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ワクチン
2022.05.25

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンとは

インフルエンザワクチンとは、インフルエンザの発症を減らすほか、発症後の重症化を予防する効果が期待できる不活化ワクチンです。

インフルエンザワクチンで予防できる病気

ワクチンによって予防できる“インフルエンザ”は、インフルエンザウイルスによって起こる病気です。38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が突然現れるほか、鼻水や喉の痛みなどのかぜ症状がみられることもあります。

発症した場合多くの方はワクチンを接種していなくても1週間程度で回復することが一般的です。しかし、高齢の方や基礎疾患がある方、5歳未満の子どもは重症化するリスクが高く、肺炎や脳症などの重い合併症を起こして入院が必要となる方や、死亡する方もいます。インフルエンザワクチンの最大の効果は重症化予防とされているため、重症化リスクの高い高齢の方や基礎疾患がある方、5歳未満の子供などは接種を検討するとよいでしょう。

いつ接種すればよいの?

時期

※※新型コロナワクチンとの同時接種について 2022.09.20更新 ※※

新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能です。
ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種はできません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
参照:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html

 

流行前に接種するとよいとされています。インフルエンザは毎年12~4月頃に流行し、1月末~3月上旬頃にピークとなるため、12月中旬までに接種しておくとよいでしょう。

また、インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異していることから、毎シーズン、流行が予測されるウイルスを使ってワクチンを製造しています。そのため、前年に接種していても、今年もまた接種を検討したほうがよいとされています。

対象者

予防接種には、定期接種(法律に基づき、市区町村が主体となって実施する)と任意接種(希望者が各自で受ける)があります。

インフルエンザワクチンの定期接種対象者は、65歳以上の方、または60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能の障害によって、身の回りの生活が極度に制限されている方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害があり、ほとんど日常生活が不可能な方です。

任意接種の場合は生後半年以上3歳未満(一部のワクチンは1歳以上3歳未満)の方から受けることができます。

回数

13歳以上は原則1回接種です。ワクチンの添付文書には“13歳以上は1回または2回”と記載されていますが、0.5mLの1回接種で、2回接種と同等の抗体価(抗原と反応できる抗体の量)の上昇が得られるとの研究結果があります。ただし、基礎疾患があり、免疫が著しく抑制されている場合など、医師が必要と判断した場合は2回接種となることがあります。

一方で、13歳未満は2回接種を行います。詳細は以下のとおりです。

  • 生後半年以上(一部のワクチンは1歳以上)3歳未満:1回0.25mLを2回接種
  • 3歳以上13歳未満:1回0.5mLを2回接種(12歳で1回目の接種を行い、2回目の接種時に13歳になっている場合も2回目の接種を受けてよい)

接種スケジュールを立てるときのポイント

生後半年~12歳までは2回接種が必要となります。1回目と2回目は2~4週間(できれば4週間)空ける必要があるため、計画的に接種しましょう。また、接種は流行前の12月中旬頃までに終えたほうがよいため、1回目は10~11月頃に、2回目は11月中に接種できるとよいでしょう。

費用

定期接種は市区町村が費用を負担してくれる場合があります。詳しく知りたい場合は住んでいる地域の保健所や保健センター、医師会、医療機関などに問い合わせるとよいでしょう。

一方で任意接種は全額自己負担となり、医療機関によって費用が異なります。ただし、独自の助成事業を行っている自治体もあります。

インフルエンザワクチンを接種するときに気を付けたいポイント

接種後に出る可能性がある症状

10~20%の方に、接種した場所の赤み、腫れ、痛みなどが起こりますが、2~3日で解消されることが一般的です。さらに、5~10%の方に発熱、頭痛、寒気、だるさなどが起こりますが、こちらも2~3日で解消されることが一般的です。

ただし、まれにショックやアナフィラキシー様症状(発疹(ほっしん)、じんましん、赤み、かゆみ、呼吸困難など)が起きることがあります。このような異常が起きた場合はすぐに医療機関に連絡しましょう。

クリニックでの待機について

ショックやアナフィラキシー様症状は接種後すぐに起こることが多いため、接種してから30分間は医療機関の中で安静に待機する必要があります。なお、クリニックや接種会場では、アレルギー反応が起きたとしても、すぐに対応ができるよう医薬品などの準備を整えています。適切な処置によってほとんどが改善するといわれています。

接種ができない方・注意が必要な方

以下のような方は接種できないことがあります。

  • 明らかな発熱がある
  • 重篤な急性疾患にかかっている
  • インフルエンザワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある
  • インフルエンザワクチンの接種後2日以内に発熱または全身性発疹などのアレルギーが疑われる症状が出たことがある

など

また、以下のような方は注意が必要とされています。

  • 心臓血管系、腎臓、肝臓、血液などの基礎疾患がある
  • 発育障害などの基礎疾患がある
  • けいれんの既往がある
  • 免疫不全の診断をされている
  • 近親者に先天性免疫不全症の方がいる
  • ワクチンの成分に対してアレルギーを起こす可能性がある

など