水素ガス吸入療法

日本人の2人に1人が生涯でがんに罹患すると言われている現代で、早期発見はがん治療の結果を左右します。一方で「内視鏡検査は苦手」「CTの放射線被ばくが心配」という声は少なくありません。
近年、1回の採血でがんリスクを調べる最新のスクリーニング検査CancerFind™(キャンサーファインド)が注目されています。身体への負担が少なく、1回の採血で12種類の主要ながんを同時にチェックできます。従来のがん検診に新たな選択肢を加えるものとして、医療現場でも期待されています。
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記事監修:天野方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
経歴:埼玉医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院や足利赤十字病院などで勤務。2016年、帝京大学大学院公衆衛生学研究科へ入学。2018年、ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H. Chan School of Public Health)へ留学。予防医療特化のメディカルクリニックで勤務後、2022年「イーヘルスクリニック新宿院」開院。
専門分野:腎臓内科、抗加齢医学(アンチエイジング)、産業医学
資格:日本腎臓学会専門医・指導医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、公衆衛生学修士・博士
CancerFind™について以下を解説します。

CancerFind™が採用しているのは、液体生検(リキッドバイオプシー)と呼ばれる技術です。液体生検とは、血液中に漏れ出したDNAを高精度に検出・解析し、体内のがんの状態を調べる検査方法です。がん細胞の一部が壊れる際、血液中にがん由来のDNA(ctDNA=血中循環腫瘍DNA)を放出する特徴を活用しています。
組織を直接採取する従来の生検とは異なり、採血だけで検査が完結するため、身体への負担が少ない特徴があります。がんのサイズが1cm未満であっても、検出できる可能性があり、早期発見への貢献が期待されています。

がんの種類ごとに血液を分けて調べる必要はありません。血液中に放出されるctDNAには、どの臓器のがんに由来するかを示す情報が含まれています。CancerFind™では、AIを活用した統合解析モデルで解析します。具体的には、以下の3種類の異なるDNA特徴を同時に解析しています。
情報を組み合わせることで、1回の採血から全身のがんリスクを包括的に評価することが可能です。最先端の遺伝子解析技術を基盤にすることで、従来では捉えられなかった微量のがん検出が期待できます。
CancerFind™(キャンサーファインド)では、1回の採血で以下の12種類の固形がんを同時にスクリーニングします。
日本人に多い、主要ながん種を網羅している特徴があります。膵がんや卵巣がんなど、早期段階では自覚症状が出にくく発見が遅れがちです。CancerFind™を活用することで、自覚症状のないがんの早期発見が期待できます。定期的な検診と組み合わせることで、より広範ながんリスクの管理が可能です。

CancerFind™(キャンサーファインド)は、がんのシグナルの有無を判定するだけではありません。がんのシグナルが検出された場合、DNA情報をもとに、がんの可能性が高い原発部位を予測する機能を備えています。MCED検査に関する先行研究では、上位2つまでの原発部位予測が実際のがん種と一致する精度として85.3%が報告されています。
「大腸がんの可能性90.2%、膵がんの可能性4%」などの形で、疑われるがん種を確率とともに提示します。検査後に「どこを調べればよいかわからない」不安を軽減し、消化器内科や婦人科など、適切な診療科への受診がスムーズになります。
CancerFind™の臨床試験では、健康な方を正しく判定できる割合(特異度)が98.0%という結果が示されています。100人の健康な方が受検した場合、98人を正しく「異常なし」と判定できることを意味します。実際にがんがある方を正しく検出できる割合(感度)は全体で89.3%に達しています。
他にも以下のがん種で高い検出率が確認されています。
従来の腫瘍マーカー検査と比較しても精度が高いです。偽陽性(健康なのに異常と判定される)が出にくい点は、受検者にとって安心材料となります。

