高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
舌下免疫療法は花粉やダニに対するアレルギーを根本から改善することが期待できる治療であり、スギ花粉とダニが原因である場合にのみ受けられる治療法です。薬の服用は1日1回、数年間なるべく毎日継続する必要があります。そのため長期間の定期的な通院が必要であり、中には仕事で忙しく通えなくなる方もいます。
そこで本記事では、舌下免疫療法のオンライン診療について解説します。
当院で舌下免疫療法(シダキュア)をご希望の方へ。
シダキュアは、スギ花粉を原料としたエキスを使用した薬で、少量から摂取することで体を徐々に慣らし、スギ花粉によるアレルギー症状(スギ花粉症症状)を軽減します。この治療法は、アレルギー症状の根本的な治癒や長期的な症状の緩和(症状がない状態)が期待できる有効な治療法です。
現在、当院ではシダキュアを一定の数確保しており、シダキュアを始めたい方は事前にご予約の上、来院いただければと思います。ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
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オンライン診療とは、情報通信機器を通して患者の診察や診断、処方などを医師と患者間においてリアルタイムで行うことをいいます。
舌下免疫療法を希望する方で、仕事や家庭の事情などで通院が困難な方はオンラインで受けることが可能です。ただし、初診時はアレルギー検査や、医師の監督下での薬の服用などがあるため、基本的には対面での受診が必要です。アレルギーの病状が安定しており、2回目以降の処方、長期での薬の服用や定期的な診察が必要な方はオンライン診療を受けられる場合があります。
舌下免疫療法では、徐々に体をアレルゲンに慣らす必要があるため、数年は継続的な医療機関への受診が必要です。
1年、2年と継続すると効果が期待できる一方で、中断や飲み忘れによって効果の実感が遅くなることがあります。舌下免疫療法の治療効果は継続して薬を飲み続けることによって発揮されるため、服薬を中断すると振り出しに戻ってしまうことになります。
ただ、忙しい社会人の場合、月に1度の通院を2~3年続けるのはなかなか難しいことです。仕事が忙しくて通院できなくなるケースや、新型コロナウイルス感染症の影響で通勤を避け、治療を中断してしまうケースもあります。
そのような問題を解決するために、オンライン診療をうまく活用することで通院の負担を軽減し、治療継続につなげる動きが注目されています。
舌下免疫療法のオンライン診療は、スマホやパソコンなどの通信機器を使って自宅で受けられます。オンライン診療に必要なものとしては、スマホかパソコン(カメラ・マイク必須)、保険証(保険診療の場合)、クレジットカードなどが挙げられます。
受診のおおまかな流れは以下のとおりです。
ただし、初診においてはアレルギー検査や医師の監督下での薬の服用(副作用の確認)などを行うため、基本的には対面での診察が必要となります。
お薬または処方箋が家に届きます。事前に選択した薬局でお薬の受け取りも可能です。
定期的な受診(再診)にかかる費用は、保険適用(3割負担)で診察代と薬局での薬代を合わせて1か月あたり2,000~3,000円ほどです。加えて、オンライン診療の通信費(自己負担)がかかります。詳しくは事前に確認するようにしましょう。
舌下免疫療法は数年単位での通院が必要なため、治療を中断してしまう方も多いことが問題となっています。
そこで注目されているのがオンライン診療です。基本的に初回は医療機関で対面での受診が必要ですが、再診で症状が安定している場合、2回目以降の処方の場合はオンラインで受診できる場合があります。舌下免疫療法のオンライン診療について分からないことがあれば、医師に相談しましょう。
イーヘルスクリニック新宿院新宿でも舌下免疫療法を行っています。前述のとおり治療に際しては検査をするため受診が必要ですが、時間がない方はまずオンライン診療を活用して一度ご相談ください。
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花粉症対策には何をしたらよい? 〜日常生活の中でできる4つのポイント〜
花粉症ではどんな検査をするの? 〜問診や血液検査などで診断される〜
参考記事
記事監修:天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。予防医療に特化したメディカルクリニックで勤務後、2022年4月東京都新宿区に「イーヘルスクリニック新宿院」を開院。複数企業の嘱託産業医としても勤務中。
日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士、博士(公衆衛生学)の資格を有する。