子宮頸がん検診の超音波検診では何が分かるの? ~検査の内容や痛みの有無~
2023.02.27バリウム検査は“バリウム”という液体を飲んでX線撮影を行い、食道、胃、十二指腸などの粘膜にある異常を写し出す検査です。胃がん検診などで行われますが、検査を受けるときにはいくつかのコツが必要となります。コツを意識しないで検査を受けると検査のやり直しが必要になったり、正確な結果が得られなかったりすることも少なくありません。
本記事では、バリウム検査を受けるときのコツと注意点について詳しく解説します。
バリウム検査でより正確な結果を得るには、バリウムを正しく飲むことが大切です。しかし、バリウムを飲むことを苦手に思う方も多く、うまく飲めなかったという方も少なくありません。そこで、バリウム検査を行う前にコツを知っておきましょう。
eHealth clinicの健康診断ではバリウム検査を実施しています。ご安心して受けていただけるよう、検査前には丁寧かつわかりやすく説明させていただきます。ご不安ごとがあればいつでもご相談ください。
バリウムの原料はX線を吸収する鉱物であり、ドロドロした性質であることから、飲みにくさを感じる方も少なくありません。しかし、このバリウムを飲まないと病気を見つけ出すことができないため、きちんと飲む必要があります。
また、バリウム検査では胃を膨らませるためにバリウムと一緒に発泡剤を飲みますが、これをうまく飲めない方もいます。
上手に飲むコツは、舌の奥のほうにさっと発泡剤を含み、口の中にためずに少量のバリウムで一気に飲み込んでしまうことです。発泡剤を口にためると発泡が始まってムセてしまうことがあるため、勢いよく飲み込むことがポイントです。
前述の発泡剤は胃の中で約100~400mL程度の炭酸ガスを発生させるため、口にするとげっぷをしたくなります。しかし、げっぷをしてしまうと発生した炭酸ガスが口から排出されてしまうため、胃は小さくなり、正確な診断ができなくなる可能性があります。
胃の病気をより正確に写し出すためには、苦しくてもげっぷはできるだけ我慢しましょう。げっぷを我慢するコツは、げっぷが出そうになったときに唾を飲み込んだり、下を向いたりするとよいといわれています。
バリウムは体に吸収されないため、便となって体の外に排泄されます。しかし、バリウムには腸内の水分を吸収するはたらきがあるため、便が硬くなって便秘になりやすくなります。放っておくと何日も便が出ず腹痛や吐き気などに苦しめられ、ひどい場合には大きくなった便の塊によって腸に穴が開いてしまうケースも報告されています。そのため、バリウム検査後は下剤を使用してスムーズな排便を促すことが一般的です。
基本的に下剤はバリウム検査後に使用することが一般的です。効果の程度には個人差がありますが、2~6時間程度で排泄されるといわれています。なお、バリウムは白い便として排泄され、通常の便の色に戻るまでには1~2 日かかるといわれています。
バリウム検査後、24時間が経過しても白っぽい便が出ない場合は、早めに医師に相談しましょう。また、検査後にお腹が痛かったり、膨満感があったりする場合も医師に相談してください。
バリウム検査は、食道、胃、十二指腸などの粘膜にできた病気を発見できる検査です。内視鏡検査よりも苦痛が少ないとされており、胃がん検診などで広く行われています。バリウム検査で正確な結果を得るためには、正しい知識や理解のもと検査を受けることが大切です。検査の詳細を医師や看護師に確認し、指示に従って検査を受けるようにしましょう。
eHealth clinicの健康診断では、バリウム検査を行っています。幅広い検査や健診プランを用意しており、バリウム検査はオプションとして11,000円(税込:自由診療)で追加することも可能です。また、検査後は必要に応じて、精密検査やオンライン診療を生かしたフォローアップ、食生活のアドバイスなどのご案内をさせていただきます。「どの検査受けたらよいかわからない」「検査結果について詳しく知りたい」など、不安や疑問があればいつでもご相談ください。