高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
高血圧になるとむくみが起こるなどのイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?受診の目安を把握するためにも、高血圧の症状について理解しておきましょう。
① 平日20時まで、土日祝も診療
② オンライン診療対応で、すぐに薬が受け取れる
③ 管理栄養士による食事指導も実施
多くの場合、正常値より多少血圧が高くなっても自覚症状は出ないとされています。しかし、正常値よりもかなり血圧が高い場合は、頭痛、肩こり、めまいなどの症状が出ることがあります。ただし、こうした症状は日常生活でもよくみられるものなので、高血圧が原因かどうかを自分で判断するのは難しいでしょう。
高血圧症には、原因が明らかでない“本態性高血圧”と、原因となる病気がはっきり分かっている“二次性高血圧”の2種類があります。
前述のとおり高血圧は症状が出ないことが多いですが、二次性高血圧の場合は夜間の頻尿、集中力低下、血尿といった高血圧の原因となっている病気の症状が現れることがあります。
高血圧になると、血管の壁に強い圧力がかかり続けます。すると、血管が圧力に対応するために厚さが増して硬くなり、動脈が硬くなって弾力性がなくなる動脈硬化が進みやすくなります。動脈硬化が進むと、血管の弾力性がなくなって血管の中が狭くなるため、さらに血圧が高くなるという悪循環に陥ります。そして、この悪循環に陥ると合併症につながり、さまざまな症状が現れることがあるため注意が必要です。
合併症は血管が多いところほど起こりやすく、かつ血管が細いところほど早く進むため、脳や腎臓、網膜などから先に悪くなるとされています。さらに、血圧が高い状態が長引くと太い血管でも障害が起き、脳卒中(脳の血管が詰まったり、破れたりするなどで脳に血液が届かなくなる状態)や心臓病といった生命にかかわる病気につながる恐れがあります。
高血圧によって引き起こされる脳の合併症として、脳梗塞や脳出血があります。
脳梗塞や脳出血の発作が起きると、めまい、舌がもつれる、嘔吐、意識障害などが生じることがあります。それ以外にも、脳がダメージを受けた箇所によって、運動障害(半身が動かせなくなる)、ふらつき、けいれん、片目がぼやけるといった症状が現れることもあります。
高血圧によって引き起こされる目の合併症として、高血圧網膜症があります。高血圧網膜症とは、血圧が高くなったことが原因で、網膜(目の奥の光を感じ取る器官)の血管が傷つき、正常に機能しなくなる病気です。高血圧網膜症になると眼底出血などが起こり、視力が低下する可能性があります。
高血圧によって引き起こされる腎臓の合併症として、高血圧性腎障害や腎不全があります。血圧が高い状態が長く続くことで腎臓の血管が硬くなり、腎不全(腎臓が正常時の30%以下しかはたらいていない状態)が進行します。
尿にタンパク(蛋白尿)や赤血球(血尿)が出たり、むくみなどが現れたりすることもあります。腎機能の低下が進むと、人工透析を受けなくては生きられない状態になります。
高血圧によって引き起こされる心臓の合併症として、狭心症、心筋梗塞、心肥大、さらにそれらを原因とした心不全などが起こることがあります。
心臓に問題が起こると、疲れやすさ、顔や足のむくみ、動悸、息切れなどの症状が現れることがあります。また、狭心症や心筋梗塞が起こった場合は、締め付けられるような激しい胸の痛みを感じることもあります。
高血圧は、放置するとさまざまな臓器に悪影響を与え、脳卒中や心筋梗塞などの合併症を引き起こすことがあります。合併症は一度起こると治すことが難しく、病気が進行しないよう抑えるだけで精一杯になることも多いものです。そのため、できるだけ早めに医療機関を受診し、治療を始めることが大切です。
自覚症状が出たら病院に行こうと考える人もいますが、高血圧の症状である頭痛や肩こり、めまいなどは、血圧に関係なく生じることもよくあります。症状から高血圧かどうかを自己判断するのは難しいため、手遅れになる前に治療を開始できるよう、気になる症状があれば受診したり、定期的に検査を受けたりすることが大切です。
イーヘルスクリニック新宿院では、個々の患者様に最適な治療プランを検討し、理解しやすい形で治療オプションを説明し、患者様の了承を得た上で、治療方針を共に決定してまいります。当クリニックには、管理栄養士も常駐しており、食事に関する専門的なアドバイスもご利用いただけます。健康な未来への一歩を踏み出すお手伝いを心よりさせていただきます。