後は年齢やかかる前から持っていた病気に関係なく、虚血性心疾患、肺塞栓・慢性血栓塞栓性肺高血圧症、大動脈解離などの循環器疾患が生じる可能性があります。また、新型コロナウイルス感染症にかかる前には無症状で気付かなかった狭心症や弁膜症に自覚症状が現れている場合もあります。そのため、後遺症が疑われる際は問診のほか、以下のような検査を行うことが一般的です。
このような検査を行って異常がみられた場合には、日本循環器学会認定 循環器専門医への紹介が検討されます。
新型コロナウイルス感染症の後遺症として起こる循環器症状は、自然に回復するものもあります。しかし、中には時間の経過とともに心不全などを引き起こすものもあるため、まずはかかりつけ医や地域の医療機関の受診を検討しましょう。
かかりつけ医や地域の医療機関では前述のような検査を行います。異常がなく、循環器疾患が生じている可能性が低いと判断した場合には、定期的な経過観察が行われることが一般的です。
一方で、検査に異常があった場合や経過観察を続けていく中で症状の改善がみられない場合などには、日本循環器学会 循環器専門医への紹介が提案されることが一般的です。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では、動悸や息切れといった症状がみられることがあります。動悸とは、自分の心臓の拍動を自覚する状態のことをいいます。たとえば、心臓が強く脈打ったり、激しく鼓動したり、脈が飛んだりするように感じられることがあります。新型コロナウイルス感染症の後遺症である動悸や息切れでは、寝ていると症状はないが、立ち上がったときや動いたときに動悸がしたり、息苦しさを感じたりすることがあります。このような症状は高齢者だけではなく若年者、あるいは基礎疾患がない場合でも発症し得るといわれています。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の原因は分かっていないことも多いです。しかし、動悸や息切れがある場合は 心臓、肺、筋肉のいずれかに問題がある可能性があります。さらに、新型コロナウイルス感染症における入院や自宅療養による運動不足、食欲の減退などによって筋肉量が減り、階段の上り下りで息切れや動悸が起こっている可能性も考えられています。
新型コロナウイルス感染症の急性期から持続するものと、急性期から回復した後に新たに出現するものがあります。また、症状の程度は変動し、症状が治まった後に再び出現することもあります。
個人差がありますが、一般的に動悸や息切れは2~3か月ほど続くといわれています。後遺症全体で見ると、5か月以内に症状の改善を感じる人が半数以上いるなかで、1年以上持続する人もいます。
新型コロナウイルス感染症の後遺症に関してはさまざまな調査が行われています。海外の報告では、もっとも多い症状は倦怠感(40%)で、ほかにも息切れ(36%)、嗅覚障害(24%)、不安(22%)、咳(17%)、味覚障害(16%)、抑うつ(15%)などが挙げられています。また、国内ではもっとも多い倦怠感に次いで動悸や息切れなどが多いといったデータもあります。
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいのある自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では動悸や息切れをはじめとした後遺症に対する治療法は確立されていません。症状がどの程度の期間続くかは人によってさまざまですが、基本的には徐々に回復するといわれています。
通常は検査をすることで循環器系の病気がないかを確認し、ほかの病気との関係がないと分かった場合は経過観察を行います。場合によっては専門医へ紹介されることもあります。
なお、海外の研究によると新型コロナワクチンを2回接種してから新型コロナウイルスに感染した場合、28日以上症状が続くケースが約半数に減少することが分かっています。つまり、新型コロナワクチンを接種することが、後遺症の抑制につながる可能性があるといわれているのです。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、長引く動悸や息切れがあります。基本的には徐々に治まるので、休息を取ったり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし、気になる動悸や息切れが4週間以上続く場合は、かかりつけ医や近隣の医療機関に相談しましょう。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なくご利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では、抑うつがみられることがあります。抑うつとは「気分が落ち込んで何にもする気になれない」「ゆううつな気分」といったの心の状態が強くなり、さまざまな精神症状や身体症状がみられることをいいます。
後遺症を疑い精神科外来を受診したケースでは、差はあるものの、抑うつや不安状態を示し、ほとんどがうつ病の診断基準を満たす病状だったという報告があります。しかし、抑うつ状態の重症度や発症の背景に関しては、現時点で一貫性はないと考えられています。
