高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
禁煙外来とは、喫煙を依存症(病気)と捉え、禁煙したい方を支援するための外来診療のことです。
ニコチンは依存性が強いため、自分ひとりで禁煙するのは非常に困難です。禁煙外来を利用すれば、禁煙補助薬の使用や毎回の喫煙状況の検査、医師や看護師のサポートにより、自分で行うよりもずっとラクに禁煙できるといわれています。
本記事では、禁煙外来で行われる検査の内容や検査方法について解説します。
禁煙外来では、今後の治療方針を検討したり、治療による禁煙効果を確認したりするために“呼気一酸化炭素濃度測定”という検査を行います。これにより、測定前日から当日の紙巻たばこの喫煙状況を確認できます。
たばこには、ニコチンや一酸化炭素、タールをはじめとする約200種類以上の有害物質が含まれています。これらの有害物質をどれくらい体内に取り込んでいるかはたばこの吸い方によって変わり、吸ったたばこの本数を確認するだけでは正確に把握できません。そのため、検査機器を用いて実際にどのくらいの一酸化炭素が体内に取り込まれているかを確認する必要があるのです。
この検査は、たばこの摂取状況を確認するものです。治療開始前(初診時)に測定することはもちろんですが、治療効果を確認するために再診時にも測定します。しかし、オンラインで禁煙治療を行っている場合では、再診時の測定は省略されるケースもあります。
呼気一酸化炭素濃度測定では、吐く息の中に含まれる一酸化炭素の量を測定することで、喫煙によってどのくらいの一酸化炭素が体内へ取り込まれたかを調べます。機械に息を吹き込むだけの検査なので、痛みを伴わず、ほんの数分間で終わります。
吐く息に含まれる一酸化炭素濃度(ppm)と喫煙レベルの関係はおおよそ以下のとおりです。検査の数値を確認することで、禁煙することができているかを客観的に確認できます。
0~6 ppm :非喫煙者
7~10 ppm :要注意範囲(低頻度の喫煙の可能性あり)
11~15 ppm :喫煙者
16~25 ppm :頻繁にたばこを吸う喫煙者
26~35 ppm :常習的な喫煙者
36~50 ppm :極めて常習的な喫煙者
51 ppm以上 :危険なほど常習的な喫煙者
たばこを吸った後は、最短でも 10分たたないと検査ができません。たばこの煙がまだ肺の中に残っている状態だと、非常に高い値が出て適正な測定ができないためです。詳しくは医師の指示に従うようにしましょう。
禁煙外来では治療前や治療効果を測るために呼気一酸化炭素濃度測定を行い、喫煙量や喫煙状況を客観的に確認します。機械に息を吹き込むだけで、痛みを伴わずに数分でできる簡単な検査です。正しい方法で測定しないと、正確な数値を得ることができず、治療に影響が出る可能性があります。そのため、検査について十分に理解し、分からないことがあれば医師や看護師に確認するようにしましょう。
eHealth clinicの禁煙外来では禁煙を目指す方をサポートしています。保険診療・自費診療どちらでも受診が可能です。保険適用での治療は、以下4つの要件を満たす必要があります。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。具体的な治療については、医師がこれまでの喫煙習慣などをお聞きし、患者さんに合わせた治療計画を提案します。これまで禁煙に挑戦してきたけどやめられなかったという場合は、ぜひご相談ください。
当院で禁煙治療をご希望の方へ
現在、製造元の出荷停止の関係で飲み薬(チャンピックス錠)での禁煙治療の受付を停止しています。
当院では、貼り薬(ニコチネルTTS)での治療を行っております。
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