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2023.01.31

禁煙外来のオンライン診療のメリットとは? ~eHealth clinicではオンライン診療でも保険診療で治療が可能〜

禁煙したい方のための専門的な外来診療を“禁煙外来”と呼びます。禁煙外来では、カウンセリングや生活指導のほか、ニコチンパッチなどを使用した禁煙治療が実施されます。これまで禁煙外来の保険診療は、初回と最後に必ず対面診療を行う必要がありましたが、新型コロナウイルス感染症への対策として、オンラインで禁煙治療が完結できるようになりました。

この記事では、禁煙外来におけるオンライン診療の流れや保険適用の条件、内容などについて詳しく解説します。

当院で禁煙治療をご希望の方へ
現在、製造元の出荷停止の関係で飲み薬(チャンピックス錠)での禁煙治療の受付を停止しています。
当院では、貼り薬(ニコチネルTTS)での治療を行っております。

eHealth clinicにおける禁煙外来のオンライン診療

禁煙治療は12週間にわたって5回の治療を行うことが一般的で、オンラインで治療を受けることができます。保険診療の場合は初診時に対面で診療を行う必要がありますが、再診の際はオンライン診療が可能です。eHealth clinicでも禁煙外来のオンライン診療を行っています。eHealth clinicのオンライン診療には次のような特徴があります。

eHealth clinicのオンライン診療のメリット

  • 通院の必要がなく、自宅や職場で受診できる
  • 仕事の合間などに受診できる
  • PCやスマホを使って気軽に受診できる
  • 薬は自宅などに配送されるので便利
  • 上記のような理由から、継続しやすい

オンライン診療で禁煙治療を受けるときの保険適用の条件

禁煙治療は2006年から保険適用となっており、これはオンライン診療の場合も同じです。基準を満たした施設で、以下4つの条件を全て満たした患者さんに対し、保険適用で約12週間にわたって5回の治療が実施されます。このほか、eHealth clinicでは初回の診療時のみ対面での診療を受けていただく必要があります。

  • すぐに禁煙する意思があり、禁煙同意書に同意していること
  • TDS(ニコチン依存症のスクリーニングテスト*)が5点以上であること
  • 35歳以上の場合、1日の喫煙本数と喫煙年数をかけた数(ブリンクマン指数)が200以上であること
  • 過去1年以内に保険診療での禁煙治療を受けていないこと

*ニコチン依存症スクリーニングテストとは、精神医学的な観点からニコチン依存症を診断することを目的として開発されたものです。全10問の質問で構成され「はい」と答えた質問が5問以上で“ニコチン依存症”と診断されます。

費用

eHealth clinicでは保険診療・自由診療のどちらでも禁煙治療が可能です。ただし、保険診療の場合は上記の条件を満たしているほか、初診のみ対面で診療を行う必要があります。費用はニコチンパッチ(ニコチネルTTS)の処方の場合で保険診療は約13,000円(税込)、自由診療は58,080円(税込)が目安となります。

※チャンピックス(飲み薬)の処方をご希望の方へ

現在、チャンピックスの製造元の影響で、eHealth clinicでも処方ができない状況となっています。当院の禁煙外来では、チャンピックスの供給が再開されるまでニコチネルTTSでの治療となりますのでご了承ください。

禁煙外来のオンライン診療の内容や流れ

eHealth clinicでのオンライン禁煙治療の流れは以下のとおりです。

初診(1回目)

ニコチン依存症のチェックや問診、検査(呼気一酸化炭素濃度測定*)を行い、患者さんと相談しながら今後の治療プランを決めていきます。また患者さんのニコチン依存度に合わせ、飲み薬や貼り薬の処方を行います。

なお、禁煙外来においては基本的に、初回および最終回は必ず対面での診療が必要です。しかし患者さんが希望する場合は、オンライン診療を行うことも可能です。eHealth clinicで保険診療にて禁煙治療を受ける方は、初回のみ対面で診療する必要があります。自由診療で禁煙治療を受ける方は、初回からオンライン診療が可能です。詳しくはお問い合わせください。

*呼気一酸化炭素濃度測定:喫煙量や喫煙状況を測るために行われる検査で、吐く息からたばこに含まれる有害物質の1つである“一酸化炭素”の量を測定する。

再診(2回目~4回目)

2~4回目の診療は2週間ごとに行い、保険診療ではこの間のオンライン診療が可能となります。診療内容は喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診後、それらの状況に合わせた対策を検討し、追加で治療薬を処方します。

なお、オンライン診療の場合、2回目以降に呼気一酸化炭素濃度測定はいたしません。来院された場合のみ、呼気一酸化炭素濃度測定を実施することが可能です。詳しくは医師や看護師に確認してください。

最終回(5回目)

最後の診療となる5回目は、初診から12週間後に行います。喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診後、それらの状況に合わせた対策を検討します。

当院で禁煙治療をご希望の方へ
現在、製造元の出荷停止の関係で飲み薬(チャンピックス錠)での禁煙治療の受付を停止しています。
当院では、貼り薬(ニコチネルTTS)での治療を行っております。

▼【保険診療】初診来院+再診オンラインでの禁煙外来▼

▼【自由診療】完全オンラインでの禁煙外来▼

 

 

 

禁煙治療で使用する薬

保険診療の禁煙治療で使う薬は、ニコチンパッチ(ニコチネルTTS:貼る薬)やチャンピックス(バレニクリン:飲み薬)などがあります。これらの禁煙補助薬は、喫煙による満足感を抑え、禁煙に伴う離脱症状(ストレスやイライラなど)や、たばこに対する切望感の軽減の効果が期待できる薬です。オンライン診療での追加処方の場合の薬は、ご自宅まで配送いたします。

※チャンピックス(飲み薬)の処方をご希望の方へ

現在、チャンピックスの製造元の影響で、eHealth clinicでも処方ができない状況となっています。当院の禁煙外来では、チャンピックスの供給が再開されるまでニコチネルTTSでの治療となりますのでご了承ください。

禁煙したい方はeHealth clinicにご相談を

eHealth clinicでは、条件を満たす場合はオンライン診療にて禁煙治療を実施しています。オンライン診療の場合、自宅などの好きな場所で診察を受けることができ、薬も配送されるので治療を始めやすく、続けやすいというメリットがあります。さらに、治療用アプリなどを活用し、効果的に治療を進められるという点もポイントです。

また、保険適用で禁煙治療を受ける場合は、1日1箱たばこを吸う場合の費用よりも治療費のほうが安くなる計算となります。「なかなか自分だけではたばこをやめられない」という人は、1人で抱え込まずにeHealth clinicにご相談ください。

当院で禁煙治療をご希望の方へ
現在、製造元の出荷停止の関係で飲み薬(チャンピックス錠)での禁煙治療の受付を停止しています。
当院では、貼り薬(ニコチネルTTS)での治療を行っております。

▼【保険診療】初診来院+再診オンラインでの禁煙外来▼

▼【自由診療】完全オンラインでの禁煙外来▼