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性病予防・治療の最新情報
2024.08.01

性病は治る?早期発見と治療法で健康を取り戻す方法を解説

性病は、恥ずかしくてだれにも相談できない、怖い病気だと感じる人もいるかもしれません。しかし、性病は適切な治療を受ければ、多くの場合完治する病気です。近年、性病の感染者は増加傾向にあります。厚生労働省のデータによれば、性感染症の報告数は年々増加傾向で、若年層での感染が多く報告されています。

この記事では、性病の種類や感染経路、治療法、予防策について詳しく解説します。性病に関する不安や疑問を解消し、健康的な性生活を送るために、ぜひ最後まで読んでみてください。

事後でも性病が予防できる可能性があります。性病予防の全般的な知識をつけたい方は、ぜひ次の記事も合わせてご覧ください。
>>性病予防の基本知識と具体的な対策を解説!安全な性生活のために

性病の治療法と予防策

世界保健機関(WHO)の報告によると、毎日約100万人が性感染症に罹患しているとされています。現状を見ると、性病の予防と早期発見・治療の重要性がわかります。適切な治療を受けることで、完治を目指せるため、症状が出ていなくても不安な場合は、医療機関に相談しましょう。

PEPやPrEPなど、性病予防の服用薬もあるので、お困りの方はぜひ記事を合わせて確認ください。
>>デイリーPrEPについて 毎日飲むHIV予防薬の効果と注意点 を解説
>>オンデマンドPrEPとは?効果的なHIV予防方法とその使い方を徹底解説
>>HIV感染が心配なあなたへおすすめのPEP療法!緊急予防法の効果・使用方法・副作用とは?
>>Doxy PEPによる性病予防!効果や副作用について徹底解説

主な性病の治療法と薬の種類

性病の治療は、原因となる病原体によって異なり「細菌性」「ウイルス性」「寄生虫性」の3つに分類されます。

細菌性の性感染症(クラミジア、淋菌感染症、梅毒など)

多くの場合、抗生物質の内服で治療します。
クラミジアの治療には、アジスロマイシンという抗生物質を1回だけ飲む方法や、ドキシサイクリンという抗生物質を1日2回、7日間飲む方法などがあります。

ウイルス性の性感染症(HIV、ヘルペス、尖圭コンジローマ)

ウイルス性の性感染症には、完全にウイルスを体から排除する治療法はありませんが、症状を抑えたり、再発を予防したりする薬はあります。
ヘルペスは性器や口唇などに水ぶくれができる病気ですが、アシクロビルなどの抗ウイルス薬を服用することで、症状を軽くしたり、再発を抑えたりすることが可能です。

寄生虫による性感染症(トリコモナス症、疥癬)

寄生虫が原因の場合は、駆虫薬を使用して治療します。
トリコモナス症は、おりものの異常や外陰部の痒みなどを引き起こしますが、メトロニダゾールなどの抗菌薬を服用することで治療できます。

性病の治療期間と費用について

治療期間や費用は、病気の種類や症状の程度、治療法によって異なります。クラミジアの場合は、1回の抗生物質服用で治療が完了することが多いですが、淋菌感染症の場合は1週間程度の治療期間が必要となることがあります。

費用に関しては、性病の検査や治療は健康保険が適用されない場合があります。保険適用外の場合、医療機関や治療内容によって費用は大きく異なり、数千円から数万円かかることがあります。保険適用となる場合は、自己負担額が数千円程度で済むことが多いです。

性病の再発防止策と健康維持のための対策

性病を予防するためには、以下の点に注意することが重要です。性病の中には、一度感染しても症状が治まれば完治したと勘違いしてしまうものもあるため、以下のような正しい知識と予防策を身につけることが重要です。

  • コンドームの正しい使用:性行為の際には、毎回必ずコンドームを使用しましょう。
  • 性交渉の相手の数を制限:信頼できるパートナーとの関係を築きましょう。
  • 定期的な検査:新しいパートナーができた場合や、リスクの高い性行為をした場合は積極的に検査を受けましょう。
  • 衛生管理:性行為の前後には手洗いとうがいを徹底し、下着は清潔に保ちましょう。
  • 健康的な生活習慣:十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動で免疫力を高めましょう。

予防策を実践することで、性病のリスクを大幅に減らすことができます。コンドームを正しく使用することで、HIV感染のリスクを約80%、クラミジアや淋菌感染症のリスクを50-60%減らせるとされています。

