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血液中の尿酸値が多くなっている状態である高尿酸血症。体内に尿酸がたまると結晶ができ、関節などに炎症を起こす痛風という病気を発症します。この高尿酸血症を防ぐには食事療法が大切であり、自覚症状がないうちから早めの対策が必要です。今回は、高尿酸血症の方が食事に気を付けるべき理由をはじめ、食事のポイントについて解説します。
① 平日20時まで、土日祝も診療
② オンライン診療対応で、すぐに薬が受け取れる
③ 管理栄養士による食事指導も実施
高尿酸血症は食事により改善が期待できます。高尿酸血症は遺伝的な原因もあるものの、食べ過ぎや飲み過ぎなどの食習慣が原因となることも多いからです。
尿酸値の高い状態が続くと、激痛を伴う痛風発作や尿路結石症の原因となるほか、腎機能への影響や、動脈硬化を引き起こす可能性もあります。自覚症状がないからといって、放置はいけません。
“尿酸を排出する”または“尿酸をつくりにくくする”ための食事療法が大切であり、そのためには以下がポイントになります。
これらを意識して実践し、尿酸値の改善を目指しましょう。
尿酸値を下げるための具体的な食事のポイントを5つに分けて解説します。
肥満がある方は食事のカロリーを控え、肥満解消を目指しましょう。内臓脂肪が蓄積すると尿酸の排泄が低下し、また尿酸の産生が増加することが知られています。
暴飲暴食を控え、脂質や糖質を抑えたメニューを意識するとよいでしょう。
食事療法というとマイナスなイメージを持つかもしれませんが、工夫次第では食事を楽しみながら食事療法を続けられます。このような食事のコツは、医師や管理栄養士によるアドバイスを受けるとよいでしょう。
アルコールは1日あたり、日本酒換算で1合までを目安にしましょう。
アルコールの中でも、ビールには尿酸のもとになるプリン体が特に多く含まれています。そのため尿酸値が高い方の中には“ビールだけに気を付ければよい”と思う方もいるかもしれません。
もちろんビールに気を付ける必要はありますが、アルコールの種類に限らず、アルコール自体に尿酸の排泄を妨げる、または産生を増加させるはららきがあることが分かっています。ビール以外のアルコール飲料についても、飲みすぎは控えましょう。
具体的に日本酒換算1合のお酒とは、以下が目安となります。
また週に2日以上の休肝日も推奨されています。お酒を飲む習慣のある方は“量を減らす”または“頻度を減らす”どちらかやりやすい方法から取り組んでみるのもよいでしょう。
食べ物に含まれるプリン体は、肝臓で尿酸に代謝されます。高尿酸血症の方はプリン体の摂取量について、1日400mgを超えないことが目標とされています。
以下は特にプリン体が多い食べ物です。
非常に多い(300mg~) | 鶏レバー、干物(マイワシ)、白子(イサキ、ふぐ、たら)、あんこう(肝酒蒸し) |
多い(200~300mg) | 豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、干物(マアジ、サンマ) |
*日本痛風・核酸代謝学会 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第3版)より作成
これらの食べ物はできるだけ控えたり、食べる量や頻度を少なくしたりするなどの工夫をしましょう。
水分は食事以外から1日2L以上を目安に取りましょう。
尿酸は水に溶ける性質があり、尿から体外へ排出されます。水やお茶を中心に、食事以外から1日2L以上を目安に補給してください。
水分補給が大切とはいえ、清涼飲料水や砂糖の入った飲み物はNGです。これらに含まれる果糖(砂糖の構成成分)は、プリン体分解を盛んにし、尿酸値を上げることが知られています。
尿酸値を下げるだけでなく摂取カロリーを適正にするためにも、基本は水やお茶で水分補給をしましょう。
野菜や海藻類に含まれるビタミンCや食物繊維には、痛風のリスクを下げるはたらきが期待されています。またカロリーが低いので、肥満解消にも役立つでしょう。
ブロッコリー、おくら、ほうれん草、枝豆、ピーマン、海苔などにビタミンCや食物繊維が豊富に含まれます。積極的に活用しましょう。
尿酸値が高くなる原因として、食習慣に関連する部分が多いため、まずは食事の工夫から行うことが大切です。食べ過ぎや飲み過ぎに注意し、野菜をたっぷり取り入れた食事を心がけましょう。ほかにも運動習慣の改善や薬物療法などが必要とされる場合があるため、医師の指導の下、適切な治療を受けてください。
イーヘルスクリニック新宿院の高尿酸血症治療では、本人の生活スタイルなどに合わせたよりよい治療法を提案します。医師はもちろん、看護師や管理栄養士などがチームになって高尿酸血症の改善をサポートします。オンライン診療も受け付けていますので、ぜひご相談ください。
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