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ワクチン
2022.09.08

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンとは

帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチンは、帯状疱疹を予防するワクチンです。ワクチンによって帯状疱疹の発症率を低下させます。また重症化予防とともに、間接的に帯状疱疹後神経痛という合併症の発症リスク低下にもつながるとされています。

帯状疱疹で用いられるワクチンには、水ぼうそう(水痘)の予防の目的でも使用される“乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)”と帯状疱疹の予防のために開発された“乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)”の2種類があります。生ワクチンのほうがより少ない接種回数で抗体ができますが、ワクチンによっては使用できない方などもいるため注意が必要です。不活化ワクチンは比較的安全性が高く、多くの方で接種ができますが、複数回の接種が必要となるものもあります。

生ワクチンや不活化ワクチンについて詳しくはこちら

乾燥弱毒生水痘ワクチン

“乾燥弱毒生水痘ワクチン”は、1回の接種でおよそ5年間効果が持続します。しかし免疫が低下している方や、ステロイドを内服している方、抗がん剤治療を受けている方では接種が行えませんので注意しましょう。

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

“乾燥組換え帯状疱疹ワクチン”は、2回接種で9年以上効果が持続するといわれています。2020年1月に認可されたばかりの比較的新しいワクチンで、免疫の落ちている方やステロイド治療、抗がん剤治療中の方でも接種可能です。

帯状疱疹ってどんな病気?

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症します。初感染時には水ぼうそうがみられます。しかしこのウイルスに感染すると、排出されることはなく、症状が治っても体の中に潜んでいます。そのため、体の免疫力が下がったときなどをきっかけに再活性し、帯状疱疹の症状がみられるのです。症状には個人差がありますが、多くはまず体の左右どちらかに刺すような痛みが現れます。続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に生じるとされています。

軽症の場合は2〜3週間で自然に治ることもありますが、このような痛みから家事や仕事に集中できなくなったり、眠れなくなったりするなど日常生活に支障が出ることもあります。また、高齢者が帯状疱疹になると重症化するケースが多く、症状が治ってからも半年~数年以上もの間痛みが残る“帯状疱疹後神経痛”といった後遺症が残ってしまったり、入院が必要になったりする可能性もあります。特に50歳以上は帯状疱疹の発症率が高くなる傾向があるといわれているため、発症・重症化予防の効果が期待できるワクチン接種を検討することがすすめられます。

いつ誰が接種すればよいの?

予防接種には、定期接種(法律に基づいて市区町村が主体となり行うもの)と、任意接種(希望者が各自で受けるもの)があります。帯状疱疹ワクチンは定期接種として行われておらず、全て任意接種となります。

 

※※新型コロナワクチンとの同時接種について 2022.09.20更新※※

現在、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能ですが、
インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種はできません。
互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種可能となります。
ワクチン接種についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
参照:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html

対象者

接種可能な年齢は50歳以上です。

回数・間隔

回数は種類によって異なります。生ワクチンの場合は皮下注射を1回、不活化ワクチンの場合は、2か月の間隔を空けて筋肉注射を2回行うことが一般的です。

接種スケジュールを立てるときのポイント

異なる種類の注射生ワクチンを接種する場合、次の注射生ワクチンとの接種間隔を27日以上空ける必要があります。そのため、生ワクチンの帯状疱疹ワクチンを接種する際に、ほかの生ワクチンの予防接種も予定している場合は日程に注意するとよいでしょう。

注射生ワクチンは、帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)以外にも、麻疹風疹(ましんふうしん)混合(MR)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、 結核(BCG)、 黄熱ワクチンなどが挙げられます。

費用

任意接種のため、全額自己負担となることが一般的です。ただし、自治体によっては費用の一部を助成しているところもあるため、お住まいの自治体に確認するとよいでしょう。

なお、eHealthクリニックでは自由診療で、6,600円(税込)で実施しています。

帯状疱疹ワクチンを接種するときに気を付けたいポイント

接種後に出る可能性がある症状

接種した場所に赤みや腫れ、発熱などが現れることがあります。また、まれではありますが、重いアレルギー反応のアナフィラキシーや血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎などが起きることがあります。

クリニックでの待機について

まれではありますが、接種後30分以内にアナフィラキシーなどの症状が現れることがあります。そのため、接種してから30分間程度はクリニック内などで待機し、医師とすぐに連絡が取れるようにしておくとよいでしょう。万一アナフィラキシーなどが起こっても医療機関ではすぐ対応できるよう万全の準備が整えられています。

接種できない・注意が必要な人

以下に当てはまる場合は接種ができないとされています。

  • 明らかな発熱がある
  • 重篤な基礎疾患がある
  • ワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある
  • 免疫機能の異常や、免疫機能を抑える薬を使っている
  • そのほか予防接種の実施が不適当だと判断された場合

また、以下に当てはまる場合は接種に注意が必要であるため、医師に申告するとよいでしょう。

  • 心臓、血管、腎臓、肝臓、血液に持病がある
  • 発育に障害がある
  • これまでの予防接種で接種後2日以内に発熱や、全身の発疹(ほっしん)などのアレルギーを疑う症状を経験したことがある
  • けいれんの既往がある
  • 免疫不全と診断されている
  • 近親者に先天性免疫不全症患者がいる
  • ワクチンの成分でアレルギー反応を起こす可能性がある