また、このような後遺症は1つだけではなく、複数の症状が同時に出ることもあります。後遺症が1つでもあると、生活の質(QOL:Quality of Life)が低下し、不安や抑うつ、および新型コロナウイルス感染症に対する恐怖心が強くなり、眠れないと感じる方が多くなる傾向が報告されています。
新型コロナウイルス感染症になってからまだまもない時期(急性期)から持続するものと、急性期から回復した後に新たに出現するものがあります。また、症状の程度は変動し、症状が治まった後に再び出現することもあります。
個人差がありますが、一般的に6週間~3か月ほど続くと考えられています。また、新型コロナウイルス感染症の後遺症全般からみると、半数以上が5か月以内に症状の改善を感じるといわれていますが、1年以上持続する場合も報告されています。
東京都の後遺症対策チーム*では「コロナ後遺症相談窓口」相談データをもとに、新型コロナウイルス感染者(オミクロン株と見込まれる方)の後遺症について分析したデータを公表しています。そのデータによると、抑うつの割合は1.6%でした。
なお、もっとも多いのは咳で38.6%、次が倦怠感(だるさ)で34.0%という結果が報告されています。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” ,東京都,閲覧2022-08-15
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では、抑うつをはじめ後遺症に対する確立した治療法はありません。症状に合わせた治療を行う“対症療法”が中心となります。不安や苦痛などに関するカウンセリングなどを行いながら、必要に応じた治療が検討されます。
海外の研究では、新型コロナウイルスの感染前に新型コロナワクチンを2回接種していると、28日以上続く症状の出現が約半数へ減少するといったことが報告されています。つまり、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐワクチン接種が、後遺症の抑制につながる可能性があるのです。
コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、抑うつがあります。基本的には徐々に回復するので、休息を取ったり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし、抑うつをはじめとした症状が4週間以上続く場合は、かかりつけ医や近隣の医療機関に相談しましょう。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では髪の毛が抜ける“脱毛”がみられることがあります。これは後遺症を自覚する人の中でも約4分の1にみられ、特に女性からの訴えが多いことが特徴です。
脱毛の程度は個人差があり、普段よりも髪の毛が抜ける量が増えるといった方もいれば、円形脱毛症のように抜けてしまう場合もあります。脱毛が起こる原因は不明であり、感染時の重症度と症状の程度は必ずしも関連しないと考えられています。
新型コロナウイルス感染症になって間もない時期(急性期)から持続するものと、急性期から回復した後に新しく出現するものがあります。特に脱毛の場合は、新型コロナウイルス感染症を発症してから1~2か月後に訴える方が多い症状といわれています。
脱毛は、症状が発生してから6か月程度で徐々に改善していくといわれています。また、後遺症全般で考えると半数以上が5か月以内に症状の改善を自覚するといわれています。ただし、1年以上持続する場合もあり、脱毛を含む後遺症が治まるまでの期間や経過には個人差があります。
東京都の後遺症対策チーム*において、「コロナ後遺症相談窓口」相談データをもとに、新型コロナウイルスの中でもオミクロン株と見込まれる感染者の後遺症について分析したデータによると、脱毛は0.8%の割合でみられ、デルタ株の頃と比較すると大きく減少しました。
なお、後遺症の中でもっとも多いのは咳で38.6%、次が倦怠感(だるさ)で34.0%という結果で、脱毛の症状の出現率はほかの後遺症と比べると低いといえます。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” ,東京都,閲覧2022-08-15
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では、脱毛をはじめ後遺症に対する治療法は確立されていません。そのため、対症療法(病気の症状を緩和する治療)が中心となるといわれています。なお、後遺症が続く期間には個人差がありますが、基本的には徐々に自然回復する傾向が明らかであり、治療は不要と考えられています。