性病の種類と特徴

性病とは、性行為によって感染する病気の総称です。性感染症(STI)とも呼ばれます。性病には、細菌やウイルス、寄生虫など、さまざまな種類の病原体が原因で起こるものが多いです。

主な性病の種類とその症状

性病には大きく分けて細菌、ウイルス、寄生虫が原因となるものがあります。 それぞれ異なる症状や特徴を持っています。

クラミジア

クラミジア・トラコマティスという細菌が原因。若年層に多く、自覚症状が少ないため放置されやすいが、不妊の原因になることもあります。

クラミジアの予防について知りたい方は以下をご覧ください。
>>クラミジア予防法について 感染リスクを減らす効果的な対策と知識を解説

淋菌感染症

淋菌が原因。男性では膿が出る、排尿時に痛みがあるなどの症状が現れやすいです。女性は症状が出にくいことがあります。

梅毒

梅毒トレポネーマという細菌が原因。初期には性器にしこりができ、進行すると全身に症状が現れます。

梅毒の予防方法は以下の記事をご覧ください。
>>梅毒の効果的な対策方法について 感染リスクを低減させる方法を解説!

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスが原因。性器やその周辺に水ぶくれができ、再発を繰り返すことがあります。

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因。性器や肛門周辺にいぼができることがあります。

 

性病の感染経路と感染リスク

感染リスクを高める要因としては、以下のようなものがあります。

  • 複数の相手との性行為
  • コンドームを使用しない、または不適切な使用
  • 性感染症の既往歴
  • アルコールや薬物の使用による判断力の低下
  • 若年層(特に15-24歳)であること

性病の多くは、性行為によって感染します。性行為には、性器同士の接触だけでなく、口や肛門を使った性行為も含まれます。そのため、性器以外の場所にも感染するので注意しましょう。性病の中には、血液を介して感染するものや、母子感染するものもあります。

性病の早期発見の重要性と検査方法

性病は早期に発見して治療すれば、多くは完治する病気です。放置すると症状が進行し、重症化したり、不妊症などの後遺症を残したりする可能性があります。「もしかしたら・・・」と思ったら、早めに医療機関を受診しましょう。

性病の検査は、保健所や医療機関で受けられます。検査方法は、尿検査や血液検査、分泌液の検査など、性病の種類によって異なります。最近では、自宅で簡単にできる検査キットも販売されているほどです。確定診断ではなくスクリーニング検査であることには注意して使用しましょう。

クラミジア検査の感度は90-95%、特異度は99%以上とされており、比較的精度の高い検査が可能です。検査のタイミングや方法によっては偽陰性や偽陽性の可能性もあるため、症状がある場合や不安な場合は必ず医療機関を受診しましょう。

まとめ

性病は、性行為によって感染する病気の総称で、細菌、ウイルス、寄生虫などさまざまな病原体が原因となります。クラミジア、淋菌感染症、梅毒、ヘルペス、尖圭コンジローマなどが代表的な性病です。

性病は早期発見・早期治療が大切で、適切な治療を受ければ多くの場合完治します。放置すると症状が進行し、重症化したり、不妊症などの後遺症が残る可能性もあります。

性病の予防には、以下のような対策が大切です。

  • コンドームの正しい使用
  • 性交渉の相手の数
  • 定期的な検査
  • 衛生管理
  • 健康的な生活習慣

性病に関する不安や疑問は、一人で抱え込まずに、性病専門のクリニックや病院、相談窓口などを利用しましょう。

当院は、性病予防・治療を目的としたオンライン診療のSTOP性病クリニックと提携しています。

STOP性病クリニックは、性感染症の予防と治療に特化したクリニックです。患者様が安心して治療を受けられる環境を提供し、性感染症の早期発見と予防に努めています。

 

特徴
  • 豊富な予防薬メニュー:PEP(ペップ)/PrEP(プレップ)、Doxy PEP(ドキシペップ)の提供
  • オンライン診察後、即日最短30分でお薬をお届け
  • 深夜時間帯の対応も可能
  • 豊富な検査キットと予防薬のセットメニュー
サービス
  • HIV予防(PrEP・PEP)
  • 梅毒予防(Doxy PEP)
  • クラミジア予防(Doxy PEP)
  • クラミジア治療
  • ED治療
  • 緊急避妊

 

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参考文献

Vanbaelen T, Van Dijck C, Laumen J, Gonzalez N, De Baetselier I, Manoharan-Basil SS, De Block T and Kenyon C. Global epidemiology of antimicrobial resistance in commensal Neisseria species:A systematic review.. International journal of medical microbiology : IJMM 312, no. 3 (2022):151551.

性感染症 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

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