子宮頸がん検診の超音波検診では何が分かるの? ~検査の内容や痛みの有無~
2023.02.27バリウム検査とは、造影剤であるバリウムと胃を膨らませる発泡剤を飲み、X線で胃の内部を撮影する検査のことです。日本人に多いがんの1つである胃がんを早期発見するために行われています。バリウム検査を正しく実施するためには、検査を受ける前は食事の時間や水分摂取について注意が必要です。食事に関する注意点を知り、バリウム検査を受ける際に役立てましょう。
食事に関する注意点を守らないと、バリウム検査を受けられなくなることがあります。注意すべきポイントをしっかり把握しておきましょう。詳細は医療機関によって異なりますので、事前に確認するようにしましょう。
eHealth clinicの健康診断ではバリウム検査を実施しています。ご安心して受けていただけるよう、検査前には丁寧かつわかりやすく説明させていただきます。ご不安ごとがあればいつでもご相談ください。ここからはeHealth clinicで実施しているバリウム検査の際の食事の注意点をご紹介いたします。
検査前日の食事は、一般的に22時までに済ませるように指示されます。22時以降、検査終了までは食事はできません。これは、胃や腸に食べ物が残っていると、異常との区別ができず正確な検査ができなくなる恐れがあるためです。また、前日の夕食は暴飲暴食を避け、なるべく消化のよいものを取ることを心がけましょう。
検査前日からアルコール類の摂取は控えましょう。胃粘液が増え、正確な画像の撮影ができなくなる恐れがあります。そのため、飲酒する時間にかかわらず、前日は禁酒することが大切です。
検診当日は基本的に絶食です。そのため、検査終了までは、たばこ、アメ、ガムなども禁止されます。胃が刺激されることで胃酸が分泌され、胃の壁にバリウムがつきにくくなることで、検査が適切にできなくなる可能性があります。結果、精密検査が必要となる場合があるので、検査が終わるまでは食べたりすることを控えましょう。
検査前の水分摂取は可能です。ただし、以下の点を守る必要があります。
以前は前日から水分摂取が一切禁止されていましたが、水分不足による検査値への影響や、熱中症の懸念から水分摂取の制限が緩和されています。ただし、水、白湯以外の飲み物はNGですので注意しましょう。
検査前に食事をしてしまうと、正確な検査ができない恐れがあるため、検査前に食事をとってしまった場合は原則中止、または後日実施となることが一般的です。
ただし検査前日の22時以降に飲食した場合でも、食後10時間以上経過していれば検査可能と判断されることもあります。そのため、もし食事をしてしまった場合は、医師や看護師、受付のスタッフなどに必ず伝えるようにしましょう。
無事にバリウム検査を終えた後は、バリウムを排出する必要があります。なぜなら、バリウムは体に吸収されない物質であり、胃の中に残ってしまうと体に悪影響を与える可能性があるからです。したがって、検査後は早めにバリウムを排出するために、下剤を服用することが一般的です。しかし、下剤だけではうまく排出できない可能性もあるため、食事や水分にについて以下の点に注意しましょう。
基本的に、検査後は食事制限など食事について何か指示されることはありません。ただし、何も食べないということは控えましょう。これは、食事することで腸が動くので、便の排出が促されるためです。したがって、検査後は普段通りに食事を取るようにしましょう。
この時、食物繊維の多い野菜類などを摂取すると、バリウムの排出を助けてくれるといわれています。
検査後は水、お茶などの水分を多めに摂取しましょう。水分不足になると便が硬くなり、バリウムの排出を妨げる恐れがあります。
バリウム検査後は下剤を服用するのが一般的です。多めの水と共に飲みましょう。
バリウムが排出され、通常便になるまでアルコールの摂取は控えましょう。アルコールには利尿作用があり、腸内でバリウムが固まりやすくなります。
以上のような点に注意し、普段通り食事をすることで通常バリウムは自然に排出されます。しかし、翌日になっても便が出ない場合や、腹痛がある場合は医療機関を受診しましょう。
バリウム検査の受診前後は、食事の注意点がさまざまあります。スムーズな検査のため、また正確な検査結果のために、検査前後で指示された注意点などは必ず守るようにしましょう。そのほかのバリウム検査に関する疑問点は、医師や看護師、受付のスタッフなどに確認するようにしましょう。
eHealth clinicの健康診断では、バリウム検査を行っています。幅広い検査や健診プランを用意しており、バリウム検査はオプションとして11,000円(税込:自由診療)追加することも可能です。また、検査後は必要に応じて、精密検査やオンライン診療を生かしたフォローアップ、食生活のアドバイスなどのご案内をさせていただきます。「どの検査受けたらよいかわからない」「検査結果について詳しく知りたい」など、不安や疑問があればいつでもご相談ください。