海外の研究によると、新型コロナウイルスに感染する前に新型コロナワクチンを2回接種していた場合は、症状が28日以上続くことが約半数へ減少することが報告されています。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、髪の脱毛があります。基本的には自然に治るので、休息を取ったり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし、脱毛をはじめとした症状が4週間以上続く場合は、かかりつけ医や近隣の医療機関に相談しましょう。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
新型コロナ後遺症では、味覚障害がみられることがあります。味覚障害とは味に対する感度が落ちたり、味を感じなくなったりする状態のことです。特に30歳代以下の方に多いといわれています。味覚障害には以下のような特徴があります。
なお、新型コロナ後遺症については明らかではない点が多く、症状の程度や経過も人によって異なります。
また、“診療の手引き”によると、味覚障害は嗅覚障害を伴う場合が多く、嗅覚障害による風味障害も発生しているとされています。嗅覚障害とは匂いの感覚が弱くなったり、匂いをまったく感じなくなったりする状態のことです。
新型コロナ後遺症では病気になりはじめの時期(急性期)から持続する症状と、急性期から回復した後に新たに出現する症状があります。また症状の程度は変動し、症状が治まった後に再び出現することもあります。
症状の経過は個人差があるものの、一般的に味覚障害の場合は感染後1か月程度で自然に治る方が多いと考えられています。なお後遺症全般では、半数以上が5か月以内に症状の改善を自覚する一方、1年以上続く場合もあります。
東京都の後遺症対策チームにおいて「コロナ後遺症相談窓口」の相談データをもとに、新型コロナウイルス感染者(オミクロン株と見込まれる)の後遺症について分析したデータによると、味覚障害は10.6%でみられることが報告されています。この数値はデルタ株の頃と比較すると大きく減少していることが分かっています。なお、後遺症の中でももっとも多い症状は咳で38.6%、次が倦怠感で34.0%です。
*東京iCDC後遺症タスクフォース.“都立・公社病院「コロナ後遺症相談窓口」の相談データ分析” (閲覧日2022-08-15)
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では、新型コロナ後遺症の味覚障害に対する確立した治療法はなく、症状を消したり和らげたりする治療(対症療法)が中心となります。たとえば、必要に応じて亜鉛剤などが処方されることがあります。ただし、基本は大半が自然経過にて改善すると考えられています。
なお、海外の研究によると、新型コロナワクチンを2回接種した後に新型コロナウイルスに感染した場合、28日以上続く症状の発現が約半数へ減少することが報告されています。つまり、重症化を防ぐワクチン接種が後遺症の抑制につながる可能性があるため、接種することがすすめられます。
コロナウイルス感染症の後遺症の1つに、長引く味覚障害があります。通常は自然治癒するとされているため、休息を取ったり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし、味覚障害の症状が2週間以上続くなど気になる症状がある場合は、かかりつけ医や近隣の医療機関に相談しましょう。
予約はもちろん診療から薬の処方まで全てオンライン上で完結できるため、忙しくてクリニックに足を運ぶ時間がない方でも時間や場所に関係なく利用いただくことが可能です。気になることがある場合はお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では、関節痛がみられることがあります。また、リウマチのように関節が腫れることで、日常生活に支障が出てしまうケースもあります。
なお、後遺症でみられる症状の中では関節痛の頻度は高くないと考えられています。
新型コロナウイルス感染症になってから間もない頃(急性期)から続くケースや、急性期から回復した後に新たに症状がみられるようになるケースがあります。また、関節の痛みの強さは常に一定なわけではなく、痛みが治まった後に再び出現することもあります。
個人差がありますが、関節痛の場合は数週間ほど続くといわれています。また、後遺症全体でみると、半数以上が5か月以内に症状の改善を感じる一方、時に1年以上続くこともあるといった報告もあります。
以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。そのほか、気になることがあれば医師や住まいの自治体の相談窓口に相談するとよいでしょう。
現段階では、関節痛をはじめとした新型コロナ後遺症に対する確立した治療法は確立されておらず、主に症状に合わせた対症療法が検討されます。通常痛みの多くは時間経過とともに回復しますが、必要に応じて一般的な痛みを和らげる治療を行います。
また海外で行われた研究結果では、新型コロナワクチンを2回接種した後に新型コロナウイルス感染が確認された場合、28日以上続く症状の発現が約半数へ減少することが分かっています。つまり、新型コロナワクチンの接種は、後遺症の抑制につながる可能性もあるのです。