従来の腫瘍マーカー検査や画像検査、内視鏡検査との違いについて解説します。
腫瘍マーカーとは、がん細胞が産生するタンパク質などを血液中で測定する検査です。健康診断のオプションとして広く普及しています。一方で炎症や良性疾患、生活習慣などでも数値が変動するため、がんがなくても高値になる可能性があります。早期がんではマーカーが上昇しにくく、発見が遅れるケースも少なくありません。
CancerFind™は、がん細胞が直接血液中に放出するDNAを解析するため、より高精度にがんのシグナルを捉えます。腫瘍マーカーの補完的な検査として、あるいは「腫瘍マーカーで異常はなかったが、もう一歩踏み込んで調べたい」方に適しています。
腫瘍マーカー検査について詳しく知りたい方は、当院の腫瘍マーカー検査(がん検査)のページもご覧ください。
>>腫瘍マーカー検査(がん検査) – イーヘルスクリニック新宿院
CT・MRIは、がんの形や大きさを画像で確認できる有用な検査です。一方で、一定以上の大きさにならないと検出が難しく、CTでは放射線被ばくの問題もあります。内視鏡検査は、消化管のがんを直接確認できる精度の高い検査です。しかし、検査時の身体的な負担や、前処置の煩わしさを理由に受診をためらう方も多いです。
CancerFind™(キャンサーファインド)は採血のみであるため、放射線被ばくや身体への侵襲がなく、繰り返し受けやすいです。ただし、シグナルが検出された場合は、画像検査や内視鏡などの精密検査を組み合わせ、診断を確定する必要があります。それぞれの検査の特性を理解したうえで、上手に組み合わせることが早期発見につながります。
画像検査や内視鏡検査、腫瘍マーカーなど当院で対応している検査については、検査機器・設備ページをご確認ください。
>>検査機器・設備|イーヘルスクリニック 新宿
CancerFind™は、以下のような方に特にお勧めの検査です。
自覚症状がない段階から、がんリスクを把握したい方や定期的な検診に加えて、広範囲のチェックをご希望の方に適しています。家族歴による遺伝的がんの不安を抱えている方にも、リスク管理の一環として活用できます。
健康診断の腫瘍マーカーや画像検査で明確な異常は出なかったものの、不安をお持ちの方の安心材料としても活用いただけます。
CancerFind™は高精度なスクリーニング検査ですが、注意点もあります。あらかじめご理解いただいたうえで、受検されることをお勧めします。
検査はがんの確定診断を行うものではありません。「シグナル検出あり」結果は、がんが存在する可能性を示すものです。そのため、画像検査や内視鏡などの精密検査で確認する必要があります。反対に「シグナル検出なし」の場合も、がんの存在を100%否定するものではありません。定期的な受検と既存の検診を継続することが大切です。
以下に該当する方は、検査をお受けいただけない可能性があります。
検査結果のご不明点や、精密検査が必要と判断された場合は、適切な診療科へのご案内を含めてサポートいたします。乳がんが気になる方は、乳がん検診についてもあわせてご確認ください。
>>乳がん検診|イーヘルスクリニック 新宿

CancerFind™(キャンサーファインド)検査を受ける場合の主な流れは、以下のとおりです。医師の判断によっては、順序が前後したり、受けられない可能性もあるため、予めご了承ください。
医師によるカウンセリングを行います。現在のお体の状態や既往歴、ご不安な点などをお伺いしたうえで、検査の内容や結果の見方についてご説明します。カウンセリング後、専用の採血チューブを用いて検体を2本採取します。採血量は約20mlで、通常の採血と同様の手順で行われます。
検査前のお食事制限や特別な前処置は不要ですので、お仕事やお出かけの合間にもお立ち寄りいただけます。
採取した血液サンプルは、IMBdx社の認定検査施設へ送付します。次世代シーケンシング(NGS)による全ゲノムメチル化解析が行われます。解析にはAIを用いた統合的なデータ処理が行われ、結果レポートの作成までに約2〜3週間を要します。
検査施設はCAP(米国病理学会)認証、CE認証(EU医療機器規制)など国際的な品質基準を取得しております。精度管理が徹底された環境で解析が行われます。
解析が完了したら、結果レポートをご案内します。結果は「シグナル検出あり(Detected)」「シグナル検出なし(Not Detected)」の形でお伝えします。検出があった場合、疑われるがん種と確率も併せてご説明します。
今後精密検査が必要な場合は、適切な診療科へのご紹介も含めて対応いたします。結果の内容についてご不明な点は、どんな些細なことでも医師にご相談ください。

CancerFind™(キャンサーファインド)は自由診療(保険適用外)の検査となります。
検査費用
198,000円
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詳細については、CancerFind™(キャンサーファインド)はWEB予約フォームからお問い合わせいただけます。ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。当院スタッフが丁寧にご対応いたします。
健康診断や各種オプション検査とあわせて、がんリスクを幅広く確認したい方は、当院の健康診断ページもご確認ください。
>>健康診断コース|イーヘルスクリニック新宿院
>>尿中エクソソーム|イーヘルスクリニック新宿院

CancerFind™(キャンサーファインド)は、1回の採血で12種類の主要ながんを同時にスクリーニングできる最新の検査です。身体への負担が少なく、放射線被ばくもありません。忙しい方や従来の検診に抵抗を感じていた方でも受けやすい選択肢です。
CancerFind™(キャンサーファインド)はあくまでスクリーニング検査であり、確定診断には精密検査が必要です。「異常なし」の結果であっても、定期的な受検と既存の検診の継続が大切です。検診結果への不安や家族歴による遺伝的な心配などを抱えている方は、ぜひご検討ください。
CancerFind™(キャンサーファインド)を提供する韓国のIMBdx社は、韓国株式市場(KOSDAQ)に上場している企業です。液体生検技術を中心とした多角的な事業展開を行っており、検体を的確に精査できる環境が整っています。
イーヘルスクリニック新宿院は、新宿三丁目駅から徒歩1分というアクセス至便な立地にございます。
当クリニックでは、生活習慣病の早期発見・予防をはじめ、より高い健康水準の維持やアンチエイジング対策まで、幅広い医療サービスの提供に取り組んでおります。
一般的な保険診療に加え、定期的な健康診断も設けております。健康診断結果に沿った問題点へのアプローチやサプリメントの提案、栄養カウンセリングなどにも力を入れています。患者様一人ひとりの健康と幸福を総合的にサポートいたします。
イーヘルスクリニック新宿院では、オンライン診療や忙しい方でも継続しやすい環境を整えております。まずは一度、お気軽にご相談ください。
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