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2022.07.27
#内科 #対象疾患

ビオスリー

ビオスリーとは

ビオスリー(酪酸菌配合剤)とは、いわゆる善玉菌(後述)の一種であるラクトミン(乳酸菌)、酪酸菌、糖化菌が配合された薬です。善玉菌の増殖を促し、悪玉菌の増殖を抑えることで腸内細菌のバランスを整え、便秘や下痢などのさまざまな症状の改善が期待できるとされています。

ビオスリーにはビオスリー配合散(粉薬)、ビオスリー配合錠、ビオスリー配合OD錠(水なしで飲むことができる、口の中で溶ける薬)があります。

腸内細菌と健康の関係

人間の腸内には約1,000種類、約100兆個もの細菌が存在するといわれています。この細菌は大きく(1)健康維持・増進などに関わる“善玉菌”(2)体に悪い影響を与える“悪玉菌”(3)善玉菌が多い時は善玉菌のはたらきを、悪玉菌が多い時は悪玉菌のはたらきをする“日和見菌”の3つに分けられ、それぞれバランスよく存在しています。

しかし、この細菌のバランスが崩れ悪玉菌が増えると、便秘や下痢などの症状がみられたり、さまざまな病気にかかりやすくなったりするといわれています。そのため、腸内の善玉菌を増やすことが大切です。

ビオスリーが処方される病気とは?

ビオスリー が処方されるのは、主に以下のような病気のときです。

  • 胃腸炎
  • 下痢症
  • 消化不良性下痢症
  • 便秘症
  • 下痢便秘交代症
  • 急性腸炎
  • 慢性腸炎
  • 過敏性腸症候群

など

ビオスリーの使用方法とは?

ビオスリーには錠剤、OD錠、散剤があり、それぞれ以下のように使用することが一般的です。

錠剤の場合

成人の場合は1日3~6錠を3回に分けて服用します。なお、年齢や症状によって服用量を適宜増減することがあります。

OD錠の場合

成人の場合は1日3~6錠を3回に分けて服用します。なお、年齢や症状によって服用量を適宜増減することがあります。

また、OD錠は口の中で溶けますが、口の粘膜から吸収されるわけではありません。そのため、唾液や水で飲み込む必要があります。

散剤の場合

成人の場合は1日1.5~3gを3回に分けて服用します。年齢や症状によって服用量を適宜増減することがあります。

ビオスリーの使用に注意が必要な人とは?

ビオスリーは基本的に幼小児でも服用できるとされています。添付文書には、併用禁忌や慎重投与が必要な人に関する情報の記載はありません。

ただし、以下のような人は服用に注意が必要な場合があります。当てはまる人は、念のため医師や薬剤師に相談してから服用するとよいでしょう。

  • 薬や食品が原因でアレルギー症状(かゆみや発疹(ほっしん)など)が現れたことがある
  • 妊娠中
  • 授乳中
  • ほかに薬などを服用している

など

ビオスリーの使用中に注意したい症状

国内で行われた一般臨床試験において、副作用のような症状は報告されていません。

ただし、気になる症状がある場合は、受診を検討するとよいでしょう。また、詳細な効果や副作用については、医師や薬剤師のほか、薬の添付文書を確認するとよいでしょう。