子宮頸がん検診の超音波検診では何が分かるの? ~検査の内容や痛みの有無~
2023.02.27乳がんは女性がもっともかかりやすいがんであり、30歳代から増えはじめ、40歳代後半から50歳代前半では11人に1人がかかるといわれています。早期の乳がんは症状がほとんどなく、自分で気付くのは難しいため、マンモグラフィや超音波検査などを定期的に受けることが大切です。では、何歳から乳がん検診を受ければよいのでしょうか?本記事では、乳がん検診を受けるべき年齢や受診頻度、費用などについて解説します。
住民検診などにおける乳がん検診の対象年齢は40歳以上であり、40歳未満の方に対する乳がん検診の有効性は認められていません。なぜなら、マンモグラフィでは若い方によくみられる、発達した乳腺の異常が分かりにくいためです。
40歳未満の方が乳がんを早期に発見するためには、普段から自分の胸をチェックすることが大切です。何か違和感を覚えることがあれば、すぐに専門の医療機関を受診することをおすすめします。
何らかの症状があって受診した場合は基本的に保険が適用されますが、症状がない定期的な検査であれば全額自己負担で受けることになります。実際の費用が医療機関によって異なるため、事前に確認するようにしましょう。
eHealth clinicの場合は、乳がん超音波検査を6,600円(税込)で健康診断のオプションとして付けることができます。詳しくはこちらをご確認ください。
住んでいる自治体によっては補助が出ることもあり、無料~数千円で乳がん検診を受けられる場合もあります。
胸のしこりや違和感などの自覚症状がない場合でも、国は2年度に1回の定期的な受診を推奨しています。小さな乳がんは気付かないことが多いため、早期発見・早期治療のためにも定期的に乳がん検診を受けましょう。
乳がん検診では、マンモグラフィや超音波検査(エコー)を単独あるいは組み合わせて検査を行います。
マンモグラフィとは、乳房専用のエックス線装置で、左右の乳房を片方ずつ挟み、乳房を圧迫してエックス線写真を撮る検査です。圧迫により多少の痛みがありますが、いつまでも痛みが残ることや、がんが潰れて広がるようなことはありません。
超音波検査は、超音波を発する機械を乳房に当て、反射して返ってくる信号を画像にする検査です。胸のしこりの内部や表面の状態の画像から、がんの良性・悪性を識別できます。
超音波検査の推奨年齢は40歳未満であり、乳腺が発達した若い女性に有効です。40歳未満の方は乳腺が発達しており、マンモグラフィでは乳腺の異常が分かりにくいので、超音波検査が推奨されています。
検査の結果に異常がみられた場合は“要精密検査”、気になる所見がなかった場合は“精密検査不要”と通知されます。
“要精密検査”になった場合は、本当にがんであるのかを調べるために、追加のマンモグラフィやCT検査など詳しい検査を行います。ただし“要精密検査=がん”ではないので、過度な心配は必要ありません。
1,000人が乳がん検診を受けた場合、そのうちの50人から100人ほどが精密検査を行い、乳がんと診断されるのは3人程度です。
“精密検査不要”の場合はがんの疑いがないので、引き続き1~2年に1回のがん検診を受けましょう。
乳がん検診の対象年齢は40歳以上です。自覚症状がない場合でも2年度に1回は定期的に受診しましょう。検査費用は、人によって異なります。40歳以上の方は住んでいる自治体から補助が出る場合があるので確認してみてください。乳がん検診について分からないことがあれば、医療機関を受診して医師に相談しましょう。
eHealth clinicの健康診断では、乳がんエコー検査のほか、乳房MRや乳がん腫瘍マーカーいった乳がんの発見に役立つ検査も実施しています。それぞれの料金は乳がんエコー検査が6,600円(税込:自由診療)、乳房MRIが29,700円(税込:自由診療)、乳がん腫瘍マーカーが6,600円(税込;自由診療)です。また、“生活習慣病予防コース”や“婦人科検診コース”など患者さんのニーズに合わせたさまざまなコースもご用意しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。