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高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高くなる病気です。尿酸値は食生活の不摂生やお酒の飲み過ぎなどの生活習慣の乱れが原因で高くなるため、高尿酸血症は生活習慣病の1つとされています。高尿酸血症の治療ではまず生活習慣を見直すことからスタートしますが、改善しない場合は放っておくと痛風発作や腎機能悪化などを引き起こすため、薬を使用するケースもあります。
本記事では、高尿酸血症の薬について詳しく解説します。
高尿酸血症の薬は大きく“尿酸生成抑制薬”と“尿酸排泄促進薬”の2つのタイプが使われ、尿酸が増える原因(尿酸排泄低下型、尿酸産生過剰型、混合型)を踏まえて適切なものが選択されます。それぞれどのような特徴があるのか詳しく見てみましょう。
尿酸生成抑制薬とは、体の中で尿酸が作られるのを抑える作用がある薬です。尿酸は肝臓で作られるため、肝臓にはたらきかけて尿酸を作るために必要な酵素のはたらきを抑えます。これは、肝臓で尿酸が過剰に作られる尿酸産生過剰型に効果があります。
薬は、非プリン型キサンチン酸化還元酵素阻害薬(フェブキソスタットやトピロキソスタット)などが使用されています。いずれの薬も飲み合わせの悪い薬が複数あります。そのため、使用の前には必ず医師に使用している薬を伝えるようにしましょう。特にメルカプトプリン水和物やアザチオプリンを服用中の人は注意が必要です。
尿酸排泄促進薬とは、腎臓にはたらきかけて尿と共に尿酸の排泄を促す作用がある薬です。尿酸の排泄がうまくできないことが原因で高尿酸血症になっている尿酸排泄低下型の人に効果があります。
薬は2020年より登場した選択的尿酸再吸収阻害薬(ユリス)をはじめ、URAT1阻害薬(ベンズブロマロン)、有機酸トランスポーター阻害薬(プロベネシド)などの薬が使われています。副作用としては、尿管結石(尿酸の塊ができて細い尿管を詰まらせる)を引き起こすことも知られています。予防するためには、尿をアルカリ性にするクエン酸カリウムなどの“尿アルカリ化剤”を一緒に使用するのが一般的です。
高尿酸血症の薬には、副作用として腎臓や肝臓の機能を悪くすることがあります。内服を始めたら、医師の指示にしたがって定期的に血液検査や尿検査を受けて問題がないかを確認することが大切です。
また、薬の種類や量は高尿酸血症の重症度によって異なります。ただ薬を飲み続けるのではなく、定期的に尿酸値を調べて薬の量などを調整していくいことが必要です。そのためにも、決められた血液検査は必ず受けるようにしましょう。
高尿酸血症の原因の多くは生活習慣の乱れで、治療の基本は生活習慣の改善となります。そのため、薬で治療を始めたとしても、生活習慣が乱れたままでは十分な効果が期待できないことも少なくありません。
高尿酸血症は、ビールなどアルコールの飲み過ぎ、肉類に偏ったカロリーオーバーな食事、運動不足などがきっかけで発症します。そのため、このような生活習慣を見直しましょう。
また、尿酸排泄促進薬を使用している人は、尿酸の排泄を促すために1日2.0L程度のノンカロリーの水分摂取がすすめられています。高尿酸血症の人は、尿管結石を予防するためにも十分な水分補給を心がけましょう。
高尿酸血症は放っておくと痛風発作や腎機能の悪化などを引き起こす可能性があります。生活習慣を見直すことで尿酸値は下がりますが、十分に下がり切らない場合はお薬による治療が必要です。使用する薬は、重症度や腎機能、高尿酸血症のタイプによって異なります。そのため、医師の指示にしたがって治療を行っていくことが大切です。
eHealth clinicの腎臓内科では高尿酸血症の診療を行っています。高尿酸血症をはじめとする生活習慣病は薬だけではなく、食事や運動などの生活習慣の見直しも大切です。eHealthclinicには管理栄養士が在籍し、患者さま一人ひとりに合わせた食事をご提案することも可能です。気になることがあればいつでもご相談ください。
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