新型コロナウイルス感染症の後遺症の1つに関節痛があります。基本的には自然に回復するので、休息を取ってリラックスしたり生活習慣を整えたりして過ごすことが大切です。ただし症状が4週間以上続く場合は、悪化を予防するために激しい運動や無理な活動は避けて、かかりつけ医や近隣の医療機関へ相談することをおすすめします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、私たちの生活様式を大きく変え、その影響は依然として続いています。特に、感染後の後遺症として注目されているのが「ブレイン・フォグ」と呼ばれる認知機能の低下です。

最近の研究では、COVID-19が脳に与える影響が、従来考えられていたよりもはるかに深刻であることが明らかになってきました。
これらの研究結果は、コロナ後遺症に対する私たちの理解を大きく変えるものです。
COVID-19は、単なる肺の病気ではありません。脳を含む全身に影響を与える可能性があることを認識し、感染対策を継続することが重要です。特に、「ブレイン・フォグ」や認知機能の低下を防ぐためには、以下の対策が有効と考えられます。
COVID-19は、私たちの健康に長期的な影響を与える可能性があることが明らかになってきました。新型コロナウイルス感染症は、5類感染症に移行したとはいえ、決して終息したわけではありません。特に、脳への影響は深刻であり、20年分の老化に相当する認知機能低下を引き起こす可能性があることが懸念されています。
特に、後遺症のリスクを考えると、感染対策は依然として重要です。ワクチン接種、マスク着用、手洗いなどの基本的な感染対策を継続し、自分自身だけでなく、周りの人々を守るために、引き続き注意を払うことが大切です。

新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、一定期間が過ぎて検査で陰性になった後にも、罹患後症状(いわゆる「後遺症」)としてさまざまな症状が見られる場合があります。WHO(世界保健機関)では後遺症(post COVID-19 condition)について「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」と定義しています。
日本での感染者数は、2022年12月4日時点で約2522万人(※厚労省HPより)。その約10%に当たる250万人が「コロナ後遺症」に該当する可能性があります。
後遺症の実態についてはさまざまな研究がなされていますが、未だ不明点が多く、それぞれの症状と新型コロナウイルス感染症との因果関係は、十分には分かっていません。しかし、最近の研究では少しずつですが、コロナ感染と食事、栄養との関係について、わかってきたこともあります。
ハーバード大学らがアメリカ・イギリスの約59万人を対象に行った研究では、「果物や野菜などの植物性食品の摂取量が多い人は、COVID-19発症率が9%低く、重症化リスクは41%低い」ということが明らかになりました。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性期以降に長期間続く主な後遺症、いわゆる「long COVID」の症状に対して、慢性炎症が関わっている可能性があることがわかってきています。この研究は米フロリダ大学のArch Mainous氏らによるもので、詳細は5月12日の「Frontiers in Medicine」に掲載されたものです。研究では同時に、炎症を抑制する治療介入が後遺症の予後を改善する可能性が報告されています。そこで以下では、慢性炎症を極力やわらげるために適切な栄養、食事のポイントをご紹介します。
慢性炎症とは、体内で静かに、ゆっくりと起きている炎症です。
ケガをしたときに皮膚が赤くなり、痛みを感じ、はれたりします。これは体内で起こっている炎症の一つで、ケガや病気になった時に、明らかな症状をともなって突然生じる「急性炎症」です。これに対して、明らかな症状がないにも関わらず、体内で静かに起きていく炎症を「慢性炎症」といいます。
炎症は、一般的には我々を外敵から守ってくれる免疫システムの一種です。しかし、近代の生活習慣や環境の変化のなかでは、本来は「味方」であったはずの炎症が慢性的に体内で起こりつづけ、「敵」になってしまっているのです。
慢性炎症の改善には、普段からの生活習慣の改善がとても大切です。特に慢性炎症の度合いには、食事内容が大きく影響しています。慢性炎症が影響して引き起こされるのはコロナ後遺症だけではありません。糖尿病、動脈硬化関連疾患(高血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、慢性腎臓病など)、またさらに慢性疲労症候群や副腎疲労などとも関係していると考えられています。
それでは改めて、慢性炎症と食事との関係性を振り返ってみましょう。
以下には、慢性炎症を促進させる食事の内容と、反対に慢性炎症を改善する食事の内容について、代表的なものを挙げています。見比べてみてください。
より自然でかつ精製されていない健康な食事は、コロナ後遺症のさまざまな症状や慢性的な疾患、およびそのリスクを予防するだけではなく、ポジティブな感情を保ちやすくなるなど、メンタルの改善にもつながる可能性が指摘されています。
