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コラム
2024.02.10

ビタミンCの”4つの重要な働き”と”当院での使用例”

【医師解説】美肌・貧血から動脈硬化予防まで。ビタミンCの4大効果と賢い摂り方

イーヘルスクリニック新宿院の天野です。本日は、アンチエイジングや健康維持に欠かせない「ビタミンC」について、その重要な働きと、より効果的な摂取方法について情報を共有します。

ビタミンCは、美容だけでなく、私たちの体が正常に機能するために不可欠な栄養素です。不足すると肌荒れや疲労感、免疫力の低下などを引き起こす可能性があります。

健康とアンチエイジングを支える「ビタミンCの4大効果」

ビタミンCは強力な抗酸化作用を基盤に、私たちの体内で実に多くの重要な役割を担っています。特に知っておきたい4つの働きをご紹介します。

1. 美肌効果:シワやたるみを防ぎ、ハリを保つ

ビタミンCは、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンの生成に不可欠です。コラーゲンが不足すると、シワやたるみの原因となります。ビタミンCを十分に摂取することは、体内でコラーゲンを効率よく作り出し、若々しい肌を保つための鍵となります。

2. 動脈硬化の予防:血管をしなやかに保つ

ビタミンCの強力な抗酸化作用は、血液中の悪玉コレステロール(LDL)が酸化されるのを防ぎます。酸化したLDLは血管の壁に蓄積し、動脈硬化を引き起こす元凶となります。ビタミンCはこれをブロックすることで血管を守り、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを低減します。

3. 貧血の予防:鉄分の吸収をサポート

食品に含まれる鉄分には、体に吸収されにくい「非ヘム鉄」(主に植物性食品)があります。ビタミンCは、この非ヘム鉄の吸収率を格段にアップさせる働きがあります。貧血気味の方や、菜食中心の食生活の方は特に意識したいポイントです。

4. 骨粗鬆症の予防:骨の形成を助ける

近年、ビタミンCが骨の形成においても重要な役割を果たすことがわかってきました。特に閉経後の女性において、ビタミンCの摂取が骨密度の維持・向上に貢献するという研究結果も出ており、骨を丈夫に保つためにも欠かせない栄養素です。


あなたに合った摂り方は?当院のビタミンC療法

ビタミンCは食事から摂ることが基本ですが、より積極的な健康維持やアンチエイジング、特定の症状改善のためには、医療機関での治療が効果的な場合があります。当院では、患者様一人ひとりの目的に合わせ、2つの方法をご提案しています。

① 高濃度ビタミンC点滴

短時間で効率的に、高濃度のビタミンCを直接体内に届ける治療法です。血中濃度を急激に高めることで、サプリメントでは得られない高い抗酸化作用や免疫力アップが期待できます。疲労回復や美肌、がんの再発予防など、様々な目的に活用されます。

点滴の詳細・ご予約はこちら

② 医療機関専売サプリメント

日々の健康維持や、点滴の効果を長持ちさせるためには、毎日の継続的な摂取が大切です。当院では、品質や成分にこだわった医療機関専売のビタミンCサプリメントを取り扱っており、患者様のニーズに合ったものをご提案します。

サプリのご購入はこちら (ECサイト)

当院では、専門医による丁寧な診察のもと、点滴とサプリメントを組み合わせるなど、患者様の症状やライフスタイルに合わせた最適な治療法をご提案します。


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ビタミンC療法に関するご相談やご予約は、以下のボタンから承っております。
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この記事の作成者

天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)

イーヘルスクリニック 新宿院

この記事の運営者:イーヘルスクリニック新宿院

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