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診療科目
2022.04.27
#内科 #対象疾患

消化不良

受診の目安になる症状

  • 消化不良が長く続いている
  • 腹痛や下痢が長く続いている
  • 運動すると症状が現れ、休むと改善される
  • 発汗、息切れ、心拍数の増加がある
  • 食欲不振や吐き気、嘔吐がある
  • 体重が減っている
  • 血便がある
  • 飲み込みづらさ、飲み込むときの痛みがある など

消化不良とは、胃腸のはたらきが低下することで胸やけ、膨満感、吐き気、食欲不振といったさまざまな症状が現れる症状のことです。多くは一時的なものであり、時間とともに改善されるため、しばらく様子を見てもよいでしょう。

ただし、消化不良を繰り返す場合や、ほかにも発汗や息切れなどを伴う場合はときに重大な病気が隠れていることもあるため注意が必要です。また、上記のような症状がなくても、消化不良が続いている場合はまずはかかりつけ医に相談したり、内科などを受診するとよいでしょう。

消化不良の原因と対処法

食べすぎや飲酒

一過性の消化不良は食べすぎや飲酒が原因の可能性があります。特に刺激の強い食べ物(にんにく、唐辛子など)や脂肪が多い食べ物の食べすぎ、炭酸飲料、アルコールの飲みすぎは胃酸や消化酵素の分泌を乱し、消化不良につながることがあるとされています。また、早食いも噛む回数が少なくなることで消化に時間がかかり、消化不良につながることがあります。

消化不良の解消や予防のためには、食後30分程度はゆっくり休み、すぐに動いたりお風呂に入ったりしないようにしましょう。胃の回復のために消化のよいものを食べることも大切です。絶食はかえって胃の回復が遅れることもあるため注意が必要です。さらに、最初に紹介したような飲食物の食べすぎや飲みすぎを控える、腹八分目を心がける、よく噛んでゆっくり食べる、寝る直前に食事をしないといった点にも注意するようにしましょう。

疲れやストレス

精神的・肉体的ストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れて消化しづらくなったり、過剰な胃酸の分泌によって胃が荒れてしまい消化不良につながったりすることがあります。また、ときに胃の激痛や嘔吐といった激しい症状が現れることもあります。

急激なストレスが原因の場合は、休息・睡眠、気分転換をはかる、温かい食事、胃壁を保護する牛乳を取るといった点を心がけましょう。慢性的なストレスが原因の場合はストレスの解決を図るほか、胃液のはたらきを助ける薬が処方されることもあるため受診を検討するとよいでしょう。

疑われる病気

消化不良が繰り返される場合は、食道アカラシア(食べ物がうまく胃へ運ばれなくなる病気)や胃がん、食道がん、胃食道逆流症(逆流性食道炎の一種)、胃炎などの病気が関係している可能性もあります。そのほか、急性冠動脈虚血や狭心症など、ときに命に関わる病気の可能性も考えられます。

この場合は病気に合わせた適切な治療が必要となるため、消化不良のほかにも気になる症状がある場合は受診を検討するとよいでしょう。

消化不良になったときに気をつけたいポイント

しっかり休息する

消化不良を感じたら、まずはゆっくり休み疲れを取ることが大切です。また、食後30分程度は動いたりお風呂に入ったりせずゆっくりすることで、消化不良の予防にもなるといわれています。

胃に優しい食事を取る

刺激物や脂っこい食べ物は控え、鶏肉、白身魚、豆腐といった消化のよい食品を食べるとよいとされています。下痢があるときは食物繊維が多い野菜なども胃腸の刺激となるため控え、脱水症状を防ぐために水分を十分に取りましょう。

繰り返す場合は早めに受診の検討を

消化不良を繰り返す場合は、がんなどの重大な病気が隠れていることがあるため注意が必要です。消化不良が長く続いたり、ほかにも気になる症状があったりする場合は早めの受診を検討するとよいでしょう。