希望するご予約を
お選びください

×閉じる
診療科目
2023.02.08

肥満治療で使われるGLP-1とは?~効果や副作用や使用法についてご紹介~

肥満治療で使われるGLP-1受容体作動薬とは

GLP-1(ジーエルピーワン)受容体作動薬とは、GLP-1というホルモンを補う薬のことです。GLP-1は人の体にもともとあるホルモンで、食後の血糖値上昇を防ぐ作用や食欲を抑える作用などがあります。一般に糖尿病の治療で使用される薬として知られていますが、糖尿病にとどまらず肥満を治療する薬としても使われるようになってきました。日本ではGLP-1による肥満の治療は保険適用外であり、自由診療(自費)での治療になります。

GLP-1受容体作動薬が肥満に対する効果

GLP-1受容体作動薬は肥満にどう効果があるのでしょうか。

GLP-1は食欲をコントロールする部分に作用し、食欲を減退させるといわれています。また、胃腸では食べたものが胃から腸に移動する時間を遅らせることで満腹感を得やすくすると考えられています。そのため、GLP-1受容体作動薬を使用すると、過剰な食欲を抑え、消化をおだやかにすることができ、食べ過ぎを防ぐことが期待できるのです。その結果、肥満の改善につながると考えられています。実際に、日本人を対象に行われた臨床試験で、GLP-1を6年間使用した人は平均4.2kg体重が減ったという報告もあります。

「肥満の薬」について詳しく見る

GLP-1の種類別の使用法

GLP-1には、飲み薬と注射薬があります。まず飲み薬について、日本で肥満の治療に用いられているのは主に“セマグルチド”です。1日1回、1日の最初の食事・飲水の前に飲み、薬を飲んでから30分間は何も飲んだり食べたりしないようにする必要があります。

また、注射薬は、日本で用いられているのは主に“セマグルチド”と“リラグルチド”です。セマグルチドは週1回、自分で注射します。リラグルチドは、1日1回、朝食の前に自分で注射します。注射する場所は、どちらも太もも、二の腕、お腹のいずれかです。注射の方法や注意点については、医師や薬剤師の説明を十分に聞きましょう。

イーヘルスクリニック新宿院の肥満外来では、飲み薬のGLP-1を処方しています。薬についてご不安なことがあればいつでもご相談ください。

GLP-1の副作用は?

GLP-1の副作用としては、吐き気や嘔吐、便秘などがあります。副作用はGLP-1の使用を始めた直後に起こりやすいといわれ、だんだん改善していくことがほとんどです。しかし、副作用が強く出て、腸が詰まってしまう腸閉塞(ちょうへいそく)が起こることもあるので注意が必要です。

GLP-1を使用する場合は医師の説明をきちんと聞いて用法や用法を守り、副作用に関する注意も詳しく説明してもらいましょう。

GLP-1の処方についてはイーヘルスクリニック新宿院にご相談を

①GLP-1の経口薬(リベルサス)

食欲を抑制し、血糖値の上昇を防ぎます。
管理栄養士による栄養カウンセリングを合わせて実施することで、食生活から見直すきっかけに。

※【来院】の場合はこちらからご予約いただけます。

イーヘルスクリニック新宿院の肥満外来は、通常の治療に加えて管理栄養士による栄養カウンセリングを導入しています。

「普段ご自身で食事や運動に気をつけていても、なかなか体重が下がらない…」
「自分の食生活は間違っているのだろうか。」
このような悩みを持たれている方が、当院には多くいらっしゃいます。
なかなか自分だけで気をつけていても続かないケースもあり、知識豊富な管理栄養士が無理なく取り組める方法をアドバイスさせていただきます。

◆注意事項◆

※肥満外来は自費診療となり、保険適用外になります。
※処方には医師の診察が必要です。
※オンライン診療はクレジットカード決済のみご利用いただけます。(分割でのお支払いは各クレジットカード会社にお問い合わせください。)
※すでに糖尿病などの治療中の方はお申し込みできない場合がございます。ご了承ください。
※それぞれの治療は副作用などのリスクがあります。副作用と注意事項について、受診前に必ずご確認ください。
※当院の肥満外来は医薬品を用いての治療になります。用法容量を守って、正しく服用してください。

GLP-1受容体作動薬について

  • 副作用について
    吐き気、下痢、胸やけなどの胃腸障害や、低血糖状態など。
    副作用の症状については担当医師にご相談ください。
  • 未承認医薬品等
    GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬として 厚生労働省に承認されています。現時点では、肥満治療目的の処方については国内で承認されておりません。
  • 入手経路等
    クリニックが処方するGLP-1経口薬は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無
    国内で肥満治療の効能・効果で承認されているものはありません。 美容・ダイエット目的での使用に ついては保険適応外の自由診療となります。
  • 諸外国における安全性等に係る情報
    GLP-1受容体作動薬は、アメリカのFDA、EU27か国のEMA、韓国のMFDSにおいて、肥満症の適応で承認をされています。日本では、2型糖尿病治療薬として厚生労働省の認可を受けています。

よくあるご質問

  • 保険適用ですか?
    肥満外来(ダイエット外来)は自費診療となり、保険適用外です。
  • 診察は対面ですか?
    当院の肥満外来(ダイエット外来)は【来院】と【オンライン診療】のどちらも選択いただくことが可能です。
  • 栄養カウンセリングとはなんですか?
    経験豊富な管理栄養士が、食生活について改善指導を行います。肥満外来(ダイエット外来)のメニューを申し込まれた方は、初回無料でご利用いただくことが可能です。
    2回目以降は下記料金となります。
    ・栄養カウンセリング ~15分 1,650円(税込)
    ・栄養カウンセリング 15分~30分まで 2,750円(税込)
  • 肥満外来(医療ダイエット外来)を受診する目安となる症状はありますか?
    ・BMIが25以上で、膝や腰の痛み、息切れ、いびき、睡眠中の無呼吸、高血圧などがある。
    ・血液検査で血糖値や中性脂肪など2つ以上の異常値がある。
    ・短期間に急激に体重が増加した。
    ・食欲の異常な増加または減少がある。
    ・体型の変化(むくみ、部分的に太ったなど)がある
  • 肥満外来(医療ダイエット外来)を受診できない人はいますか?
    医師が糖尿病などの治療中であるか、肥満でないと判断した場合など、申し込みはできないことがあるので注意が必要です。
  • 利用可能な決済について教えてください。
    【来院の場合】クレジットカード決済、交通系IC、paypay、現金がご利用いただけます。
    【オンライン診療の場合】クレジットカード決済がご利用いただけます。
  • 定期便について
    定期便は1ヵ月に1度のサイクルで、1ヵ月分のお薬が配送されます。
    定期便はクレジットカード決済のみご利用いただけます。
    当院では毎月診察を受けることも可能ですが、少なくとも12ヵ月ごとに必ずオンラインで受診していただきます。また、別のお薬を処方する場合も診察が必要になります。 ※12ヵ月目の更新月には診察いただくようお願いします。
  • 解約について
    定期便を解約する場合は、次回発送日の10日前までに 下記お問い合わせ窓口までご連絡ください。
    お問い合わせ窓口:03-5315-0514

※【来院】の場合はこちらからご予約いただけます。

•• AIに質問する