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コラム
2025.10.09

GLP-1は短期決戦。マンジャロで痩せてリバウンドを防ぐ、医師の「出口戦略」とは

【医師解説】マンジャロ・ウゴービの効果的な使い方。短期集中で痩せ、リバウンドを防ぐ当院の治療法

イーヘルスクリニック新宿院の天野です。当院の医療ダイエット外来には、「マンジャロ」や「ウゴービ」といったGLP-1受容体作動薬に関心を持ち、ご来院される方が多くいらっしゃいます。

近年、ダイエットに対する考え方は「ただ体重を落とす」から、「医学的根拠に基づき、健康的に減量する」へと大きくシフトしています。世界保健機関(WHO)がGLP-1受容体作動薬を肥満症治療薬として推奨する見通しであることからも、その流れは明らかです。

これらの薬は非常に効果的ですが、成功のためにはいくつかの重要なコツがあります。今回は、マンジャロのダイエット効果を科学的データで示すと共に、GLP-1治療で本当に成功するための当院のスタンスと具体的なサポート体制について詳しく解説します。

マンジャロ®の驚くべきダイエット効果

マンジャロ(チルゼパチド)は、単に体重を減らすだけでなく、体に備わるホルモン(GLP-1とGIP)に働きかけることで、食欲を自然に抑え、満腹感を持続させる効果が期待できます。その効果は、世界的な臨床試験と、当院独自のデータで証明されています。

① 世界的な臨床試験データ(SURMOUNT-3試験)

2023年に実施されたSURMOUNT-3試験では、肥満の成人に対して72週間の治療で、マンジャロを投与されたグループは平均で体重が18.4%減少したことが報告されています。

② 当院独自の治療実績(2024年10月〜12月)

当院のデータでも、マンジャロの有効性が示唆されています。

上記期間に当院で治療を開始した患者様(平均年齢30.2歳、女性87%)のデータを分析した結果、治療介入により、平均BMIが25.4から23.2へと有意に減少しました(P<0.001)。これは、実際の診療においても、マンジャロが体重管理に非常に有効であることを示しています。

しかし、ただ飲むだけでは成功しない。GLP-1治療の「現実」

これほど効果が期待できる薬ですが、当院では単に処方するだけの治療は行いません。なぜなら、GLP-1治療には厳しい現実があるからです。

医学雑誌『Nature』でも議論されているように、GLP-1治療は「費用や副作用で続けられない」「薬をやめたらリバウンドしてしまった」という声が多く、1年以内に37〜81%もの人が中断してしまうというデータがあります。本当のゴールは、体重を落とすことではなく、「落とした体重をいかに維持するか」にあるのです。

そこで当院では、GLP-1治療を「短期間で体重を落とす“勝負の治療”」と位置づけています。

だからこそ当院では、この「勝負の治療」を成功に導き、その後のリバウンドを防ぐために、単に薬を処方するだけではない、トータルサポート体制を整えています。具体的には、医師によるきめ細やかな経過観察、ご希望の方への無料の栄養カウンセリング、そして定期的な血液検査による副作用チェックを組み合わせ、リバウンドまで見据えた治療を行っています。

イーヘルスクリニック新宿院でのマンジャロ・ウゴービ治療

イーヘルスクリニック新宿院では、マンジャロ・ウゴービを自由診療にて処方しています。 当院は、お忙しい方でも治療を受けやすいよう、オンライン診療や土日祝日の診療にも対応しています。

「近くに取り扱いのある医療機関がない」「まずは話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。

イーヘルスクリニック新宿院 受付

当院では、肥満症治療薬のマンジャロ・ウゴービをはじめとするGLP-1受容体作動薬を用いた肥満症治療において、以下のようなトータルサポートを行っています。

  • 医師による安全な処方と、治療効果や体調変化に応じたきめ細やかな経過観察
  • 管理栄養士など専門家による栄養カウンセリング(ご希望の方に無料で実施)
  • 定期的な血液検査による副作用のチェックと、必要に応じた迅速な対応

患者様一人ひとりの状態に合わせ、安心して治療に取り組んでいただけるよう、多角的にサポートいたします。ご興味のある方は、ぜひ一度当院までお問い合わせください。

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イーヘルスクリニック 新宿院

この記事の運営者:イーヘルスクリニック新宿院

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