高尿酸血症の食事で気を付けるポイントとは?具体的な食事の注意点を解説
高血圧のある人が強い頭痛を感じて不安になった、または頭が痛いので血圧を測ってみたらいつもよりも数値が高くてビックリした、という経験はありませんか。血圧が高くなりすぎたために、頭に血がのぼって頭がズキズキするのではないかと思いがちですが、本当に頭痛は高血圧が原因なのでしょうか。
この記事では、高血圧と頭痛にはどのような関係があるのかを解説します。
① 平日20時まで、土日祝も診療
② オンライン診療対応で、すぐに薬が受け取れる
③ 管理栄養士による食事指導も実施
血圧は1日のうちに何度も変動していて、体の痛みやストレス、寝不足、寒冷、尿意などで簡単に上がります。たとえば急な痛みは、体の活動を活発にする役目を持つ交感神経のはたらきを強めるため、発汗や呼吸数の増加、血圧上昇などにつながります。
しかし、脳には全身の血圧が変化しても脳の血流を一定に保つ自動調節システムがあるため、高血圧の影響が脳に及んで頭痛になることはほとんどありません。たいていの場合は高血圧が原因で頭痛になったというより、頭の痛みのために血圧が高くなったと考えたほうがよいでしょう。頭痛だけではなく、腰痛や腹痛などの場合でも血圧が上昇することがあります。
そのため、まずは頭痛などの体の痛みや不調の原因を解消し、それでも血圧が下がらない場合は医療機関を受診することをおすすめします。
高血圧自体には自覚症状がほぼないうえ、高血圧によって頭痛を感じるケースはほとんどないと前述しましたが、例外もあります。高血圧の状態を長期間治療しないでいると、高血圧性脳症(高血圧性緊急症)という深刻な事態を招く場合があります。
高血圧性脳症とは、血圧が急上昇して脳の血流を保つ自動調節システムが機能しなくなった状態を指します。長期の高血圧患者では高いほうの血圧が220mmHg以上・低いほうの血圧が110mmHg以上で、正常血圧の人は高いほうの血圧が160mmHg以・低いほうの血圧が100mmHg以上で起こりやすく、早期に治療しないと命に関わります。
一般的な高血圧ならば、頭痛や吐き気を覚えることはほぼありません。しかし、高血圧脳症では急に異常な高血圧になるため、脳の血流を調節することができず脳に大きな負担がかかります。その結果、急な激しい頭痛や吐き気、嘔吐、意識障害、けいれん、昏睡などの症状が起こります。
脳以外にも、腎臓や心臓など全身のさまざまな臓器に影響が出ることがあります。
頭痛に限らず高血圧はこれといった症状がほとんどありませんが、高血圧が進行して合併症を発症すると自覚症状が現れます。
高血圧の合併症とは、高血圧が原因で全身の血管がダメージを受けた結果、心臓や腎臓、脳などの臓器に起こるさまざまな病気のことです。
以前から高血圧があり、息苦しさやめまい、頭痛などの自覚症状が現れたという場合は、何らかの合併症を起こしているかもしれません。
たとえば、息苦しさや胸痛、動悸、不整脈がある場合は心臓や心臓の血管が重大なダメージを受けているかもしれません。頭痛や記憶障害などがある場合は、脳の血管が柔軟性を失って詰まりやすい状態になっていることが考えられます。
そのため、高血圧を指摘されている人は、症状がなくても定期的に医療機関を受診して適切な治療や生活指導を受けることをおすすめします。
たいていの頭痛は高血圧によるものではなく、頭痛の痛みが高血圧を引き起こしていると考えたほうがよいでしょう。ただし、急激な強い頭痛とそれに伴う吐き気などが起こった場合は救急車を呼んだり、主治医に連絡してすぐに受診したりするなどの対応が必要です。
そのほか、高血圧の人に息苦しさやむくみ、ふらつき、麻痺などの自覚症状がみられた場合も医師に相談してください。
イーヘルスクリニック新宿院では、個々の患者様に最適な治療プランを検討し、理解しやすい形で治療オプションを説明し、患者様の了承を得た上で、治療方針を共に決定してまいります。当クリニックには、管理栄養士も常駐しており、食事に関する専門的なアドバイスもご利用いただけます。健康な未来への一歩を踏み出すお手伝いを心よりさせていただきます。