
「ぐっすり眠ったはずなのに、なんだか疲れが取れない…」
「健康的な生活を心がけているのに、体重が増えやすい…」
もしかしたら、その原因は「寝室の光」にあるかもしれません。近年、私たちが眠っている間に浴びるわずかな光(夜間光)が、肥満のリスクを高める可能性が指摘されています。それだけでなく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病にも繋がることがわかってきました。
今回は、最新の研究報告1 を交えながら、夜間光の健康への影響と、今日からすぐに実践できる対策について詳しく解説します。
夜間光とは、文字通り「夜間に浴びる光」のことですが、特に問題となるのは睡眠中に持続的に感じる光です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
「これくらいなら大丈夫だろう」と思っているわずかな光でも、私たちの体は敏感に感知し、知らず知らずのうちに影響を受けている可能性があるのです。
最近発表されたある研究1 によると、睡眠中に夜間光にさらされている人は、そうでない人と比較して、以下のような健康リスクが高まることが示されました。
これらの数値は衝撃的であり、睡眠環境がいかに私たちの健康状態に直結しているかを示しています。特に高血圧のリスクが大幅に上昇している点は見過ごせません。
では、なぜ夜間の光がこれほどまでに健康に悪影響を及ぼすのでしょうか?その鍵を握るのが、私たちの体に備わっている「体内時計(サーカディアンリズム)」です。
しかし、悲観する必要はありません。適切な対策を講じることで、夜間光のリスクは大幅に減らすことができます。今日からすぐに取り組める対策をご紹介します。
夜間の光環境を見直すことは、単に「よく眠れる」というだけでなく、将来の生活習慣病リスクを低減するための重要なステップです。小さな工夫が、あなたの体内時計を守り、日々の健康維持に繋がります。
もし、睡眠に関する悩みや、生活習慣病に関する不安がある場合は、抱え込まずに当クリニックにご相談ください。医師が詳しくお話を伺い、適切なアドバイスをさせていただきます。
当院では、GLP-1受容体作動薬(例:マンジャロ、リベルサスなど)を使用した肥満治療に加え、以下のようなトータルサポートを提供しています:
単なる「体重を落とす」だけでなく、健康的に痩せて、リバウンドしにくい体を作ることを目的としたメディカルダイエットをサポートします。
一般的な肥満外来(医療ダイエット外来)では、健康状態のヒアリングが不十分で、薬の処方が中心になっていることが多いのが現状です。しかし、イーヘルスクリニック新宿院の肥満外来(医療ダイエット外来)では、単に体重減量を目指すだけでなく、肥満によって引き起こされる健康問題の早期発見と治療にも重点を置いています。 当院の治療方針は”薬物療法”と”食事・栄養への介入”の2本柱で行っています。 診療は土日祝日も対応しており、24時間365日診療予約がネットから可能です。忙しい方でも受診しやすい体制を整えていますので、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください
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