子宮頸がん検診の超音波検診では何が分かるの? ~検査の内容や痛みの有無~
2023.02.27特定健診(特定健康診断)とは、メタボリックシンドロームやそのほかの生活習慣病を早期発見・治療するための健康診断です。40歳から74歳までの方を対象に年に1回実施されます。特定健診は加入している健康保険で実施し、その費用の一部を健康保険が負担してくれることが一般的です。健康保険にはさまざまな種類がありますが、中小企業の従業員やその扶養家族が加入している“協会けんぽ”の場合、どのような人が特定健診の対象者となるのでしょうか。また、健診にかかる料金はどれくらいなのでしょうか。
協会けんぽでは、加入している中小企業の従業員とその扶養家族(被扶養者)を対象に特定健診を実施しています。つまり対象となるのは、従業員の夫・妻をはじめとする家族(40〜74歳)です。
一方、加入している中小企業の従業員本人は“特定健診”ではなく、別途 “生活習慣病予防健診”と呼ばれる健診が実施されます。
特定健診の料金は受診する医療機関や地域、健康保険などによっても異なるため、一概に述べることはできません。協会けんぽの場合、対象者1人につき年に1回は特定健診費用の補助が行われるため、医療機関によっては自己負担額なく無料で受診できる場合もあります。
協会けんぽの費用補助は基本的な健診内容のみの場合、最大で7,150円です。もし費用がそれを超えた場合、その差額が自己負担額となります。また医師の判断などにより、さらに詳細な検査を行う必要があった場合、協会けんぽの費用補助は最大で10,550円まで上がります。
協会けんぽの特定健診は、全国5万件ほどの医療機関で実施されています。協会けんぽの公式サイトにも、健診を実施している医療機関の一覧があるため、お住いの地域ごとに検索をしてみるとよいでしょう。
協会けんぽで特定健診を受け、費用を補助してもらうためには“受診券”が必要です。受診券が手元にない場合は、協会けんぽのホームページから発券手続きを行いましょう。
受診券が手元に届いたら、必ず受診券とお手持ちの保険証の記号・番号が一致しているかどうか確認しましょう。保険証の記号・番号が正しいことが確認できれば、実際に協会けんぽの特定健診を実施している医療機関で予約を取ります。受診日当日は、受診券・保険証を併せてお持ちください。
特定健診では、メタボリックシンドローム、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の早期発見や発症リスクの高さなどを知ることができます。これらの病気の多くは自覚症状がないため、年に1度は健診を受けて早期発見に努めるようにしましょう。
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