突然、すべての食習慣を改めるのは難しいものですが、少しずつでも慢性炎症の起こりにくい食習慣を取り入れていくことは、今後のコロナ後遺症、あるいはその他の生活習慣に起因する疾患、健康的な精神のためには必要なことであるといえます。
ぜひ食卓にのぼるものを見直し、食べ物から体調を整えていくことをおすすめします。
新型コロナウイルス感染症のまん延からすでに長い時間が経過し、コロナウイルスへの罹患を経験した方、またいわゆる新型コロナ後遺症を経験している方も、時間を追うごとに増加しています。新型コロナ後遺症に関しては特効薬といったものがなく、正しい対処法に関する情報も乏しいまま、多くの方が不安を持っていらっしゃることと思います。このような現状のなか注目度が高まっているのが、食事療法が新型コロナ後遺症に良い影響を与えるとの研究です。
今回は、USニューズ&ワールド・レポート誌の「全米の優れた病院」2018-2019年版に1位にランクされたメイヨー・クリニックにおける、COVID-19後遺症ケア部門ディレクターのDr. Greg Vanichkachornが推奨する食事療法の内容を、まとめてご紹介します。
早速、コロナ後遺症の緩和につながると考えられる食事の内容について見ていきましょう。
地中海食は、現在のところ「最も信頼できる健康効果が高い食事法」と考えられている方法です。
地中海食の特徴には、
・不飽和脂肪酸を多く含んでいるオリーブオイルをよく使う
・飽和脂肪酸を多く含む肉の摂取量が少ない
・タンパク質源のメインは魚である
・野菜や果物などの植物性の食品が多い
などがあげられます。
タンパク質は体にとって重要な役割を果たす栄養素の一つで、タンパク質の摂取が少ないと疲労の症状が悪化する可能性があります。その中でもマグロやサーモンなど脂肪分の多い魚は、心血管の健康を改善することができる「オメガ3酸」が含まれており、積極的に摂りたい食材です。
Dr. Greg Vanichkachornは「スーパーフード」に焦点を当てるのではなく、総合的な「スーパーフード」を構築することに焦点を当てるべきだ、と述べています。スーパーフードとは、抗酸化物質、食物繊維、脂肪酸を豊富に含む、健康に有益な食品のことです。スーパーフードと呼ばれる1つの食べ物でさまざまな栄養を補うこともできますが、食事で摂取するさまざまな食べ物で総合的に栄養を補うことができればより理想的でしょう。
スーパーフードのように、健康に役立つ数多くの栄養素をバランス良く摂取することは、慢性疾患の改善に役立ちます。さまざまな食材に含まれるすべてのビタミンとミネラルが一緒に働くと、それが最高の防御になるのです。
2022年に発表された研究では、鉄代謝異常と貧血はCOVID-19後によく見られる所見で、長期的な症状の原因の一つとなる可能性があります。また亜鉛が不足すると、味覚障害、疲労、脱毛などの症状も出現します。ビタミンやミネラルの欠乏が後遺症のすべての症状と関係しているとは言えないですが、不足している場合は栄養相談などを通じ、食生活を改善するほうが良いでしょう。
研究では「コロナ後遺症を発症したすべての患者さんが適切な量の水分を補給する必要がある」と強調されています。新型コロナウイルス感染症の患者さんは、長時間、休息や睡眠をとることが多いため、栄養補給や、特に水分補給が滞りやすくなります。誰しも脱水症状になれば気分が悪くなりますが、新型コロナ後遺症にも悪影響が出るのです。
Dr. Greg Vanichkachornは、患者さんが水分補給を忘れないように注意する必要があるとして、新型コロナ後遺症の患者さんに携帯用ボトルでの水分の持ち歩きを推奨しています。「普通の水ではつまらないという方は、レモンやライムなどの果物を加えると、味が変わります。このような簡単な工夫で、水分補給がとても簡単になります」というアイデアを付け加えています。
コロナ後遺症の際、摂取しないほうがいいと考えられている食べ物もあります。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性期以降に長期間続くさまざまな症状(いわゆる「long COVID」)に慢性炎症が関与しており、炎症を抑制する治療が予後を改善する可能性が報告されました。これは米フロリダ大学のArch Mainous氏らの研究によるもので、詳細は5月12日の「Frontiers in Medicine」に掲載されています。
この論文では、摂取を控えることが望ましい、慢性炎症を悪化させる食材として、赤身肉・加工肉・果糖入り飲料などが挙げられています。
新型コロナ後遺症は、誰でもが見舞われる可能性のあるものです。症状の緩和につながる可能性のある対策は、水分や食事という非常に身近なところにポイントがあります。自覚症状を感じたら一つずつ対策し、ゆっくりと改善を目指しましょう。
参考資料
https://www.cnbc.com/2022/08/29/struggling-with-long-covid-heres-what-you-should-and-should-not-eat.html
Metabolites. 2022 Jun 14;12(6):546.
