慢性蕁麻疹（検査、治療など）
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慢性気管支炎は、長期にわたって気管支が炎症を起こし、咳や痰が続く状態をいいます。最近は慢性気管支炎をはじめ肺の組織が壊れた状態を総称して慢性閉塞性肺疾患（COPD）と呼んでいます。ここでは、慢性気管支炎の原因と改善方法についてご紹介します。
慢性気管支炎は主に有害物質を吸い込むことによって起こります。有害物質を長期にわたって吸い込むと、肺の中にある気管支に炎症を起こします。この状態が長期間続くと、気管支の内壁には常に粘液が分泌されて内壁が厚くなり、呼吸をしても空気がスムーズに流れなくなることで、咳や痰などの症状がみられるようになるのです。
慢性気管支炎の原因となっている有害物質は以下のとおりです。
慢性気管支炎の最大の原因は喫煙だといわれています。たばこの煙には多くの有害な化学物質（ニコチン、タール、ホルムアルデヒドなど）が含まれており、たばこの煙を吸うことによって気管支に炎症が起こります。すると、咳や痰などの症状がみられるようになったり、気管支が狭くなり空気の流れが悪くなったりすることがあります。
実際に慢性気管支炎の患者さんは喫煙者がほとんどで、たばこを吸う方の約20％がCOPDを発症するといわれています。また、たばこを吸い始めた年齢が若いほどCOPDになりやすく、年齢が進むとともに発症率が高くなります。現在はたばこを吸っていなくても、過去に喫煙していた時期があれば、発症する可能性があります。さらに、受動喫煙によって慢性気管支炎になることもあるため、自分が吸っていない場合でも周りにたばこを吸う方がいればリスクがあります。
最近は加熱式たばこや電子たばこを吸う方が増えています。加熱式たばこは有害物質が少ないと宣伝されていることや目に見える煙や臭いが少ないことなどから、健康への影響が少ないと考える方もいます。しかし、加熱式たばこにも、ニコチンやホルムアルデヒドなどの有害物質は含まれています。また、紙巻たばこと比較したときの健康被害についてはまだ明らかになっていません。そのため、長期的な影響に関して予測することは難しいといわれています。
一方、電子たばこは加熱式たばことはまったく異なるもので、原料に葉たばこを使用していません。しかし、ニコチンを含むものもあるため、注意が必要です。
たばこ以外の原因では、排気ガスなどによる大気汚染、アレルギー体質などが関係して慢性気管支炎になることがあります。
慢性気管支炎を改善させるためには、原因に合わせた治療や対策を行うことが大切です。もしかしたら別の病気に関連して咳や痰が出ている可能性もあるため、まずは医師の診察や検査を受けるようにしましょう。
たとえば、たばこが原因で慢性気管支炎になっている場合は、禁煙することが大切です。しかし、単に禁煙するといってもなかなかやめることができず、禁煙に失敗する方も少なくありません。そんなときは、医師や看護師が禁煙をサポートすることも可能です。eHealth clinicでは保険適用（※条件あり）で禁煙治療を実施しています。加熱式たばこを使用している方も要件を満たせば、保険診療で治療を受けることができます。医師らと一緒に取り組むことで、1人で禁煙するよりも楽に、そしてより確実に禁煙に取り組むことができるといわれています。禁煙治療を受けることによって、ニコチン切れの症状（イライラやストレスなど）に適切に対処することができるため、禁煙治療による成功率は約7～8割もあるといった報告もされています。
▼禁煙外来について▼
慢性気管支炎の原因の多くはたばこです。そのほかにも排気ガスやアレルギー体質などが関係していることもあります。いずれも自己流の対策では効果がみられないこともあるので、まずは医師に相談するようにしましょう。
eHealth clinicの呼吸器内科では、慢性気管支炎の診療を行っています。医師はもちろん、看護師や管理栄養士などがチームになって慢性気管支炎の改善をサポートします。土日も診療可能で、24時間365日予約を受け付けています。オンライン診療にも対応し通いやすい体制を整えておりますので、忙しい方でも気軽に診療を受けていただけます。詳しくはお問い合わせください。
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