
イーヘルスクリニック新宿院では、このたび、肥満症の適応がある新しい治療の選択肢として、ウゴービの処方を開始いたしました(自費診療)。
ウゴービ(Wegovy)は、2023年11月に厚生労働省より、高度肥満症を対象として承認されたGLP-1受容体作動薬です。従来の治療薬と比較して、より高い減量効果が期待できると注目されています。
ウゴービの主成分である「セマグルチド」は、GLP-1というホルモンに似た働きをする成分です。セマグルチドが脳の満腹中枢に働きかけることで、以下のような作用が期待できます。
これにより、無理なく食事量のコントロールをサポートし、体重減少へと導きます。
さらに、最近の研究では、2型糖尿病がない肥満症の人に対して、ウゴービを使用することで、心筋梗塞や脳卒中などの心血管系イベントのリスクが、偽薬(プラセボ)を使用したグループと比較して20%ほど低下する可能性が示唆されました(出典:N Engl J Med.2023;389(24):2221-2232. 詳細はこちら: https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2307563)。
すなわち、ウゴービは抗肥満薬にとどまらない可能性を秘めていると言えます。
イーヘルスクリニック新宿院では、ウゴービを自由診療にて処方しています。 当院は、お忙しい方でも治療を受けやすい環境を整えています。
「近くに取り扱いのある医療機関がない」「まずは話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください。
当院では、肥満症治療薬のウゴービをはじめとするGLP-1受容体作動薬を用いた肥満症治療において、以下のようなトータルサポートを行っています。
患者様一人ひとりの状態に合わせ、安心して治療に取り組んでいただけるよう、多角的にサポートいたします。ご興味のある方は、ぜひ一度当院までお問い合わせください。
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