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今ではがんは身近な病気となり、日本人の2人に1人が生涯でがんになるといわれています。がんというと不治の病といったイメージもありますが、現在では早期発見・早期治療ができればその多くが治るとされているため、早期発見が大切です。本記事では、がんの早期発見の方法についてご紹介します。
日本人の死因でもっとも多いのが“がん”で、日本人の3人に1人はがんで亡くなるといわれています。一方で、がんは早期発見できれば多くが治ると考えられています。たとえば、胃がんでは進行した場合、半数以上の人で命を落とすといわれていますが、早期発見できれば100%近くの人が治ると考えられています。また、全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率(2011年から2013年診断症例)によると、早期発見できた(ステージ1)場合の5年生存率(がんと診断されてから5年間生存している割合)は、大腸がん98.8%、胃がん98.7%、肺がん85.6%、子宮頸がん93.6%、乳がん(女性)100.0%といった報告がされています。
がんを早期発見するには、定期的にがん検診を受けることが重要です。がん検診とは、体にがんがあるかどうかを調べる検査のことです。日本のがん検診には、市町村などの公的な予防対策として行われる“対策型検診”と、人間ドックなどの医療機関が任意で提供する“任意型検診”があります。以下では、それぞれの特徴をご紹介します。
対策型検診はがん死亡率の減少を目的としており、その有効性が確立されている検診のことです。“胃がん検診”“子宮頸がん検診”“肺がん検診”“乳がん検診”“大腸がん検診”の5種類があります。また、検診費用は自治体からの補助が出るため、通常は無料または一部負担で済みます。検診の案内は、各地方自治体(都道府県、市区町村、特別区)から郵送で届く場合が多いです。詳細については、お住まいの地域に確認しましょう。
以下では、各がん検診の概要を簡単にご紹介します。
大腸がんは日本人がもっとも多くかかるがんとされています。原因は運動不足や野菜や果物の摂取不足、肥満、飲酒などの生活習慣が大きく関わっていると考えられています。
検診の対象年齢は40歳以上で、1年に1回の検診が推奨されています。
肺がんは2番目に多いがんで、最大の原因にはたばこが挙げられています。実際に喫煙していると、肺がんにかかる割合は男性で約4.8倍、女性で約3.9倍に増加するといわれています。
検診の対象年齢は40歳以上で、2年に1回の検査が推奨されます。
胃がんは日本人が3番目に多くかかるがんであり、胃にできるがんのことです。原因にはピロリ菌感染などが挙げられます。検診の対象年齢が50歳以上で、2年に1回の検診が推奨されています。
乳がんは日本人女性がもっとも多くかかるがんであり、はっきりとした原因は分かっていませんが、ホルモンなどが影響しているといわれています。
検診の対象年齢は40歳以上で、2年に1回の検査が推奨されます。
子宮頸がんは30歳後半~40歳代でかかることが多く、主な原因は性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。
検診の対象年齢は20歳以上で、2年に1回の検査が推奨されます。
医療機関などが任意で提供する医療サービスで、さまざまな検診方法があります。検診費用は基本的に全額自己負担になりますが、自分の目的や好みに合わせて検診を選択できるメリットもあります。以下では、がんの早期発見につながる検査として、ABC検診や尿中エクソソーム、PSA検査などを例にご紹介します。
ABC検診では、血液検査から調べた“ピロリ菌感染の有無”と“胃粘膜萎縮(老化)の有無”の2項目を組み合わせて、将来的な胃がんリスクを判定します。
胃がんになる危険度が極めて低い場合はA群、それ以外の胃がんになる危険がある場合はB、C群、危険度が高い場合はD群と結果が示されます。
eHealth clinicではABC検診(自由診療)を4,400円(税込)で行っております。
尿中エクソソームとは、がんの発症や進行に重要な役割を果たすマイクロRNAを尿によって調べる検査のことです。これによって、発症リスクが高いがんの種類を特定できるといわれています。
eHealth clinicでは尿中エクソソームを〇〇円(税込)で行っております。
PSA検査は、血液検査によって血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種“PSA”の値を測定する検査です。PSAは前立腺に特異的なタンパク質の一種で、前立腺がんになるとPSA値が高くなります。
eHealth clinicではPSA検査(自由診療)を3,300円(税込)で行っております。
多くのがんは初期症状に乏しいため、早期発見のためには定期的に検診を受けることが大切です。一方、気になる症状がある人は、早めに医療機関を受診しましょう。また、検診の結果、異常を指摘された場合は、放置せずに医療機関を受診し精密検査を受けることが大切です。精密検査が必要となった場合でも、多くの人ががんでないと分かることもあるため、過度に不安に思う心配はありません。異常なしとなった場合も定期的に検診を受けて早期発見に努めましょう。
eHealth clinicの健康診断では、がん検診として幅広いがんに対応するプランを取りそろえています。検査内容については丁寧に説明いたします。また、がんに関してご不安なことがあったり、何科を受診したらよいか分からなかったりする場合もぜひ一度ご相談ください。
全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率(2011-2013年診断症例)