高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
ブデホルとは、気管支喘息や、慢性閉塞性肺疾患の症状の緩和、気管支の発作を鎮めるなどを目的に使う吸入薬です。有効成分はブデソニドとホルモテロールフマル酸塩水和物であり、気道の炎症を抑える作用と、気管を広げる作用があるとされています。
また、ブデホルはジェネリック医薬品であり、ブデホル吸入粉末剤30吸入とブデホル吸入粉末剤60吸入でそれぞれ“ニプロ”“JG”“MYL” があります。先発品はシムビコートタービュヘイラーという薬です。
気管支喘息は、気道が慢性的に炎症している状態となる病気です。何らかの刺激が加わると気道が細くなり、呼吸困難、咳、ゼーゼーとした呼吸音などの症状が現れることがあります(喘息発作)。
慢性閉塞性肺疾患は英語での病名をChronic Obstructive Pulmonary Diseaseといい、頭文字を取ってCOPDとも呼ばれます。肺の炎症によって咳や痰が長く続く病気であり、従来、慢性気管支炎や肺気腫(肺胞が破壊された状態)と呼ばれていた病気が、現在はまとめてCOPDとして扱われています。この最大の原因は喫煙とされています。
成人の場合は、維持療法(喘息を良好にコントロールした状態を維持するための治療)として1回1吸入を1日2回行うことが基本です。使う量は症状に応じて増減しますが、維持療法としての1日の最高量は1回4吸入を1日2回(合計8吸入)までとされています。
また維持療法に使っている場合、発作が起きたときには追加で1吸入してよいとされています。このとき、数分経っても発作が続く場合はさらに追加で1吸入し、必要に応じてこれを繰り返してもよいですが、1回の発作につき最大6吸入までを守る必要があります。維持療法と発作時に使う場合、1日の使用量は基本的には8吸入までとされていますが、一時的に1日合計12吸入まで増量も可能です。ただし、維持療法、発作時の使用ともに、実際の使用については医師の指示にしたがってください。
成人の場合、1回2吸入を1日2回行うことが基本です。
以下の薬は併用注意とされています。
薬の代謝が阻害され、副腎皮質ステロイド剤を全身投与したときと同じような症状が現れる恐れがあります。
不整脈や心停止を起こす恐れがあります。
低カリウム血症(血中のカリウム濃度が低下した状態)による不整脈を起こす恐れがあります。
ホルモテロールの作用を低下させる恐れがあります。
心室性不整脈などのリスクが高まる可能性があります。
アナフィラキシーによる呼吸困難、気管支攣縮、全身の潮紅、血管浮腫、蕁麻疹などが現れることがあります。このような症状が現れた場合は薬の使用を中止し、適切な処置を行う必要があるため、早めに受診するとよいでしょう。
カリウム値が低下すると、脱力、呼吸困難感、不整脈などを生じることがあります。さらに、キサンチン誘導体、ステロイド剤、利尿剤の併用によって血中のカリウム値がより低下することがあるため注意が必要です。
以上の症状は全てではありません。詳細な効果や副作用については、医師や薬剤師への確認のほか、薬の添付文書を読む ようにしましょう。eHealth clinicでは、患者さまの症状に合わせてブデホルを処方することがあります。ご不安な点があればお気軽にご相談ください。
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