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2022.08.18

適応障害

適応障害とは

適応障害とは、日常生活におけるストレスによって心身のバランスが崩れ、生活に支障が出るときに診断される病気のことです。ストレスとなる状況や出来事などがはっきり分かっており、それに対して過剰な反応が起こることが特徴です。

特に職場環境などが原因となる適応障害は昨今の社会情勢などにより増加しているといわれ、事業者側ではメンタルヘルス不調*への対策が重要な課題となっています。

適応障害ではストレスの原因を明らかにし、それを回避することや、ストレスに適応しやすい環境を整えたり、場合によっては休養を取ったりすることが必要とされています。また、治療がうまく進めば早い段階で症状が改善され、職場に復帰することもできるといわれています。具体的な治療には精神療法(認知行動療法)や薬物療法などがあります。

*メンタルヘルス不調:国では“精神及び行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題を幅広く含むもの”と定義している。

適応障害の職場でみられる特徴

職場の人間関係や仕事内容などがストレスとなって適応障害を発症した場合、以下のような特徴がみられることがあります。

  • 職場ではうつ病のような状態になるが、職場以外では通常どおりに振る舞うことができる
  • 遅刻が増えるようになる
  • 無断欠勤をすることがある
  • 電話に出られなかったりメールを返せなかったりする

など

適応障害の方にみられる特徴はさまざまですが、仕事や対人関係をはじめとする社会生活を継続するのが難しい状態になることもあります。適応障害でなくてもストレスによってこのような状態になることはありますが、適応障害の場合はより過敏となります。

考えられる原因

職場や仕事が原因で適応障害になるケースでは、上司や職場の人との人間関係や業務内容の適性、転勤や異動による職場環境の変化などが影響するといわれています。このほかにも、人間関係や家庭での夫婦仲、親戚との関係、経済的な問題、さらに恋愛・失恋や病気などがきっかけになることもあります。

事業者側のメンタルヘルス対策のポイント

職場では、従業員のメンタルヘルス不調に関して、上司や周りの人が気付く体制を整えることが大切です。具体的なメンタルヘルス対策としては、未然に防ぐための1次予防、早期発見のための2次予防、職場復帰支援のための3次予防の3段階の取り組みが必要とされています。

  • 従業員に対し、メンタルヘルスケアに関する教育研修・情報提供を行う(1次予防)
  • ストレスチェック(後述)などによる従業員のストレス状態や職場環境の把握、改善に取り組む(1次予防)
  • 従業員のメンタルヘルス不調に気付ける環境作りと、気付いた後の対応(2次予防)
  • 職場復帰に関する支援(3次予防)

ストレスチェックとは

ストレスチェックとは、ストレスに関する質問に従業員が回答し、それを集計・分析することで、本人のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査のことです。

労働安全衛生法によって、従業員が50人以上いる事業所では従業員に対してストレスチェックを実施することが義務付けられています。特に事業者側は、従業員の健康問題に関して傾聴する機会を設け、必要に応じたサポート体制を整えることが必要です。最近では働き方が多様になっているため、時代に合わせたオンライン診療などのサービスを使うことも方法の1つです。

また、適応障害の場合はストレスになっている物事から離れ、心身ともに休むことが大切だといわれています。そのため、適応障害と診断された従業員がいる場合は、休職から職場復帰まで本人に合わせたサポート体制の構築、適応障害への理解、上司や産業医などとの連携も重要です。

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