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診療科目
2023.01.19

甲状腺ホルモン検査は何科で受けるの?~適切な診療科や費用、保険適用の有無について~

甲状腺ホルモンに異常がある場合は、イライラや動機、手の震え、肌のかさつき、気力の衰え、便秘などの症状が見られるようになります。このような症状は日常生活の中でよく見られるため放置してしまうこともありますが、時に甲状腺の病気がきっかけになっていることもあります。気になる症状が見られた場合は、医師に相談し甲状腺ホルモン検査を検討することも大切です。本記事では甲状腺ホルモン検査が受けられる診療科や検査方法、検査費用、保険適用の有無などをご紹介します。

甲状腺ホルモンの検査は何科で受けられる?

甲状腺ホルモン検査を受けられる診療科は、内科や内分泌内科などが挙げられます。また、健康診断の際にもオプションとして付けられる場合があります。

甲状腺ホルモンの検査の費用

甲状腺ホルモンの検査は医師が必要と判断した場合は、保険適用となります。一方健康診断などのオプションとして任意で受ける場合は、保険適用とならず全額自己負担となります。

eHealthclinicでは健康診断でも、甲状腺ホルモン検査を4,400円(税込)で受け付けています。さらに甲状腺超音波検査もセットにした場合は、11,000円(税込)で行うことが可能です。詳しくはこちらをご確認ください。

検査内容

甲状腺ホルモンの異常は、血液検査によって調べることができ、主にTSH(甲状腺刺激ホルモン)、FT3、FT4といった項目を調べることが一般的です。これらの数値は、多くても少なくても、体に変調をきたします。基準値は以下の通りです。

基準値

  • TSH:0.35~4.94(μU/ml)
  • FT3:1.71~3.71(pg/ml)
  • FT4:0.70~1.48(ng/dl)

甲状腺ホルモンの分泌が多い状態は“甲状腺機能亢進症”といわれ、動悸が激しくなったり、体が火照って汗が大量に出たりするなどの症状が見られます。代表的な病気はバセドウ病です。バセドウ病は、体を守るための免疫が、自分の甲状腺を刺激し続けることで起こる病気のことです。

一方、甲状腺ホルモンの分泌が少ない状態は“甲状腺機能低下症”といわれ、無気力や記憶力の低下、便秘、意識障害などが現れます。甲状腺機能が低下する病気でもっともよくみられるのは橋本病です。橋本病は、免疫の異常によって甲状腺が炎症を起こし、組織を破壊してしまう病気です。

以上のような甲状腺の病気は20歳代後半~40歳代の女性に発症することが多いとされ、妊娠や出産などに影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

必要に応じて問診や触診がされることも

病院では、問診と触診を行うこともあります。具体的には、自覚症状の有無や、症状がある場合は現れた時期、家族に同様の病状をもつ人がいるか、喫煙歴、飲んでいる薬などについて質問があります。また、その後首の甲状腺がある部分に触れて大きさや腫れの有無、硬さなどを調べることもあります。

そのため、気になる症状や不安事などを受診前にメモをしていくと診療がスムーズ行えるでしょう。

検査前の注意点

甲状腺ホルモン検査は血液検査によって行われるため、採血しやすいよう肘まで袖をまくりやすい服装をしていくようにしましょう。また、血液検査の項目の中には食事の影響を受けるものもありますが、甲状腺ホルモン検査では食事による影響は少ないといわれているため、食事制限の必要はありません。

甲状腺ホルモンの検査についての疑問は医師に相談

甲状腺ホルモンの血液検査の結果は個人差があります。数値はあくまで目安として考え、すぐに病気と判断せずに医師の診察とアドバイスを受けるようにしましょう。また、甲状腺ホルモン検査で異常を指摘された場合は、さらに精密検査を受ける必要があるため、医師の指示に従って受診するようにしましょう。特に妊娠希望のある場合や妊娠中の場合、甲状腺ホルモンの異常は不妊や妊娠継続にもかかわるといわれているので、注意が必要です。

eHealth clinicの内科・内分泌内科では、必要に応じて甲状腺ホルモン検査をご提案することがあります。検査後も結果について丁寧に説明し、患者様一人ひとりに合わせた治療法や生活の注意点などをご提案いたします。不安や疑問があればいつでもお気軽にご相談ください。