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幹細胞上清(エクソソーム)最新情報
2024.06.28

幹細胞培養上清液がED(勃起不全)治療に与える可能性

ED(勃起不全)は、男性にとって非常にデリケートな健康問題です。最近の研究では、幹細胞培養上清がEDの治療に有望な結果を示しています。本記事では、幹細胞培養上清液とは何か、そしてどのようにEDに効果をもたらすのかについて詳しく説明します。

幹細胞培養上清液とは?

幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養した際に分泌される液体を指します。この液体中には、幹細胞が持つ再生や修復を促進する様々な物質が含まれています。近年の研究では、この幹細胞培養上清液がED(勃起不全)の治療に有効であることが示唆されています。

EDの原因と従来の治療法

EDとは、性的刺激を受けても十分な勃起を持続できない状態を指します。その原因は様々ですが、加齢による血管機能の低下、糖尿病などの生活習慣病、神経障害などが挙げられます。

従来のED治療法としては、薬物療法、手術療法、心理療法などがあります。しかし、これらの治療法にはそれぞれ副作用やデメリットがあり、根本的な解決には至らない場合があります。

幹細胞培養上清液によるED治療のメカニズム

幹細胞培養上清液には、血管の再生や血流の促進、神経機能の改善などの効果があることが分かっています。これらの効果が、EDの原因となる血管機能の低下や神経障害を改善し、勃起機能の回復につながると考えられています。

幹細胞培養上清がEDに対して効果的である理由は以下の通りです。

  1. 血流改善: 幹細胞培養上清に含まれる成長因子は血管新生を促進し、陰茎への血流を改善します。これにより、勃起機能が向上します。
  2. 組織修復: 幹細胞培養上清は、損傷した陰茎組織の修復を助けます。これにより、陰茎の機能が回復します。
  3. 抗炎症作用: 幹細胞培養上清に含まれるサイトカインは炎症を抑制し、慢性的な炎症が原因のEDに対しても効果を発揮します。

 

幹細胞上清液の投与方法

幹細胞上清液によるED治療の投与方法には、以下のようにさまざまな方法があります。

  • 点滴
  • 注射による局所投与
  • クリーム

点滴による幹細胞上清液の投与は、体全体に行きわたるため、様々な細胞の機能回復が期待できます。幹細胞上清液は傷ついた組織に集まる性質があり、特に回復を必要とする部位に優先的に効果を発揮します。この治療は30分から1時間かけて静脈内に投与され、治療後も日常生活を続けることが可能です。

ED(勃起不全)の治療法として、幹細胞培養上清液を陰茎の根本や海綿体に注射する方法があります。この「幹細胞培養上清液注射」は、施術時間が約10~20分で、治療間隔は約4週間に1回です。この治療は数十万円の費用がかかります。

また、EDの根本治療と男性更年期障害の改善には、クリーム剤の使用も有効です。当院で取り扱っている「exstem(エクステム)」は、ヒト幹細胞上清液エクソソーム配合のEDおよび男性更年期改善クリームです。このクリームは、幹細胞上清液を使用して開発された初めてのクリーム剤であり、エクソソームを含む多くの成分が男性機能の向上をサポートします。

陰嚢は腕などに比べてクリームの成分を多く吸収するため、直接塗布することで高い効果が期待できます。当院で取り扱うクリーム剤は、すべての工程を国内で行っており、安心・安全です。使用目安は1日1〜2回、陰嚢を中心に塗布します。クリームはご自身で塗ることができ、自宅で継続して使用することが可能です。価格も1本2〜3万円と、注射と比べてリーズナブルです。

 

ED・男性更年期改善する幹細胞上清液エクソソーム配合クリーム「exstem(エクステム)」

当院では、ED・男性更年期の症状改善に効果が期待できる幹細胞上清液エクソソーム配合クリームを取り扱っています。

幹細胞上清液には、エクソソーム各種サイトカイン*が含まれています。エクソソームには傷ついた細胞を修復する作用があります。それが含まれたexstem(エクステムを陰部に塗ることによって、勃起に必要な神経や陰茎の血管の再生が期待でき、EDの治療や予防に役立つと言われています。

バイアグラなどの一般的なED治療薬とは異なり、根本的にEDを改善できる可能性があります。その理由は、勃起に必要な神経や陰茎の血管の再生が期待できるエクソソームが、exstemに配合されているからです。

EDの根本治療と男性更年期障害改善の両方にエビデンスを持つ幹細胞上清液エクソソーム配合クリームは世界初の商品です。この記事では幹細胞上清液エクソソーム配合クリームについて詳しく解説しますので、EDや男性更年期でお困りの方はぜひ読んでみてください。

*サイトカイン・・・細胞同士が情報を交換するために使うタンパク質

【世界初】幹細胞上清液エクソソーム配合クリーム”exstem”でED根本治療

 

幹細胞培養上清液治療のメリットとデメリット

メリット

  • 根本的な治療が期待できる
  • 薬物療法や手術療法に比べ、副作用が少ない
  • 短期間で効果が実感できる場合がある

デメリット

  • 治療費が高額である
  • 保険が適用されない
  • 効果が持続しない場合がある
  • すべての医療機関で受けられるわけではない

 

幹細胞培養上清液治療を受ける際の注意点

幹細胞培養上清液治療を受ける際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 治療を受ける前に、必ず医師に相談し、適切な医療機関を選ぶこと
  • 治療の効果や副作用について、十分に理解しておくこと
  • 治療後も定期的な経過観察を受けること

 

今後の展望

幹細胞培養上清は、EDの新しい治療法として期待されています。血流改善や組織修復、抗炎症作用など多くの利点があり、非侵襲的であることが大きな魅力です。しかし、長期的な効果と安全性の確認が必要であり、専門医と相談の上で治療を検討することが重要です。

 

~健康やアンチエイジングでお困りの方は当院へ~

イーヘルスクリニック新宿院は、新宿三丁目駅からわずか徒歩1分の便利な立地にございます。当クリニックは、生活習慣病の早期発見と予防から始まり、更なる高い健康レベルやアンチエイジング対策を行うために専念しています。私たちは、治療だけでなく、栄養カウンセリングにも力を注いでおり、患者様の健康と幸福をサポートいたします。

幹細胞上清液には、さまざまな疾患の治療効果や美肌や育毛など若返りに効果のある成分が豊富に含まれています。保険診療ではないので高額にはなりますが、現在の治療法で効果を実感していない方や、慢性的な痛みや不調を改善したい方にはおすすめの治療法です。外見はもちろん、体の内側から若返りたい、元気になりたいと思う方は、「イーヘルスクリニック新宿院」へ相談に来てください。

詳しくは、イーヘルスクリニックまでお問い合わせください。

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【参考文献】

 

 

記事作成:天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。