Front Med (Lausanne). 2022 May 12;9:891375.
そもそも漢方薬とは天然の生薬(植物や動物、鉱物などの薬効がある部分)を何種類か組み合わせた薬のことをいいます。このため、作用や効果、作用する部位などが多方面にわたることが特徴です。また、効果が出るまでには時間がかかりますが、自然治癒力を高めてくれると考えられています。
このような漢方薬は新型コロナウイルス後遺症の特効薬になるとは言えませんが、原因が分かっていないさまざまな症状にも対応できるとされています。そのため、後遺症をはじめ新型コロナウイルス感染症に関連したさまざまな症状の改善に役立つ可能性があると考えられているのです。漢方薬の処方を希望する場合は、医師に相談してみるとよいでしょう。
以下では症状別に検討される漢方薬の種類と期待できる効果について解説します。
補中益気湯は、倦怠感や食欲不振、寝汗などの症状に効果が期待できます。体力があまりなくて疲れやすく、胃腸が弱い方に用いられることが一般的です。
十全大補湯は倦怠感や疲れ、貧血、食欲不振、手足の冷えなどのさまざまな症状を和らげる効果が期待できます。食欲がなく、体力低下や手足の冷えなどが気になる方に用いられることが一般的です。
加味帰脾湯は精神的不安や、神経症などの症状に効果が期待できます。体力があまりなく、血色があまりよくない方に用いられることが一般的です。
葛根湯は、かぜの引きはじめや鼻かぜ、肩こりなどの症状に効果が期待できます。
比較的体力があり、頭痛や発熱、寒気、肩こりなどを伴う人に用いられることが一般的です。
八味地黄丸は、脱毛のほか、腰や脚の痛み、泌尿器または生殖器の機能低下などの症状に効果が期待できます。疲労や倦怠感が著しく、尿の不調、口の渇きなどを伴う人に用いられることが一般的です。
人参養栄湯は体力が落ちている人の全身状態の改善に効果が期待できます。また、咳などの呼吸器症状の改善にも使用されることがあります。
漢方薬の服用は食前か食間であることが一般的です。
食前とは、食事をする30分前のことを指し、食間は食事をしてから2~3時間後のことを指します。しかし種類によって服用法は異なるため、服用前に医師や薬剤師から十分に説明を受け、用法・用量の記載を確かめて服用するようにしましょう。
漢方薬は副作用が出ないと考える方もいますが、副作用が出る可能性もあります。問題になることは少ないですが、発疹やかゆみ、発熱など気になる症状が現れた場合は使用を中止して医師に相談するようにしましょう。
また、漢方薬を使用するにあたり、高齢者や妊産婦などの注意が必要な人もいるため、気になることがある人は事前に確認するとよいでしょう。
新型コロナウイルス感染症の後遺症では、必要に応じて漢方薬の処方が検討されることがあります。また、新型コロナウイルス感染症における漢方薬の使用用途は後遺症だけではなく、感染予防や感染初期の段階から使用を検討することもあります。
たとえば、感染予防には補中益気湯、感染初期には葛根湯、小柴胡湯加桔梗石膏などが用いられる場合があります。後遺症はもちろん、新型コロナウイルス感染症に関連する治療などで漢方薬を希望する場合は医師への相談を検討しましょう。
新型コロナウイルス感染症は、5類感染症に移行したとはいえ、決して終息したわけではありません。特に、後遺症のリスクを考えると、感染対策は依然として重要です。ワクチン接種、マスク着用、手洗いなどの基本的な感染対策を継続し、自分自身だけでなく、周りの人々を守るために、引き続き注意を払うことが大切です。
イーヘルスクリニック新宿院では、新型コロナウイルス後遺症(Long Covid)でお悩みの方へ、多角的な治療アプローチを提供しています。
具体的には、
これらの治療法は、患者様の症状や体質に合わせて、最適な組み合わせを提案します。
新型コロナ後遺症に対しては、さまざまな観点から症状に対して有用と思われる対策を行うことが重要です。つらいと感じる症状のあるときはお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症・罹患後症状のマネジメント 厚生労働省
新型コロナウイルス感染症診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント第1.1版
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組について(周知)
新型コロナ後遺症(罹患後症状)の実態調査結果と相談・診療体制について
Latest insights into after effects of severe COVID-19 on the brain
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記事監修:天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。